Rd.16 Wales Rally GB

30 Nov to 2 Dec 2007

LEG ONE

ラリー・GB レグ1 大荒れコンディションの中、ソルベルグが4位

30 November 2007

Copyright © STI 

スタート

108台がレグ1をスタートした。

ルート

木曜日夜にカーディフでのセレモニアルスタートの後、レグ1はスワンジーにあるウォーターフロント施設のサービスパークからスタートし、3本のステージを2回ループした。スワンジーの北東部に設定されたナローで木が立ち並ぶステージは、ブレコンの丘陵地帯やマーサー・ティドヴィルにまで広がった。レグ1のステージ走行距離は約141kmとこのラリー最長レグとなった。

天気

レグ1は、高地ステージでは霧で始まり気温は9度。SS4までには激しい雨が降り始め、午後まで続いた。

SUBARUワールドラリーチームの概要

2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦の初日、ペター・ソルベルグと、地元ウェールズ出身のコ・ドライバー、フィル・ミルズのクルーは、厳しいコンディションの中、しっかりと集中力を保ちながら安定した走りを見せ、総合4位と手堅いポジションにつけた。SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)からエントリーしている3台はすべて、トップ9で初日を終えた。

英国ウェールズ地方の初冬開催となったこのイベントでは、著しく難しいコンディションとなった。朝方は霧のために視界が10mほどと悪く、午後前には激しい雨と強風が吹き荒れ、コースはさらに過酷な状況となった。ブレコン・ビーコンを抜けるマディなコースは、午後のリピート走行時にはさらに荒れてラフとなった上に、横殴りの雨も加わって、今季最もトリッキーなコンディションとなった。

ペター・ソルベルグとフィル・ミルズは、SS1で高速スピンを喫したがトラブルなしで切り抜けた。過去このイベントで好リザルトを連発してきたクルーはここから復帰し、大きなトラブルもなくこの日を走り切った。多くのドライバー同様、ソルベルグはリピート走行時には曇ったフロントガラスに苦戦したが、この日最後のステージで総合4位に浮上した。

この日28歳の誕生日を迎えたクリス・アトキンソンとコ・ドライバーのステファン・プレボは、開幕2SSをトラブルなしで走り切ったが、SS2では深い霧に見舞われた。午前最後のステージ(SS3)では、高速でスピン。6速でほぼドリフト状態となったが、中盤のサービスでトラブルを修復、SUBARUインプレッサWRC2007のバランスが改善された。SS5、6ではフロントガラスが曇ってしまい視界がさらに悪化。2分近くをロスして、6位に僅差の7位に後退となった。

チェビー・ポンス/チェビー・アミーゴ組もSS2ではスピンを喫したほか、午前のループではオーバーステアに悩まされ、難コンディションの中でハードなプッシュをかける自信に満たなかった。サービスで変更を行い、厳しい天候の中でナロー&ツイスティな難関コースに攻めるためには欠かせない安定性が向上した。この日最後のステージでは、ソルベルグ、アトキンソン同様に曇り取りのトラブルに見舞われたが、トラブルなしのまま、総合9位で帰還を果たした。

チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「全ドライバーが、計画通りにこの難しいイベントを安定したペースでスタートした。どのコンペティターもステージでは大荒れの天候に見舞われているので、競技2日間を残している時点で、ペターの総合4位、クリス・チェビーのトップ10圏内には満足している」

ペター・ソルベルグ
「このようなコンディションのラリー・GBは、これまで見たことがない。今日は本当にストレスの溜まる一日だったが、かなりいい内容の日でもあった。路面があまりにスリッパリーなので、かなり楽しめたよ。4位という位置は悪くはないが、ここから上がっていきたい。ポジションアップのために全力を尽くしていくので、明日を楽しみにしている。タフで長いラリーになると思うので、ポディウムをあきらめはしない」

クリス・アトキンソン
「最後の2本のステージでは、ガラスが曇ったままになってしまい苦戦した。ずっと僕の側で曇っていたので、ほとんど視界がなかった。辺りを見回すために、頭を下げながらドライブしていたよ。最後のステージでは、僕側の窓を開けたままドライブしたら良くなったけれど、泥が入り込んできた。今日のコンディションは、激しい雨に深い霧、全く視界がなく、想像もつかないようなものだった。マシンへの絶対の自信が必要だし、今日はトラブルが発生した人も多かったと思うよ」

チェビー・ポンス
「最後の3本のステージでは、フロントガラスが完全に曇ってしまい、とにかく何も見えなかった。信じられないよ。そして最後のステージはとても霧が深くて、本当に難しかった。こんなコンディションは僕は初めてだったけど、でも最終的には帰還できたので、OK。これが大切なことだ。このコンディションでは視界が重要だから、フロントガラスの調子がよければもっといい走りができると思う。楽しみにしているよ」

1 Mikko HIRVONEN FORD Focus RS WRC 07 1:17:30.3  
2 Marcus GRONHORM FORD Focus RS WRC 07 +39.6  
3 Sebastien LOEB CITROEN C4 WRC +57.9  
4 Petter SOLBERG SUBARU IMPREZA WRC2007 +1:34.0  
5 Daniel SORDO CITROEN C4 WRC +2:37.9  
6 Matthew WILSON FORD Focus RS WRC 06* +5:01.3  
7 Chris ATKINSON SUBARU IMPREZA WRC2007 +5:02.3  
8 Manfred STOHL CITROEN Xsara WRC +5:37.9  
9 Xavier PONS SUBARU IMPREZA WRC2007* +5:57.5  
10 Andreas MIKKELSEN Ford Focus RS WRC* +6:41.8  
* 非マニュファクチャラーエントリー

Leg2の概要

明日のレグは、カーディフ・ミレニアム・スタジアムの屋内で行われる1.1kmのスーパーSSを含む7SSが設定される。サービスパークの北東部に設定される2回のループに分けて設定されるステージは、ブレコンビーコンのさらに奥へと入っていくため、天候はさらに悪化するものと見られる。