■主な経歴:
2007年 WRCドライバーズ選手権5位
2006年 WRCドライバーズ選手権6位
2005年 WRCドライバーズ選手権2位
2004年 WRCドライバーズ選手権2位
2003年 WRCドライバーズ選手権チャンピオン
2002年 WRCドライバーズ選手権2位
2002年 ラリー・GBでWRC優勝
2000年 SUBARUワールドラリーチームと契約
1998年 ノルウェー・ラリー・グループAチャンピオン
1997年 ノルウェー・ヒルクライム チャンピオン
1996年 ノルウェー・ラリークロス及びヒルクライム・チャンピオン
1995年 ノルウェー・ラリークロス及びヒルクライム・チャンピオン

ペター・ソルベルグ

フィル・ミルズ
1974年11月18日
ノルウェー・アスキム生まれ
モナコ在住
既婚:パニラ夫人、長男オリバー
ラリー初参戦:1996年
WRCデビュー:1998年 スウェーデン
コ・ドライバー:フィル・ミルズ
趣味:サイクリング、スカッシュ、ラジコン、釣り、スノーモービル
Website:www.pettersolberg.com

ソルベルグとモータースポーツの出会いは11歳のときにさかのぼる。父のラリークロス(ダートトライアルに似たオフロード競技)車両整備の手伝いが始まりだった。1992年にラリークロスにレースデビューすると、1995年には21戦中19勝という圧倒的な成績でタイトルを獲得した。WRCデビューは98年。デビュー戦となったスウェーデンは、14位にとどまったが、2000年にはトップドライバーの兆しを見せ始めていた。この年8月にSUBARUへ移籍すると、翌2001年、ギリシャで初めての2位表彰台を獲得、アルゼンチンとコルシカでは5位、スウェーデンで6位に入った。2002年にはGBで自身のWRC初優勝を遂げ、チャンピオンシップでも2位につける。2勝目を挙げたのは翌2003年のこと。この年はターマックでの初優勝となったツール・ド・コルスの他勝利を重ね、4勝となった最終戦ラリー・GBでは、初のワールドタイトル獲得も決めてしまった。

2004年はディフェンディングチャンピオンとしてセバスチャン・ローブと激しいバトルを繰り広げたが、シーズン5勝をマークしたものの、僅差でランキングは2位で終えることになる。2005年のラリー・GB以来勝利からは縁遠くなっているが、しかしその間も、ソルベルグの気質たる勝利への欲望とそれに向かってひたむきに打ち込む姿勢は変わることはない。

ペター・ソルベルグと言えば、人なつこくそして何事にも積極的である。その華やかな振る舞いから、「ハリウッド」の異名を受けたこともあるが、クルマのセットアップと改良について常に深く思考を巡らせる一面を持っている。近年では富士重工業の量産車両の開発評価にも関係しており、単なる親善大使としてだけでなく、SUBARUフィロソフィーを最も深く理解しているドライバーである。

1963年8月30日
ウェールズ・トレフェグルウィス生まれ
ウェールズ・ニュータウン在住
パートナーのヘレン、長女シオネド、長男イワンと暮らす
ドライバー:ペター・ソルベルグ
趣味:射撃、サイクリング、腕時計収集
ラリー初参戦:1983年
WRCデビュー:1994年


かつてチームコーディネーターの仕事をこなしたことがあるように、その周到な準備には定評のあるベテランコ・ドライバー。フィル・ミルズと、ソルベルグとのコンビは、WRCの中でも長期に渡る関係を築いている。1999年にソルベルグがWRCデビューして以来、ソルベルグと仕事場を共にしてきた英国ウェールズ出身のミルズにとって、母国イベントでタイトルを決めた2003年のラリー・GBは忘れられないものとなったことだろう。

エキサイティングなラリーマシンの中で、冷静沈着にドライバーをコントロールするコ・ドライバーという重責を、完全主義のソルベルグ相手に務めることができるのも、またミルズの献身的な仕事への打ち込む姿勢によるものであることは疑いない。くったくのない笑顔の裏に豊富な知識を備えるWRC界きっての名コ・ドライバーは、ソルベルグが絶大な信頼を寄せる揺るぎないパートナーだ。