NURBURGRING 24H RACE

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24時間経過
SUBARU WRX STI、5度目のSP3Tクラス優勝を達成

RACE REPORT

午後3時半、波乱のレースにチェッカードフラッグが振られ、第46回ニュルブルクリンク24時間レースは幕が下ろされました。チェッカーの1時間前に起きたSUBARU WRX STIのエンジントラブルは、ピットボックスでメカニックによって修復され、午後3時15分に山内英輝がコースイン。一周グランプリコースを周回して異常がないことを確認し、北コースに向かい、最後の2ラップを力走。チェッカードフラッグが振られるコントロールラインを通過して、SUBARU WRX STIに5度目のSP3Tクラス優勝をもたらしました。総合順位62位、周回数は112周でした。たくさんのご声援ありがとうございました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 62 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 112 9m 10s 316ms
2 95 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 99 9m 52s 498ms
3 116 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 73 10m 3s 345ms
23時間経過
再スタート30分後、WRX STIにエンジントラブル発生。

RACE REPORT

午後2時半、再スタート後、雨の中11分台のハイペースで周回しましたが、111周目のグランプリコースのショートカット入り口でストップ。オフィシャルによってピットロードに導かれ、なんとかピットボックスに戻ることができました。現在、メカニック達の懸命な修復作業が行われています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 51 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 110 9m 10s 316ms
2 95 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 94 9m 52s 498ms
3 119 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 68 10m 3s 345ms
22時間経過
状況が好転し、レースはリスタート

RACE REPORT

午後1時35分にピットロードがクローズされ、その後セイフティカー先導でレースが再開されることになりました。#90 SUBARU WRX STIには、山内英輝が乗っています。しかし、グリッド周辺はミルクを流したような濃霧で視界は良好とは言えません。13時45分に再スタートです。
21時間経過
濃霧のためレースは赤旗中断となりました

RACE REPORT

午前11時58分、濃霧のため赤旗が提示され、ニュルブルクリンク24時間レースは中断となりました。全車ピットレーンで待機の指示が出ています。レースコントロールからは「早くとも午後1時15分以前のリスタートはないこと」、「次のインフォメーションは12時45分に発表されること」が伝達されました。現在気温11度。#90 WRX STIの総合順位は50位で109周を完了しています。
20時間経過
今度は霧です

RACE REPORT

午前11時半。11時過ぎにはヴァンダムがピットイン。#90 WRX STIはシュリックにドライバー交代してコースに戻って行きました。ナイトセッションの間活躍し、デイライトになったため外していたグリルライト(ラジエターグリル部分に補助ライト2個がついている)を再び装着しています。何故なら、今度はあたりに霧が出て視界を確保しづらくなったためです。気温は12度で変わりなく、上空の雨雲も当面消えそうにありません。ヴァンダムは、「インタミタイヤは正解でした。気温が低くてタイヤの発熱が遅く少し苦労しましたが、タイム的には良かったと思います」と語っています。レースは残り4時間となりました。11時36分時点での総合順位は52位、106周。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 52 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 106 9m 10s 316ms
2 95 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 91 9m 52s 498ms
3 120 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 64 10m 3s 345ms
19時間経過
再び雨。スリックタイヤを見送ったのは大正解

RACE REPORT

午前10時半。井口の#90 WRX STIがピットに滑り込み、タイヤを交換してヴァンダムがピットアウトしていきました。それまで路面の水がはけ、レコードラインがほぼドライとなっていたため、チームは次のスティントをスリックタイヤで行く判断をしていました。しかし、ピットイン直前にパラパラッと雨が降り出したため、急遽インターミディエイトを選択することになりました。辰己監督は、「少し前にピットに入った(同じピットを使う)ファルケンチームの2台はスリックで出ていきました。私たちももう少しピットインが早ければスリックで行ったでしょう。ここは見送ったのが正解です。今回は運に助けられました」と語っています。午前10時36分現在、総合53位、101周。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 53 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 101 9m 10s 316ms
2 86 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 91 9m 52s 498ms
3 126 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 59 10m 3s 345ms
18時間経過
井口もハイペースで追い上げを図る

RACE REPORT

午前9時半。井口は総合55位にまでポジションアップしました。この時間帯はまた一時的に雨が上がり、路面も多くの部分でレコードラインは乾いています。インターミディエイトタイヤを装着する井口の#90 WRX STIは、山内の読み通り雨量の少ない中、より速いペースで上位車に迫り、オーバーテイクしています。ただし、上空には雨雲がまだ居座っているため用心が必要です。午前9時36分時点で、#90 WRX STIは総合55位、周回数は97周となっています。このあと日本時間10時からJスポーツでTV中継が入ります。SUBARUライブ配信と合わせてご覧ください。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 55 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 97 9m 10s 316ms
2 83 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 89 9m 52s 498ms
3 126 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 55 10m 3s 345ms
17時間経過
浅溝タイヤでさらにAWDの特徴を引き出す

RACE REPORT

午前8時半。山内から引き継いだ井口が#90 WRX STIに乗っています。タイヤはレインからインターミディエイトに変更しました。山内のスティントでは雨量が少なくなっていたので、この状況が続くと見ての選択です。レインタイヤで速いペースを築いていた山内は、「もっと激しいヘビーウェットの時間帯をティムさんが2スティント分乗ってくれたので、感謝しています。僕のスティントも水溜りが多く、リアが流れることもあったので、少し抑えめに走っていました。それでもトップ20のタイムで周回できていたなら、AWDのアドバンテージのおかげですね。走っている間は他車のタイムはわからないんですよ」。8時36分時点で総合58位、周回数は90周。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 58 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 90 9m 10s 316ms
2 85 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 84 9m 52s 498ms
3 129 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 50 10m 3s 345ms
16時間経過
残り8時間。WRX STIはトップ60目前

RACE REPORT

午前7時半。雨量は落ち着いていますが、現在の気温は12度で、寒さが増してきました。#90 WRX STIは山内がドライブしています。AWD車のWRX STIは、不安定なコンディション時にこそ強みを発揮し、現状のフルウェット路面では一周11分台前半のラップタイムで周回しています。ドライなら8分台前半で走るトップグループのFIA GT3車両が9分台後半、トップ20に入るセカンドグループが10分台なので、その速さが光ります。午前7時36分時点の総合順位は62位で周回数は合計85周。トップ60に割って入るのは時間の問題と考えられます。レースは残り1/3となりました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 62 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 85 9m 10s 316ms
2 86 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 80 9m 52s 498ms
3 129 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 45 10m 3s 345ms
15時間経過
またしても難しいコンディションに

RACE REPORT

午前6時半。ピットエリアからは朝焼けに続いて真っ赤な暁の太陽が見えます。グランプリコースには雨はほとんど降っておらず、一部ではレコードラインが既にドライ化しつつあります。ところが、北コースに入るととたんに雨が降り出し、特に最も深い場所ではワイパーが捌き切れないほどの降雨があるようです。最初4周走行した時点で雨がひどくなったためピットインし、タイヤ交換と給油を済ませたシュリックは、約2時間走行して山内に交代しました。午前6時36分時点の#90 WRX STIの総合順位は65位(周回数80周)。その後パドックエリアにもまたしても雨が降り始めました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 65 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 80 9m 10s 316ms
2 87 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 75 9m 52s 498ms
3 129 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 40 10m 3s 345ms
14時間経過
空が白み始めました

RACE REPORT

午前5時半。雨は降り続いていますが、徐々に空は白み始めました。雨量が多い場合はレインタイヤが必要で、さほどひどくなければインターミディエイトタイヤをセレクトします。SUBARUディーラーメカの皆さんは、慣れない徹夜作業と戦いながら、タイヤの準備に余念がありません。富山から来た北陸スバルの中山さんは、「もちろん眠いです。でも無線でドッティンガーストレートにクルマがさしかかっている、と聞くと背筋がピンとします」と話しています。午前5時36分時点で#90 WRX STIは、75周を走り総合66位。レースは残すところ10時間となりました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 66 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 75 9m 10s 316ms
2 87 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 71 9m 52s 498ms
3 133 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 36 10m 3s 345ms
13時間経過
ノルドシュライフェはヘビーウェットに

RACE REPORT

一時的に止んでいた雨は、午前4時半には再び降り出し、特にノルドシュライフェ(北コース)ではヘビーウェットとなっている模様。この雨に足を取られてクラッシュするクルマも出ています。特に注意して走り続けて欲しいものです。一方、SUBARUテントでは恒例のニュルカレーの準備ができ、チームメンバーは舌鼓を打ちました。眠気と疲労の溜まった身体に、カレーのスパイスがピリッと利きます。4時36分時点で、#90 WRX STIはシュリックがドライブ中。周回数70周で総合68位、SP3Tクラス首位です。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 68 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 70 9m 10s 316ms
2 88 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 67 9m 52s 498ms
3 134 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 32 10m 3s 345ms
12時間経過
予報通り雨が降り出しました

RACE REPORT

午前3時前に降り出した雨は、あっという間に全長25kmのコース全域を濡らし、ウェットコンディションとなりました。SUBARU WRX STIを駆る井口がピットインする周のことでした。井口は、「(インラップの)コース前半で降り出したんですけど、北コースの中間部分はドライでまた後半がウェットという難しいコンディションでした。だからタイヤはインターミディエイトが良いのでは、と(チームに)伝えました」と話しています。その後、一旦雨は止みましたが、このあと朝方まで降り続けるようです。3時36分現在、ヴァンダムが乗る#90 WRX STIは65周を終え、総合72位SP3Tクラス首位を走っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 72 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 65 9m 10s 316ms
2 92 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 62 9m 52s 498ms
3 136 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 27 10m 3s 345ms
11時間経過
井口がSP3Tトップを快走

RACE REPORT

午前1時半過ぎ、総合トップを走る#911ポルシェ911 GT3 R(ロマン・デュマ)がまさかの単独スピン。ガードレールに激突して停車するという大波乱が発生しました。代わって首位に着いたのは、同じマンタイレーシングの#912ポルシェ911 GT3 R。山内からバトンを受け継いだ井口は、56周目に入ったところで#94 VWゴルフ7を捉え、SP3Tクラス首位を確かなものとしました。スタートから11時間経過時点での順位は、総合78位(周回数60周)、クラストップです。雨雲がニュルブルクリンク上空に向けて発達中との知らせあり。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 78 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 60 9m 10s 316ms
2 92 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 57 9m 52s 498ms
3 137 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 22 10m 3s 345ms
10時間経過
SUBARU WRX STI、クラス首位に戻す

RACE REPORT

山内のスティントではイエローコーションも少なく、#90 WRX STIはリズミカルに周回しました。先行する#94 VWゴルフ7との差を毎周数十秒ずつ詰め、1時過ぎには20秒差に迫りました。そしてピットインする周回のクロスタタルコーナー(第一カルッセルの手前)で#94 VWゴルフ7を捉えると一気に引き離しました。ピットインして井口に交代した山内は、「クルマはとっても良い状態で、9分台前半で十分走れます。#94を抜いてクラストップになったのはわかりませんでした」と語っていました。ピットインしたため、再度#94に先行を許していますが、井口が再び覆すのは時間の問題だと思われます。しかし、油断は大敵です。10時間目で総合85位、周回数54周。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 86 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 54 9m 52s 498ms
2 87 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 54 9m 10s 316ms
3 138 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 17 10m 3s 345ms
9時間経過
クラス首位をめぐる静かなる攻防

RACE REPORT

日付が変わって13日(日)となりました。9時間が経過した深夜0時過ぎ、#90 WRX STIはついにクラス首位をいく#94 VWゴルフ7と同一周回にまで迫りました。しかし、相手も簡単にポジションを譲ってはくれません。この時間帯にベストラップを叩き出し、WRX STIとのタイム差を縮めまいと全力で走っています。山内と交代するためピットに入ったシュリックは、「タイヤも良いバランスで、ピックアップ(タイヤラバー片を拾ってしまうこと)も少ない。ところでクラスリーダーとの差はどれぐらいですか。あとハーフラップならいいですね。頑張った甲斐があります」。9時間目には総周回数101周、総合97位クラス2位を走っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 91 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 48 9m 52s 498ms
2 97 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 48 9m 10s 316ms
3 140 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
8時間経過
レースは1/3を消化して安定周回の時間帯へ

RACE REPORT

8時間が経過した23時36分過ぎ、#90 WRX STIは周回数42周、総合100位クラス2位を走っています。シュリックに交代したヴァンダムは、「特に問題ないです」と語っていました。レースは1/3を消化したばかりですが、各車とも淡々と周回を重ねる時間帯に入ったようです。夜間に入り、少し前まではアクシデントや単独スピンするクルマが多く、常にイエローコーションが出ていましたが、ようやく この時間になってコーションのない周回が続いています。WRX STIの排気音量の問題も解決したようです。あたりはやや肌寒くなったとはいえ、いまだに16度を保っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 91 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 43 9m 52s 498ms
2 100 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 42 9m 10s 316ms
3 140 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
7時間経過
ヴァンダムのWRX STIは着々とクラス首位に迫る

RACE REPORT

21時過ぎに日没を迎えた頃、SUBARU / STIピットではマフラーアッセンブリーの交換で慌ただしくなりました。しかし、熱せられたマフラーを交換するために要した時間はわずか約5分。最小限のロスでピットアウトして行きました。ドライバーオーダーが一巡し、再びヴァンダムがステアリングを握っています。22時36分時の周回数は36周、総合順位104位で、クラストップとの差は1周に迫っています。しかも#90 WRX STIのラップタイムは、クラス首位の#94 VWゴルフ7に対して毎周1分20秒も速く、ヒタヒタとその背後に向かっています。パドックエリアには、今年から大観覧車が出現。夜の帳が降りても、こちらもまだ回り続けています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 97 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 36 10m 16s 303ms
2 104 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 37 9m 10s 316ms
3 140 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
6時間経過
緊急ピットインし、音量対策後再スタート

RACE REPORT

20時47分、井口が緊急ピットイン。「パドルシフターが作動不良」とレポートしたためでしたが、エアシフトのエア抜き不良だったので、簡単なチェック作業のみで症状は回復しました。一方、コースの各所で計測されている排気音量が2箇所で規制の130dbを超えているとオフィシャルから指摘を受けました。QFレースで指摘されて以降、触媒を追加したマフラーでテスト走行を乗り切りましたが、その後さらに新しいマフラーに交換したところ、その個体差によって規制値オーバーしたのではないか、と憶測されています。チームは次のレギュラーピットでマフラーアッセンブリーを交換しました。6時間経過時点で周回数は29周、総合116位クラス2位です。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 98 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 32 10m 16s 303ms
2 116 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 29 9m 10s 316ms
3 140 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
5時間経過
WRX STI、夕暮れ前に挽回を急ぐ

RACE REPORT

20時13分、山内がドライブする#90 WRX STIがピットイン。井口に交代しました。山内のスティントで、「何か金属のようなものがボディ下面を叩く異音がする」と無線で報告。ピットは再び緊急ピットインの準備をしましたが、「音は次第にしなくなった」とのことで、レーシングスピードのまま走行を続けました。コース上のイエローコーションは毎ラップ出されたままで、クリアラップの全開走行はできていない様子でした。山内は、「クルマは全然問題ないです。失ったロスはもう仕方ないので、頑張って追い上げ行くだけです」と語っていました。20時36分時点での周回数は25周、総合順位は116位、クラス2位のままです。クラス首位との差は2周。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 100 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 27 10m 16s 303ms
2 116 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 25 9m 10s 316ms
3 140 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
4時間経過
シュリック「ステアリング修理後は自信を持って攻めていけた」

RACE REPORT

18時54分頃、WRX STIはピットイン。シュリックから山内にドライバー交代しました。ピットイン中にメカニックたちがボンネットを開けて点検した結果、ステアリングオイル系統の異常は見つからず給油とタイヤ交換を済ませてコースに戻って行きました。辰己監督は、「問題ないです」。また、シュリックは、「最初にピットアウトしてすぐにステアリングが重いことに気づきました。50分近くピットで過ごしてタイムロスしましたが、修理後はなんの問題もなく、失ったロスを挽回すべく自信を持って攻めていけました」と語っています。19時36分時点では、周回数19周、総合123位、SP3Tクラス2位を走行しています。陽が傾き始めました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 101 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 22 10m 16s 303ms
2 123 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 19 9m 10s 316ms
3 138 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
3時間経過
3ラップ48分差挽回をかけて周回

RACE REPORT

パワステオイルライン修理からレースに復帰したシュリックは、トラフィックをかわしながらSP3Tクラス首位につけられた3ラップ48分の差を埋めるべく周回を重ねています。3時間目の総合順位は134位。周回数は13ラップでした。ピットでは次のスティントを担当する山内がヘルメットをかぶって待っています。相変わらずコースでは各所でイエローコーションが続いています。なお、総合トップは#912のポルシェ912 GT3 Rで21ラップを終了しています。レースは残り21時間。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 102 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 16 10m 16s 303ms
2 124 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 14 10m 3s 345ms
3 135 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 13 9m 10s 316ms
2時間経過
パワステのオイルパイプのトラブルでピットイン

RACE REPORT

シュリックに交代した直後、「ステアリングが重くて操作が難しい」という連絡を受け、STIチームはグランプリコースを1周して戻るように指示。マシンをピットガレージに引き入れて点検すると、パワーステアリングの油圧パイプからオイル漏れしていることがわかりました。オイルリークの箇所を特定するのに時間がかかったものの、17時40分過ぎには修理を完了してエンジンを再始動。再びマシンをトラックに戻しました。辰己監督は、「昨日のトラブルとは別の箇所で、さらには(オイルラインは)高圧側ではなく低圧側なので、原因はまだ突き止められていません。パイプクリップを強いものに交換して対処しました」と語っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 113 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 11 10m 16s 303ms
2 129 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 10 10m 3s 345ms
3 140 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 8 9m 10s 316ms
1時間経過
SUBARU WRX STIは順調にクラストップを走行

RACE REPORT

16時36分時点の#90 SUBARU WRX STIの総合順位は48位。SP3Tクラストップでヴァンダムは7周目を走っており、無線からは何もネガティブな発言はありません。順調そのものです。ベストラップタイムは9分10秒316。ノルドシュライフェの入り口でクラッシュ車両が立ち往生し、イエローコーションが出ています。気温は19度ですが、パドックエリアは照り返しにより体感温度23度くらいでしょうか。少しそよ風が吹いています。16時40分過ぎ、7周目にピットインし、代わってシュリックがコースに戻って行きました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 49 90 SUBARU WRX STI van Dam / Yamauchi / Schrick / Iguchi 5 9m 10s 316ms
2 110 92 Opel Astra Schmit / Eichhorn / Patrick / Weidner 4 10m 3s 345ms
3 121 94 VW Golf 7 TCR Knut Kluge / Ferraro / Kuhs / Gabler 4 10m 16s 303ms
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