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RACE REPORT

2017.10.22 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第8大会 鈴鹿サーキット(第9戦)
手塚祐弥、久保凜太郎が予選上位獲得も・台風の影響で決勝レースは中止に
 TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017 第8大会 第9戦は、日本を代表する三重県鈴鹿サーキットで10月21日〜22日に開催されました。台風の影響もあり、レースウィーク全体が雨に包まれ続きました。しかも、その雨量はさまざまで、ドライバーとチームはそのコンディションへの対応に追われることになりました。

エントリー台数はクラブマンシリーズが87台、プロフェッショナルシリーズが35台の、計122台。鈴鹿サーキットのフルグリッドは40台なので、クラブマンシリーズではAレースとBレースの2レースでは80台にしかならず、7台が予選落ちすることになります。SUBARU BRZ勢のエントリーは、クラブマンシリーズが9台、プロフェッショナルシリーズが2台で、計11台です。
クラブマンシリーズの予選は2組に分けて行われました。予選1組では、#75手塚祐弥が3位を獲得。BRZを鈴鹿で走らせるのは初めて、しかも雨という難しい状況ながら、しっかりと上位に食い込みました。#315舩井俊仁は24位で、決勝Bレースへ。#150中嶋慎次は41位、#110イマイモトキは42位、#4片岡照仁は43位となり、残念ながら予選落ちとなりました。
 予選2組は、次第に強まっていった雨の影響を受け、予選1組よりもさらに難しいコンディションになりました。#555葉賀大輔が12位、#919相羽真太郎が18位となり、決勝Aレースを戦います。#14鈴木祐子は28位で決勝Bレース、そして#321三尾修は41位で予選落ちとなりました。
 予選1組のトップタイムのほうが上回ったため、予選1組が奇数、予選2組が偶数のグリッドからスタート。決勝Aレースでは、手塚祐弥が5番グリッド、葉賀大輔が24番グリッド、相羽真太郎が36番グリッドからのスタートとなります。決勝Bレースでは、舩井俊仁が7番グリッド、鈴木祐子が16番グリッドからスタートします。
プロフェッショナルシリーズの予選は、さらに雨足が強まった午後、スタートしました。その結果、#87久保凜太郎が3位、#88井口卓人が6位、と、久々に上位進出を果たしました。シーズン中盤の低迷を一気に払拭するような、予選結果です。これには難しいコンディションへのチームとドライバーの対応力に加え、ブリヂストンが登場させたニュータイヤの性能もプラスになったことでしょう。シーズンのラストスパートに期待が持てる予感がありました。

CG ROBOT RACING TEAMに、今回は8名のディーラーメカニックがサポートしました。名古屋スバル本地ケ原点の高田匡基さん、大阪スバル狭山店の赤阪千尋さん、大阪スバル八尾店の松本岳也さん、兵庫スバル長田店の荻野雄生さん、京都スバル舞鶴店の中西慶光さん、神奈川スバル湘南店の大野清志郎さん、奈良スバル橿原店の西村友秀さん、広島スバル中広店の岩田真之介さんというメンバーです。
福岡スバルのサポートを受けて中嶋慎次は、今シーズンからGR 86/BRZ Raceにエントリーしています。元々はダートラやジムカーナなどで走っていたが、このレースに参加すべくBRZを購入、ここまで第2戦オートポリス、第4戦岡山国際サーキットと、エントリーし、今回が3度目のレースということになります。しかし福岡スバルといっても、そのスタッフである、ゆすりは(漢字は木偏に葉)さんが個人的にサポートしているのだそうです。ゆすりはさんは今回も有休を取り、新幹線とバスを乗り継いで鈴鹿サーキットへ。しかし、最初の一歩はこんなものかもしれません。今後、福岡スバルのモータースポーツ活動が活発化することに期待しましょう。
クラブマンシリーズの決勝Bレースは、そのプロフェッショナルシリーズの予選終了直後に行われました。雨はやや弱まりましたが、それでも難しいコンディションに変わりはありません。そこで舩井俊仁は7番グリッドからスタートし、少しずつポジションを上げていきました。ファイナルラップまで4位を走りながら、最後の最後にオーバーテイクを許し、5位でフィニッシュしました。また28番グリッドからスタートの鈴木祐子もまた、着実に順位を上げ、20位となりました。
しかし第9戦はここで打ち切られました。日曜日に予定されていたクラブマンシリーズAレースと、プロフェッショナルシリーズの決勝レースは、台風の影響を考慮し、キャンセルされたのです。次戦第10戦となる最終戦は、12月9日〜10日富士スピードウェイで開催されます。
2017.10.17 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017 第8大会 鈴鹿サーキット(第9戦)・プレビュー
今シーズンも残り2戦 BRZ勢のラストスパートに期待
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017 第8大会第9戦、三重県鈴鹿サーキットで10月21日(土)〜22日(日)に開催されます。2014年から昨シーズンまで、鈴鹿サーキットはシリーズ最終戦となっていましたが、今シーズンの最終戦は12月9日(土)〜10日(日)の富士スピードウェイ。今回のレースはその最終戦直前の、ラス前ということになります。

しかし、いつものシーズンと違うのは、それだけではありません。なんとシリーズチャンピオンが未だ決まっていないのです。昨シーズンは両シリーズともに、十勝スピードウェイで決まりました。2015年シーズンはクラブマンシリーズは最終戦鈴鹿までもつれたものの、プロフェッショナルシリーズは十勝スピードウェイ。2014年は富士スピードウェイと、ほとんどが鈴鹿サーキットでの開催よりも前に、シリーズチャンピオンが決まっていたのです。

1年を通じて積み重ねてきたレースの結果をシリーズチャンピオンとして飾れるチャンスは、そう簡単に手にすることができません。それだけに緊張感のある白熱したレースが展開されることでしょう。
鈴鹿サーキットはドライバーにとってチャレンジングなコースとして知られています。F1ドライバーでさえ日本GPを楽しみにしているという難コースであり、それだけに上手く攻略できた時には、大きな達成感を得られることでしょう。とくにプロフェッショナルシリーズでは、ボディ剛性から向上しているE型のマシンであり、またタイヤのパフォーマンスアップもあるので、雨さえ降らなければコースレコードが期待できます。
エントリー台数は、クラブマンシリーズが87台、プロフェッショナルシリーズが35台の、計122台です。鈴鹿サーキットのフルグリッドは40台なので、クラブマンシリーズは決勝レースをAとBの2つ開催しても、7台が予選落ちしてしまうことになります。 そのうちSUBARU BRZ勢のエントリーは、クラブマンシリーズが9台、プロフェッショナルシリーズが2台の、計11台です。  クラブマンシリーズに参戦するのは、#4片岡照仁、#14鈴木祐子、#75手塚祐弥、#110イマイモトキ、#150中嶋慎次、#315舩井俊仁、#321三尾修、#555葉賀大輔、#919相羽真太郎の9人のドライバーたちです。
プロフェッショナルシリーズは、CG ROBOT RACING TEAMの2台、#87久保凜太郎と#88井口卓人が参戦します。第8戦までのシリーズポイントランキングでは、井口卓人が7位、久保凜太郎が12位です。残り2戦を井口卓人が優勝+ポールポジション+ファステストラップで22ポイント×2を手にしても、有効ポイントは82ポイントで、すでにチャンピオンを獲得することはできません。しかし昨シーズンのシリーズランキング2位に近づけるよう、ラストスパートに期待しましょう。
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017 第8大会 第9戦は、鈴鹿サーキットで、予選10月21日(土)、決勝レース10月22日(日)に行われます。
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