NURBURGRING 24H RACE

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ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
いよいよ24時間の熱戦が火蓋を切りました

RACE REPORT

15時30分、24時間レースはついにスタートを切りました。スタートを待つ間、スターティンググリッドは照り返す太陽の光でまるで夏のような暑さで、陽炎が立つほどでした。15時10分にはフォーメーションラップが始まり、20分かけてフルコース25kmをパレードラン。隊列が整ったところを見計らってペースカーがピットインレーンに消え、決勝レースがスタートしました。WRX STIは第2グループの2列目、ライバルのレクサスRCの真後ろからスタートしました。WRX STIのスタートドライバーはカルロ・ヴァンダム、170号車レクサスRCは井口卓人です。第2グループのスタートは15時35分で、非常にクリーンなスタートでした。
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
SUBARUライブ映像配信は日本時間本日21:20から

RACE REPORT

本年もニュルブルクリンク24時間レースが開催される現地から、SUBARUライブ映像配信を行います。特に今回は、WRX STIに搭載したカメラからのオンボード映像ライブ配信が見ものです。予選で配信機器のテストはバッチリできています。配信時間は、本日27日の日本時間22時20分から明日28日の23時まで。スバル恵比寿ショールームでSUPER GT開催時に行われるパブリックビューイングでおなじみの、「いっとちゃん」こと浜田恵梨子さん(レポーター)とレーシングドライバー松田晃司さん(解説)のコンビがニュルに出張し、放送ブースやピットから生の情報をお伝えします。視聴はこちら https://www.subaru.jp/nbr24h/
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
スバルトラベルツアーの皆さんがやって来ました

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今年もスバルトラベルのNBR24時間ツアーの皆さんがニュルのパドックにやって来ました。今年の参加者は合計17名で、居住地は北海道から関西まで多県にわたっています。中には参加7回目という方、SUBARUファン代表としてスバルコミュニティの「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017」リーダーの方ももいらっしゃいます。また、「実はこのマシンのフロントアップライトは私が手がけました」というSTIテクニカルパートナー企業の方も。今年の決勝レースは暑いことが予想されますが、どうか早めの水分補給で熱中症対策をお願いします。こちらの気候は高気温でも湿度が低いため、暑さに鈍感になりがちです。
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
600度のブレーキローター交換は2分20秒?

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スタート前のパドックテントでは、新品のブレーキローター、キャリパー、パッドを準備中。走行中は最大で700度を越し、ピットイン時でも600度程度と言われる熱々のブレーキアッセンブリーを交換するのに要する時間は、2分20秒程度。これをディーラーメカニック達も実行しなければなりません。ブレーキユニットに耐熱シートをかけ、耐熱グローブをしていながらの作業とはいえ、ひとつ工程を間違えば怪我する危険性もあります。また、もたもたしていると計画されたピットイン時間を超えてしまい、チームの作戦に大きく影響します。メカニック達は真剣な表情で準備に余念がありません。日頃の訓練の見せ所のひとつです。
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
ニュルの象徴ニュルブルク城がクリアに見えます

RACE REPORT

レースウィークの月曜から土曜日のレーススタートまでずっと晴れが続き、ポカポカと温かなニュルブルクリンク。SUBARU/STIによるNBRチャレンジ10年間のヒストリーで、これほど好天続きだった年があったでしょうか。メディアセンターの窓から望遠レンズでニュル城を臨んでみましたが、雲ひとつない快晴のためか、とってもクリアに見ることができました。ラテン語で「黒い城」を示すこのお城の名称である「ニュルブルク」にレーストラックを意味する「リンク」を加えたのがニュルブルクリンクの名称由来なのです。一部改装中なので白い布がかけられていて少し残念ですが、夕暮れ過ぎにはライトアップされることになっています。
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
ニュルブルクリンク生まれのSTIプロダクトです

RACE REPORT

ディーラーメカニックさん達が使用済みのホイールを洗浄するのに使うタワシを、STIでは「亀の子ホイール束子(タワシ) STIバージョン」として発売しています。大小形状違い5種類のセットとなっており、もちろん日常のカーライフでも活躍すること間違いなし。ぜひ試してみてください。写真右側のプラスティックボックスは、折りたたみが可能なマルチ収納ボックスで、「折りたたみコンテナ」として6月上旬より発売予定です。ガレージのツール類、カーケアグッズや種類ストックなど使い方は自由。使って居ないときは、内側に折りたたむことができ、場所をとりません。Mサイズ(写真)とSサイズの2タイプをご用意しました。
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
サスペンションのフィーリングはいいですよ

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ウォーアップセッションを走行したカルロは、次のようにコメントしています。「昨日の予選はコースがだいぶ汚れていたので単純比較は難しいですが、サスペンションのセッティングを昨日の仕様から変えてみて、フィーリングはとてもいいですね。だいぶ進化したと思います。ただし、それはラップタイムを縮める走りではなく、決勝レースを安定して走ることです。不安定な動きがないことは、耐久レースではとても大事なことです」。テクニカルアドバイザーの辰己英治は、「同じ仕様の部品でも新品だと摺動抵抗が大きく、違った動きに感じしまうことがあります。それほどわずかな違いでもドライバーは敏感に感じるのです」と語っています。
ニュルブルクリンク24時間レース・決勝直前レポート
清々しい朝のウォームアップセッションです

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決勝レース日のニュルブルクリンクの空気は、肌がピリリッとする冷気を含んでおり、とっても清々しいです。現在の気温は16度ですが、すでに太陽が昇って辺りを照らしていますので、すぐに20度を超えるでしょう。さらに、決勝レースがスタートする15時30分頃には、26度にもなると予想されています。さて、朝8時15分から、決勝レースに向けたウォームアップセッションが行われました。STIチームでは、昨日の予選終了後セットアップを本番レース用に少し変えており、その確認が主なタスクです。ドライバーは、カルロ・ヴァンダムです。カルロは、コースオープンとともに元気よくコースインしていきました。レースは、いよいよ7時間後に迫りました。
ニュルブルクリンク24時間レース・予選レポート
SUBARUディーラーメカニックも頑張っています

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全国のSUBARUディーラー合計2000名のメカニックの中から選ばれた6名が、今年もSTIチームの一員として日々奮闘しています。1990年のサファリラリー以来、WRC、ニュルブルクリンクなどの海外競技会だけで、のべ357名が参加したSUBARU伝統のプログラムです。左から大阪スバル村居さん(左リヤタイヤ担当)、京都スバル宇都宮さん(タイヤ管理担当)、福島スバル原さん(右リヤタイヤ担当)、岐阜スバル内藤さん(右フロントタイヤ担当)、静岡スバル佐々木さん(タイヤ管理担当)、北海道スバル横井さん(左フロントタイヤ担当)の6名をよろしくお願いします。今週月曜日から現地入りし、ピットワークトレーニングを嫌というほど練習して来ました。
ニュルブルクリンク24時間レース・予選レポート
菅谷監督コメント「チャレンジャーとして、ライバルに立ち向かう手応えはあります」

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ライバル達も今日マキシマムアタックしてくると思っていました。私たちも簡単にポールが取れるとは思っていないので、タイムアップを図るための準備をし今朝を迎えました。しかし、気温などの諸条件は、私たちに味方してくれなかったようです。言い訳ではないのですが、自分たちが立てた目標が達成できなかったことはしっかりと反省しないといけません。また、ライバルの実力も受け止めないといけません。とはいえ、私たちの武器はドライバーラインアップやクルー達を含めたチーム力で戦い、次の目標に向けて全力を出しきります。チャレンジャーとして、ライバルに立ち向かう手応えはあります。良い戦いができると信じています。
ニュルブルクリンク24時間レース・予選レポート
カルロ・ヴァンダム「予選3位は残念だけど、レースでは勝利を譲れない」

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SUBARU WRX STIの予選結果は、アウディTT、レクサスRCに続くクラス3位となりました。タイムアタックを担当したカルロ・ヴァンダムは、「クルマは予選レースの時と同様、良い仕上がりです。準備も順調ですが、この暑さだけが予想外です。いつものニュル24時間は、こごえるような寒さですから。予選3位の結果は残念だけど、私たちの目標は24時間レースが終了したところで1位にいること。私たちのやりかたでレースに向けた準備を進めて来たので、レース結果では他チームに勝利を譲ることはできません。私たちがクラス優勝して、SP3Tクラス3連覇を果たします」といたって冷静です。決勝レースでは、序盤からリードしてほしいですね。
ニュルブルクリンク24時間レース・予選レポート
予選2回目でSUBARU WRX STIはクラス3位に

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25日金曜日の朝9時30分から公式予選2回目が行われました。天候は晴れで、気温は14度、路面温度23度でスタートしました。STIチームは、予選で9分の壁を破ることをひとつの目標に掲げており、カルロ・ヴァンダムがその使命を果たすべく、レースカーに乗り込みました。計測ラップ1周目に後ろからきたGT3車両に先を譲らざるを得ず、タイムアップならず。2周目にフルアタックし、9分5秒367のベストタイムを記録しました。2番手の山内英輝も連続してアタック。自己ベストを更新する9分7秒台を記録。一方、3人目のマルセル・ラッセーはタイヤ無交換でコースインしましたが、タイム更新ならず。予選8分台の目標は、先送りされることとなりました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 48 89 Audi TTRS2 Wieninger/Andree/Schmid/Schmitz 10 8:56.560
2 52 170 Lexus RC Iguchi/Matsui/Gam/Yabuki 16 9:02.157
3 58 90 SUBARU WRX STI van Dam/Lasee/Schrick/Yamauchi 17 9:05.367
4 84 87 Audi TT Speich/Waschkau/Jung/Vleugels 14 9:31.855
5 111 93 Opel Astra OPC Cup Wallenwein/V?geli/Wulf/Br?ggenkamp 10 9:50.556
6 112 92 Hyundai I30 N Radermecker/Leonard/Gebhardt/Kim 16 9:53.794
7 113 85 Ford Focus Prill/Willert/Schlichenmeier/Held 15 9:56.052
8 116 95 Hyundai I30 N Schothorst/Kwon/Jee/Dralle 16 10:00.327
9 123 96 Opel Astra OPC Cup Kariste/Heinrich/Mehling/von Danwitz 11 10:08.953
10 124 86 Seat Leon Super Copa Kittelmann/M?ller/Heinrich 10 10:10.021
11 128 91 Opel Astra J OPC Wolff/Schulz /Schmit/Rehs 18 10:11.755
12 144 94 Opel Astra OPC Cup Lammering/Behets/Rarbach/Hundeborn 8 10:24.794
ニュルブルクリンク24時間レース・予選レポート
WRX STIの予選1回目はSP3Tクラス1位でした

RACE REPORT

公式予選は、プラクティス走行後2時間30分のインターバルを置いて、20時05分から3時間25分の予定でスケジュールに組み込まれていました。しかし、またしてもコースクリアのため約30分をロス。日没まえのデイライトセッションは、わずか1時間30分程度となりました。そのため序盤はトラフィックが多い中でタイムアタックする車両が多く見受けられました。STIチームは、エースのヴァンダムがタイムアタック。しかし、思うようにクリアラップが取れず、9分13秒がベストタイムでした。山内のスティントを挟んで、地元のラッセーがタイムアタック。あたりが薄暗くなりつつある中で、ベストタイムである9分9秒437をマーク。SP3Tクラス1位タイムとなりました。
ニュルブルクリンク24時間レース・予選直前レポート
プラクティスセッションからWRX STIの走行がスタート

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木曜日15時45分から予定されていたプラクティス走行はコースクリアに時間を要し、約30分遅れてセッションがスタートしました。STIチームは、まず15日のテストから変更した点をチェックするためグランプリコースを数周走り、その後第一走者の山内がオールドコースへと向かいました。1時間40分予定されていたこの走行枠が30分ディレイとなったため、ヴァンダム、ラッセー、シュリックもそれぞれ各1周だけ走行し、レースカーの状態を確認しました。「ドライバーからは、クルマの印象は悪くないとのコメントを受けています。しかし、まだ課題は残っているので、それらを解決に近づけたいですね」と菅谷監督は語っています。
ニュルブルクリンク24時間レース・予選直前レポート
ドライバー全員でドライバーズブリーフィングに出席しました

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木曜日12時過ぎからドライバーズブリーフィングが行われ、菅谷監督とSTIドライバー全員が出席しました。今年の24時間レースは各クラス合計161台が出場するため、ドライバーはざっとリストに目を通しただけでも600人前後です。そのため、安全項目やピットイン手順、アクシデント対応などの注意事項説明は2回に分けて行われます。ドイツ語版と英語版に分けられるのですが、STIドライバー達は2名がドイツ人にもかかわらず英語版のブリーフィングに出席しています。これが済めば主催者側の出走前準備は完了。各チームともこのあと、15時50分から行われるプラクティス走行の準備を行います。天気は晴れで、気温は20度前後です。
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ニュルでお馴染みのコーティング剤メーカーから新商品が市販されます

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NBRレースカーにも施されているコーティング剤メーカーのチューズナノテックさんは、STIのテクニカルパートナーのひとつです。独自に開発されたナノセラミックコーティング技術は、ボディパネル、金属パーツやガラス面などにも有効で、素材に含浸してコーティング効果を持続させる画期的なものです。レースカーの表面に非常に滑らかな膜を形成することで、空気抵抗を低減することができる優れものです。今回は日本総代理店であるマグナコーポレーション様からご担当の二村さんが当地に来られ、今年のレースカーに特殊コーティング剤を塗布していただきました。写真は近く発売されるメンテナンス剤「ナノセラミックトリートメント」のボトルです。

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