「東京オートサロン」SUBARU/STIブースは、さまざまなイベントで賑わう

13日に開幕したチューニングカー＆ドレスアップカーのイベントである「東京オートサロン」。SUBARUとSTIのブースでは、モータースポーツ参戦車や参考出品車などの展示の他にも、限定グッズをそろえたSTI物販ブースやキッズライド、トークショー、またカスタムカーの同乗試乗会、SUBARU BRZ GT GALSであるBREEZEのPOSINGなどさまざまな楽しいイベントを行っており、初日から大勢のファンで賑わっています。

特にモータースポーツや参考出品車であるSTI Sportについてドライバーや開発者が語るIGNITION Talkには、彼らの生の声を聞こうと大勢のファンが立ち寄っています。

最初に行われた「Motorsports IGNITION Talk【SUBARU BRZ編】では、SUPER GTに参戦する今年の車両について、辰己英治総監督から「今年改良をする部分は駆動系、空力、そしてエンジン」という話を聞くことができました。「駆動系ではトランスアクスル方式を採用することで、重心を少しリヤ側に移動させることができ、わずかではあるが軽量化も図ります。空力も昨年得たデータを元に改良します。またエンジンは耐久性を犠牲にしてしまうことになりますが、その分ハイパワーを求め高いエンジン回転数を使えるようにしたい」と、朝のモータースポーツ参戦体制発表会よりも一歩踏み込んだ話を展開しました。BRZでSUPER GTや86/BRZレースに参戦している山内英輝、井口卓人、久保凛太郎らの今年に掛ける意気込みも伝わってきました。

また今回参考展示しているSUBARU WRX S4 STI Sport CONCEPT、SUBARU BRZ STI Sport CONCEPTについて開発者やラリードライバーが開発のコンセプトを車両の周りで展開。車両についての詳しい解説を聞くことができ、ファンの方々もときどき話にうなづきながら聞き入っていました。

またラリーカーのデモンストレーションランには新井敏弘が登場。華麗なドライビングテクニックを披露しました。東京オートサロンは15日まで開催。寒い日が続くようですが、ぜひ会場へお出かけください。