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2019.03.11

熱いファンを集めSTI MOTORSPORT DAYを開催

STI MOTORSPORT DAYレポート

3月10日、富士スピードウェイにおいて「STI MOTORSPORT DAY」を開催。会場は3,000人近いファンで賑わいました。お天気が心配されたイベントですが、朝のうちは晴天、その後は曇天となり気温も15℃を上回るなどまずまずの天候に恵まれました。このイベントは2018年度に創立30周年を迎えたSTIのMOTORSPORTスピリットを体感できるものとして初開催。レース、ラリーの参戦車両を間近で見て楽しめ、ドライバーにも触れ合えるよう企画しました。
12時5分にパドック特設ステージにおいて、オープニングステージをスタート。平川良夫社長があいさつし、そしてSUPER GT、ニュルブルクリンク24時間、全日本ラリー、86/BRZレースと参戦カテゴリーごとにドライバー(井口卓人、山内英輝、カルロ・ヴァンダム、ティム・シュリック、新井敏弘、勝田範彦、鎌田卓麻、久保凛太郎、池島実紅)、監督(辰己英治、渋谷真)が登壇し今年のチーム体制を発表しました。
直後には同乗走行やグッズの抽選会を実施。抽選に当たったラッキーな参加者は、プロドライバーの運転するラリー車、86/BRZレース車両の助手席に同乗してコースを1周することができました。会場には物販や展示のブースも設置され、特にSTIグッズやパーツのブースには長蛇の列ができるほどでした。またS209をはじめとするSTI車両の展示も行いました。
コースではSUPER GTとニュルブルクリンク24時間の参戦車両の公開テストも行いましたが、ピットの一部やプラットホームもファンに解放。間近で車両の走行やピット作業を見学することができ、多くのファンが迫力ある走行シーンを写真に収めていました。
SUPER GTに参戦するSUBARU BRZ GT300は、エンジンの信頼性、トップスピード、コーナリングスピードなどを向上させ、給油時間を短縮させるといった改良を行いました。テストは井口と山内が交代でドライブ。2019年モデルの印象について井口は「去年の車両よりも良い手応えを感じていますし、速くなっています。課題はまだありますがそれらを解消していってシリーズチャンピオンを取りたい。熱い応援をしてくれるファンの方々に恩返しをしたい」とコメント。山内は「旋回性能がかなり向上していると感じました。チームの一体感も気持ち良いです。これまでファンの皆さんの応援にも助けられてきましたので、勝って一緒に喜びをわかち合いたいです」と語りました。
またステージでは、全日本ラリーと86/BRZレースのドライバー、辰己総監督、S209開発者のトークショーも行い、今回4名がそろったSUBARU STI BRZ GALS 2019 BREEZEの撮影会も賑わいました。

イベント最後はこの日コースを走行した車両に昨年ニュルブルクリンク24時間のSP3Tクラスで優勝したWRX STI、さらにS209を加えた計9台が隊列を組んでコースを周回。そのままステージ脇まで移動してファンを喜ばせました。そしてドライバー、監督、平川社長が登壇し、各人があいさつ。雨がポツポツと落ち始めた17時過ぎにイベントは無事終了しました。
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