ラリーを始めた学生時代からその速さが注目され、1988年に全日本ラリー選手権にデビュー。1992年と1997年に全日本チャンピオンを獲得した後、1998年から舞台を世界へと移し、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)のドライバーとして世界ラリー選手権(WRC)に参戦します。ワールドラリーカーを駆り2000年アクロポリスラリーと2001年キプロスラリーで自身最高位となる総合4位仁入賞。2002年からは新設されたプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)にグループN仕様のSUBARUインプレッサWRX STIで参戦し、2005年と2007年に世界チャンピオンを獲得しています。また、2011年にインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)でR4仕様のSUBARU WRX STIでプロダクションカップ・チャンピオンに輝いています。2014年からは25年ぶりに全日本ラリー選手権に復帰。2015年と2017年にシリーズチャンピオンを獲得しています。2019年は、ヨーロッパでラリー修行を行ってきた息子・新井大輝選手との親子対決にも注目が集まります。
1999年にラリーデビュー。2002年に全日本ラリー選手権初出場後、これまで数多くのベテラン/若手ドライバーとコンビを組んできた経験豊富なコ・ドライバーです。2009年には、アライ・モータースポーツの若手育成プログラムとして当時23歳の小舘優貴選手のコ・ドライバーを務め、東日本ラリー選手権Cクラスのチャンピオンに導いています。2010年は眞貝知志選手とのコンビで全日本ラリー選手権初優勝を獲得。2012年は同ドライバーのシリーズチャンピオン獲得に大きく寄与しました。2014年に新井大輝選手のコ・ドライバーを務めたのち、2015年から新井敏弘選手の正コ・ドライバーに抜擢。この年に年間5勝を挙げ、自身初となるシリーズチャンピオンを獲得しました。また、2018年は年間6勝を挙げ、自身2度目となるシリーズチャンピオンを獲得。国内では数少ない世界レベルのスピードに対応できるコ・ドライバーとして、活躍しています。