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2021.11.14

新井大輝、セントラルラリーの初日を7.7秒差の2番手で終える

2021.11.13 - フォーラムエイト・セントラルラリー2021

11月13日(土)、『FORUM8 Central Rally 2021』は競技初日を終えて、SUBARU WRX STIの新井大輝/小坂典嵩が首位から7.7秒差の2番手につける快走をみせています。軽量化を施したWRX STIで、翌日に残された5SSで逆転を狙います。

■多くのギャラリーの前でSSベストタイムをマーク

2022年のWRCで予定されていたコースを一部使用して行われる『FORUM8 Central Rally 2021』は、愛知県と岐阜県の両県にまたがっての開催。FIA公認及びJAF公認のノンタイトル戦であり、山間部のワインディングロードや岡崎市の乙川河川敷を舞台に総勢61台がエントリーしました。競技初日となるこの日は、サービスパークの設置される豊田スタジアムをスタート、7SS、46.59kmが戦いの舞台となります。なお、今大会は有観客での開催であるため、セレモニアルスタートや乙川河川敷の観戦エリアには多くのラリーファンが訪れ、様々なクルマの走行を楽しみました。

SUBARU WRX STIを駆る新井は、SS1から3ステージ連続でSS2番手タイムをマークする幸先の良い出足を見せます。続くSS4、SS5では連続ベストタイムを刻み、位を走る勝田範彦/木村裕介(トヨタGRヤリス)との差を5.3秒にまで縮めることに成功するなど、軽量化による運動性能の向上は大きな効果をもたらしました。なお、安全上の理由により初日の最終SSとして設定されていたSS7はキャンセル。6SSまでを終えて、新井と首位勝田との差は7.7秒。新井は逆転を期して最終日のステージに臨みます。

■新井大輝「軽量化が効いていて、クルマはいい感触です」

新井は「セントラルラリー自体は2年前に出ていますが、ものすごく面白いイベントという印象です。盛り上がりも含めて、全日本ラリーにないような形でやってくれているので、ドライバーとしてもうれしいですね」と、ラリーの印象を語ります。

「クルマとしては、やはり軽量化が効いています。走る前は、もう少し重たい感じが出ると思ったのですが、車体の動きがそれだけで違いますね。良いデータを持ち帰ることができると思います。今日の最後に設定されていたSS7がキャンセルになってしまいましたが、色々なステージを走って、データを取りたかったので、その点は少し残念ですね」とラリーを振り返りました。

また、「沿道で応援してくださる方もいましたし、やはり観客の皆さんがいてくださることで、プラスアルファのモチベーションになります。明日の勝負どころは最初のEna Cityになるでしょう。実は今日の最終ステージで駆動系の調子が少し悪かったんですが、サービスで直して挑みます。クルマのセッティングも少しずつ変えながら、自分の乗りやすい方向に調整し、SUBARUの強みを出していければと思っています」と、最終日に向けての意気込みを語りました。

競技最終日の13日(日)は、SS8~SS12の5SS、SS距離36.73kmで争われます。7.7秒差の逆転に挑む新井大輝/小坂典嵩のSUBARU WRX STIに声援をお願いします。
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