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森の中の聖地「ニュルブルクリンク」
ニュルブルクリンクは、ドイツの北西部にあるサーキット。
森の中にある「ニュル城」を取り囲むように、山間部に配置されたこのサーキットは、
多くの自動車メーカーが開発テストを行う「聖地」として有名です。 -
世界屈指の難コース
約170ヶ所のコーナーを持つ北コースと、近代的なGPコースをつなげた
1周約25kmのフルコースを使用します。
24時間耐久で走るこのレースは世界一過酷なレースとも言われています。 -
温度差25℃!高低差300m!
コースの高低差はなんと300m!東京タワー(333m)を駆け上って駆け下りるイメージです。
さらに日中25℃の気温は夜には0℃まで下がります。
この寒暖差は冬の北海道と沖縄ほどの差があります。 -
最大210台が参加するサバイバルレース
NBR24Hは、最大210台のマシンが同時に走行する壮大な耐久レースです。
ドライバーは難しいコースを攻略しながら、大量のクルマの中でタイムを出さなければなりません。
大混雑のマラソン大会のようですね。 -
チームSTIは「SP3Tクラス」に参戦
参戦するクラスの種類が多いのもニュルの特徴。
排気量、過給機の有無でSP1からSP8のクラスに分類されます。
SUBARUは、2.0L以下のターボエンジン搭載車クラス「SP3T」で優勝を狙います。
アウディなど、欧州の強豪も多いクラスです。 -
参戦マシンはWRX STI
参戦車輌はSUBARU WRX STI。皆さんが購入できる市販車をベースに、
速さと扱いやすさを追求したモディファイを行っています。
SUBARU仕様のブルーとSTIのチェリーレッドを身に纏い、まさに世界のSUBARUユーザーの代表選手です。 -
お客様の車を整備するディーラーメカニックが、最高峰の舞台で活躍。
選抜された優秀なメカニックがニュルでの過酷なレースで戦う車をメンテナンスします。
技術の正確さとスピードは、プロのレースメカニックに引けをとりません。
もしかしたら、来週あなたの車を整備するスタッフが、チームのメカニックかもしれません。 -
地元ドイツでも大人気!
ニュルのレースは大人気!2日間の祭典にドイツ国内外から20万人もの来客があります!
バーベキューをしたり、キャンプしたり、ビール片手に自由なスタイルで好きなチームを応援します。
大きな魅力のひとつですね! -
HISTORY
- 1992年10月
- 初代GC8型SUBARUインプレッサWRXがはじめてNBRでアタック
- 2005年5月
- 日本から初参戦のインプレッサWRX STI (GBD) 総合14位完走 (124周)
- 2008年
- SUBARU NBRチャレンジがスタート。
初年のインプレッサWRX STI総合57位/SP6クラス5位 (124周) - 2009年
- SUBARUインプレッサWRX STI (GRB) SP3Tクラス5位 (133周)
- 2010年
- SUBARUインプレッサWRX STI (GRB) SP3Tクラス4位 (139周)
- 2011年
- SUBARU WRX STI tS (GVB) SP3Tクラス優勝 (142周)
- 2012年
- SUBARU WRX STI S206 (GVB) SP3Tクラス優勝 (136周)
- 2013年
- SUBARU WRX STI (GVB) SP3Tクラス2位 (80周※)
※悪天候により約9時間中断 - 2014年
- SUBARU WRX STI (VAB) SP3Tクラス4位 (138周)
- 2015年
- SUBARU WRX STI (VAB) SP3Tクラス1位 (143周)
- 2016年
- SUBARU WRX STI (VAB) SP3Tクラス1位 (121周)
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ニュルブルクリンクを走る理由
SUBARUは2008年から継続的にレースに参戦していますが、量産車の開発は、
なんと1980年代後半からこの地で行っています。
一般道路の全ての要素が入っていると言われるこの過酷なサーキットで、
頑なに性能を鍛え続けるSUBARU/STIの応援を宜しくお願いします!