NURBURGRING 24H RACE

TOPIC COLUMN

  • vol.
2019.08.02

SUBARUディーラーメカニックたちがNBRで得たもの

SUBARU WRX STIが過去最高の結果で2年連続のクラス優勝を果たしたニュルブルクリンク24時間レースから早くも1ヶ月が経過しました。あのノートラブル、ノーミス、ノーアクシデントのレース展開に貢献した8人のSUBARUディーラーメカニックは、すでにそれぞれの拠点に戻り、通常業務についています。彼らは、元々向上心が強く、高いスキルをもつプロフェッショナルなSUBARU一級整備士です。そんな彼らが、NBRプロジェクトから得て、それぞれの職場に持って帰ったものは何なのか。彼らから寄せられたコメントをご紹介しましょう。
「チームワークとコミュニケーションの大切さを再認識しました」
北海道スバル 高橋学希


日常ではあまり感じることのないレース特有の緊張感や雰囲気を感じることが出来、非常に貴重な経験になったと思います。ドイツ出張を通して私は他のディーラーメカニックと STI メンバーの方々に多くの刺激を受けることが出来ました。その中でチームワークの大切さや情報共有の重要性を再度認識することが出来たと実感しています。同じディーラーで働く者として業務上参考になる知識や技術を教えて頂けたことは本当に感謝しています。チームとしては、作業前にミーティングを行い一人ひとりの役割分担を明確にする等の情報共有が適切に行われており、それが出来るチームは強いと感じました。また、レース前準備やトレーニングでは、事前準備の大切さを改めて実感しました。1 秒を争うレースの世界では、使用工具の配置など、より厳しく考える必要があり、またトラブル時に使用するスペアパーツ等を常に整理し備えることが重要になります。これは日常の業務でも必要なことで、改めて参考にすべき事だと思いました。今回のレースで得た知識や経験はスタッフで共有し、お客様に還元できるよう日々業務に励んでいきたいと考えています。
「ディーラーメカの可能性を多くの人に知ってもらいたい」
福島スバル 浦山大介


NBRで行った作業の一つひとつが新鮮であり、緊張の連続でした。その中でもミスなく作業に取り組め、無事にレースカーを送り出せたのは、チームメンバーひとりひとりの支え合いのおかげだと思います。クラス優勝という大きな目標に向かってチームが一丸となることで、最高のチームワークを生み出し、個人では成し得ない成果が出せることを今回改めて実感しました。そして、コミュニケーションの大切さを学びました。全国から集まったディーラーメカニックがほんの数日でチームワークを築けたのは、ディーラーメカ一人ひとりがコミュニケーションをとることに積極的だったからだと思います。この習慣を続けていけば、今の店舗のチームをNBR 2019チームのように機能させることができると考えています。私が幼い頃そうだったように、レースの世界やレースメカニックに憧れをもっている人や、自動車整備士を目指している人。そして、当社各拠点のサービスメカニックの方々に「ディーラーメカニックの可能性」を知っていただき、彼らの目標となれるよう日常業務に取り組んでいくつもりです。
「レースカーを扱うような繊細な整備を心がけます」
静岡スバル自動車 野澤佑介


このNBRチャレンジに参加して得られたものは、何事にも目標を持って取り組むことの大切さです。定まった目標があることで、自分のやるべきことが明確になります。また、チーム全員で目標を共有しコミュニケーションを取り合い、心を一つにすることで、協力し合うチームワークは自然と出来あがります。これは私の職場でも、一人ひとり目標に向かって取り組むことで業務の質が向上すると思いました。もう一つ得られたものは、正確な整備のあるべき姿です。レース車両は一般の車両とは走るスピードが違い、車両にかかる負荷も大きくなります。そのようなレース車両の整備は繊細であることは予想していましたが、私が思っていた以上に厳格なものでした。タイヤのエア管理、各部の締め付けトルクの管理、車両部品に少しでも違和感があれば、交換し万全の状態に整える事。これら一つひとつが大切で、少しの見逃しやミスが車両の故障や事故につながりかねないことを身に染みて感じました。普段はお客様の車両を整備させていただいているので、この経験を活かし今まで以上に繊細な整備をお届けし、安心と愉しさをより実感出来る正確な整備を心がけようと感じました。
「高い技術を持つ仲間と交流できたことが成果でした」
北陸スバル 上田佳孝


このレースに参加して一番良かったと感じたことは、高い技術を持った他の7人のディーラーメカニックと、極限の場で一緒に仕事が出来たことです。今回の志望動機のひとつに、数年前全日本ラリーに派遣メカニックとして参加したときに、同じチームのメカニックにテクニカルスタッフS級保持者や技術コンクール入賞者がおり、自分もその人達に負けたくない、追いつきたいという気持ちを糧に資格取得などに取り組んできたので、NBR24時間レースに参加すればまた新たな目標や更なるモチベーションが得られるに違いないと感じていました。実際に参加してみると、やはり全国から選ばれた人達なだけにレベルも高く、自分もその中のひとりだと思うと身が引き締まる思いでした。日常業務以上に作業の正確性・丁寧さが求められる場で共に行動することで、他のメカニックの技術や行動に対して尊敬に値する場面が多くあり、期待していた通り、今後の仕事へのモチベーションを更に高めることができました。NBR24時間レース参加メカニックとして、お客様の期待も強く感じており、期待以上のものを提供できるよう自分を高めていきたいと思います。
「SUBARU/STIチームの一体感は見習うべき」
名古屋スバル 三木武士


NBRメカとしてチームに参加して印象に残っているのは、SUBARU/STIチームの「チーム力」「一体感」の高さです。レースに関しては素人である私たちディーラーメカニックを笑顔で迎えていただいただけでなく、私たちの意見や疑問に真剣に耳を傾けていただきました。私たちも一人のメカニックとして、チームの一人であると認められている実感が湧いて、持ち場は決まっていましたが、その中で「どうしたら効率が良いか」「どの工具をどのように使えば正確か」を、特にはSTIチームの皆さんの経験も取り入れながら、自分なりに考えて作業に取り組むことができました。一緒に派遣されたディーラーメカの皆さんも、一人ひとりスキルが高く機転が利く方ばかりで、意見を出し合うと私にとっては新鮮で「そういう考え方もあるのか」と驚いたものです。また、様々な場所から集まったチームをひとつにまとめる沢田監督や辰己総監督も一言一言に説得力があり、一言で雰囲気を和ませたり、またある時は真剣でピリッとした雰囲気に変えることができる「凄い人だ」と感じました。毎日が初めての経験で、会社に入ったばかりの新人の頃を思い出すような新鮮な10日間でした。
「無駄のない効率的な連携が大切」
滋賀スバル自動車 伊室 洋治


NBR24時間レースに参加した経験は、かけがえのないものとなりました。STIの方々やディーラーメカニックの7名からは、とても刺激を受けて勉強になる事ばかりでした。1秒を争うレースに勝利するため、STIエンジニアの方々はレース中にどんなトラブルが起きても対応できる様に入念に準備を行い、レース車両のほんの少しの異常も見逃さないという姿がとても印象的でした。刻一刻と変化するレース中には臨機応変な対応が必要であり、それぞれのスタッフが主体性を持って行動していました。レースに対する入念な準備や、レース中の連携がとれた動きを実際に体験できたことは、私が通常業務として行っている店舗での業務にも活かす事が出来る貴重な経験でもあり、私自身の今後の課題にもなりました。レーシングドライバーが安心して全開走行できるマシンに仕上げる事と、お客様が安心してドライブを愉しめるようにしっかりしたメンテナンスを行う事は同じだと思います。今後はチームとして連携のとれたサービスでお客様に安心を提供していけるように、自分が主体性を持ってチームワークを構築できるように行動していきます。
「明確な役割分担により安定した成果が出せた」
大阪スバル 山川 征俊


あれだけの緊張とプレッシャーの中での作業なのでもっとあたふたするかと思っていましたが、私の役割が明確になっており、充分なトレーニングを行って、周囲との連携が取れていたので焦る事無く落ち着いて確実にやりきることが出来ました。この事は今後整備以外にも重要で、身をもって体験した事により自信になりました。残りのピット作業が少なくなってくると少し複雑な気持ちでした。またクラス優勝が決まった瞬間は今まで経験した事の無い何とも表現し難い高揚感でした。今回集まったディーラーメカニックは非常にチームワークが良く、互いに補い合い助け合い思いやりを持ってレースに挑めました。自分の役割を確実に終わらせつつ非常に周りが見えていて、今チームとしてどうするか全員がわかっていました。そのおかげで非常に作業が安定していました。一つの決まった目標に全員が全力で協力して取り組む事の素晴らしさを実体験したので、これを日常の業務に活かして、自分自身がより成長出来る様、後輩達を前向きにより良く導く事が今後の私の役割です。
「連携プレーが良い結果を生む」
広島スバル 霜﨑芳樹


シェイクダウン時に、ドライバーから「皆さんにとっては短い期間での出来事かもしれないが、僕たちは一年を費やしてこの機会に臨んでいる、しっかりとそれぞれが務めを果たしてほしい」との言葉がありました。レースの重みと厳しさを痛感し、気が引きしまる思いでした。本番レースで特に印象に残っていることは、チームワークです。自分の受け持った「右前輪」は、レース後半にかけてクルマにも疲労が蓄積し、より落度の無い点検が重要になります。実際本番になると集中力も高まり、スムーズな作業ができました。ただその背景には、「右後輪」担当の(大阪スバル)山川さんのサポートがとても大きなものでした。自分の担当のタイヤ交換を終えると、すぐさま私のサポートとして備えてくれていました。私の次の動きを瞬間的に判断し、秒単位での動きにもしっかりとサポートしてくれていました。振り返れば、使い終わった工具はかたづけてあり、次の工程で使う工具が一番手に取りやすい箇所に準備してあります。このチームプレイがいい結果を残したと思います。作業している私はもちろん、山川さんにも大きな達成感あったようで、ピット作業後の固い握手がとても印象に残っています。
いかかでしたか。SUBARU一級サービスマン達のプロ意識は半端ではないですね。とても頼もしいものです。今後も意識の高いディーラーメカ達が、SUBARU/STIのNBRプロジェクトをサポートしてくれることでしょう。乞う、ご期待。

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