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NBR
2020.05.12

「私たちも元気です」

SUBARU/STI NBRチームアップデート

5月第3週を迎え、自粛生活は一ヶ月以上となりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。今回は海外にいるSUBARUドライバーのふたりに近況を聞いてみました。

ティム・シュリック(ドイツ人NBRドライバー)

ドイツでは、3月中旬から政府によるロックダウン(都市封鎖)が実施されており、店舗や企業は完全にシャットダウンで、外出も厳しく制限されていました。ロックダウン中は、家の中で体を動かしたり、これまでに手にしたレースのトロフィーを掃除したり、本を読んだりして過ごしてきました。時には、ウクレレで音楽を演奏したりしています。そんな中でも私にとって最も重要なことは、前向きであり続け、愛を世界に広めることだと思います。私はよく友達とビデオ電話をしていて、いつでも人生の明るい面だけを見て生活しています。
私は、ドイツのバイエルンという南部にある地方の中心都市ミュンヘンに住んでいます。ロックダウン中ではありますが、3月21日以降は食料品の購入やエクササイズをするために外出することは許可されています。今月に入って数日前からは、スーパーやガソリンスタンドなどに行くときはマスクの着用が必須になっています。また、今では家の外で家族以外の1名と会うことも許可されるようになりました。さらに、約2週間後には、バーやレストランのオープンエリアに限り営業が再開されます。私の知り合いの皆は、この措置によって(コロナ禍対策が安定して効果を発揮してきて)安全になりつつあると感じています。もちろん私もそうです。6月末には、ニュルVLNレースが再開されることになっているので、それが目下の楽しみです。私は、水平対向6気筒エンジンを搭載したSUBARU BRZレースカーの準備と適切なテストを実行し始めています。また、9月に延期となった24時間レースでは、SUBARU/STIチームのみんなと会えることを心から楽しみにしています。

カルロ・ヴァンダム(オランダ人NBRドライバー)

私は、ドライビングインストラクターとして近年はタイのバンコクに住んでいます。3月末には非常事態宣言が出され、出入国制限や集会や夜間外出の禁止などが発令されました。言うまでもなく、この異常な期間には、私の日常、そして人生さえも、まったく異なる過ごし方を強いられています。政府は人々の移動に関して多くの制限を行なっています。政府は人々にできるだけ家で働くように要請しています。そのため、私はできるだけ効率的に日々を過ごそうと努力しています。また、世界中の現在の状況について刻々と報道される多くのニュースに目を通しています。この国だけでなく、多くの国や地域で多くの労働者が職を失い、それによって困難に直面している人々が溢れ出しており、大変心を痛めています。今のところ全てのレースイベントが延期されていますが、私はこのようにしばらく家にいられるので、幸運なほうだと思います。幸い私の地域では、まだ外出して近所を散歩することはできますが、マスクの着用が必須です。ほとんどのレストランやカフェでは、テイクアウトのみの営業となっています。
今の時期は結構気温が高い(5月の平均気温は33度から35度)のですが、バルコニーでのエクササイズや室内サイクリングなどのホームトレーニングをして、体調を維持しようとしています。さらに、ニュルブルクリンク24時間レースなどの過去の映像をたくさん見ています。このように過ごしているので、今でも心身共に最高の状態を維持できていると思います。あの素晴らしいサーキットに今年仕様のSUBARU WRX STIで戻るため、頑張っています。みなさんもご自分自身を守って、健康をキープしてくださいね。
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