2025.03.10
Team Takutyが2025年シーズンの参戦体制を発表
GR86/BRZ Cup 2025参戦体制発表会
3月9日、東京・恵比寿の株式会社SUBARU本社ショールームで、井口卓人が代表を務めるTeam Takutyの「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 2025」に向けた参戦体制発表会が開催されました。
80席以上が用意された会場は大勢のスバルファンで満席となり、中には和歌山県や香川県といった遠方からの参加者もいました。冒頭では、ディーラーのファン獲得と人材育成、SUBARUブランドを広めるといったことを活動の目的として、今シーズンもTeamTakutyと千葉スバル、東京スバルがタッグを組み参戦することを発表。また、新たに栃木スバルが加わることが明らかになりました。各社は、社内選考を経た社員メカニックを派遣し、Team Takutyの活動をサポートします。今年も井口卓人本人がチーム代表と88号車ドライバーを担当し、久保凛太郎は87号車をドライブします。3台目となる89号車には奥本隼士が、栃木スバルとタッグを組み参戦します。タイヤは井口と久保がこれまで通りブリヂストンを使用し、奥本はダンロップタイヤを使用。チームカラーは千葉スバルがオレンジ、東京スバルがピンク、栃木スバルが緑となっています。
3台目のドライバーとして発表された奥本は、ラジコンの世界チャンピオンとして知られており、これまでFIA F4やスーパー耐久シリーズに参戦しています。また昨年はこのシリーズにGR86で参戦し、3位表彰台獲得も経験しており、井口も期待を寄せる若手ドライバーです。89号車は、栃木スバルの地元である、第2戦のモビリティリゾートもてぎ大会から参戦予定となることが発表されました。その後は、参加する千葉スバルと東京スバル各拠点から選抜された28名のディーラーメカニックが順に紹介。このうち、選抜メカニック代表として三上嵩さん(東京スバル)が、「本日このような場に立つことができて非常に嬉しく思います。ここにいる28名のみんなは、戻って店舗でお客様のクルマの整備にも活かせるような経験が積みたいという思いで集まっています。ファンの皆様の応援が我々の力になりますので、応援をお願いいたします。井口さんが再びゼッケン1を獲得できるように頑張っていきます」、と意気込みを語りました。
続いて行われたトークショーでは、井口卓人と久保凛太郎がレーシングスーツ姿で登場。今シーズン栃木スバルが参戦に至る経緯や、3台体制での展開は想像がつかないと語りながらも、ルーキードライバーの奥本への期待を語りました。また井口は、ワンメイクの難しさはあるものの、3台で表彰台を獲得することができたら嬉しいと語っています。井口と久保によるラジコンバトルも行われ、会場は大いに盛り上がり、ディーラーメカニックも交えた和気藹々とした雰囲気の中でファンとの交流を楽しみました。
井口は、「BRZやスバルディーラーを盛り上げたいという純粋な思いで活動しています。もちろん結果は大切ですが、関わっているお客さん、チームメンバーを含めてこの活動を盛り上げていけるよう期待して、Team Takuty、そしてディーラーの活動を応援していただけたらと思います。全力で頑張ります」、と今シーズンの意気込みを語りました。