10代から北海道ラリー選手権などの地方選手権で活躍し、1997年、22歳の時にサスペンションメーカーの若手ドライバー育成プログラムに抜擢され、SUBARUインプレッサ・グループNを駆りマレーシア国内選手権やAPRCに参戦。2003年には東京スバルラリーチームのドライバーとしてAPRCラリー北海道やWRCラリージャパンに出場し、ラリー北海道では総合4位、グループN3位に入賞し、日本人チーム最高位ナショナルアワードを獲得しました。その後も2006年から2008年にかけてPWRCやAPRCに参戦するなど、国際ラリーの舞台でそのキャリアを磨いてきました。2014年はSUBARU BRZで全日本ラリーに参戦し、初のシリーズチャンピオンを獲得。2015年には同じくSUBARU BRZで全日本ダートトライアルPN2クラスチャンピオンを獲得しています。また、2018年はSUBARU WRX STIでSA2クラスチャンピオンを獲得し、2019年は4WD化されたSUBARU BRZでD部門に参戦するなど、ラリーとダートトライアルの両カテゴリーで活躍中です。
1988年にドライバーとしてラリーデビュー後、1989年にはコ・ドライバーとして出場。以降2000年まで、ドライバーとコ・ドライバーの両方で活躍し、ドライバーとしては東日本ラリー選手権や県シリーズ戦で優勝経験も持っています。全日本ラリーには1992年から1995年までコ・ドライバーとしてスポット参戦後、1996年からレギュラー参戦。1997年は平塚忠博選手とのコンビで全日本初優勝を遂げた後、2004年から2006年にかけて3年連続全日本チャンピオンを獲得。全日本ラリーでは、これまで通算33勝の実績を誇るベテラン/コ・ドライバーです。2019年からは鎌田卓麻選手とコンビを組み、鎌田選手にとっても鈴木選手にとっても初となる最高位クラスでのシリーズチャンピオンを目指します。