2025.12.21
全戦ポイント獲得の井口がシリーズ2位受賞
「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup2025」のシリーズ表彰式
12月19日(金)、静岡県の富士スピードウェイホテルで、「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup2025」のシリーズ表彰式が行われ、シリーズランキング2位を確定したTeamTakuty 88号車の井口卓人(ブリヂストン)が登壇しました。
表彰式は昨年に引き続き立食のビュッフェ形式で行われ、上位の成績を残したドライバーやチーム関係者、パートナー企業の代表が参加し、1年間の健闘を讃え合いました。冒頭では、パートナー企業を代表して株式会社SUBARU CTO室モータースポーツ技術プロジェクト主査の嶋村誠がスピーチを行い、「本日、表彰された皆さんおめでとうございます。また、関係者の皆さんも1年間お疲れ様でした。環境対応がどんどん厳しくなっていますが、今後も可能な限り皆さんとレースを盛り上げていきたいです」、とスピーチを行いました。
今シーズンは優勝こそなかったものの、4度の表彰台を獲得して常に5位以内と着実にポイントを獲得した井口は、最終戦までシリーズチャンピオンの可能性を残して、ライバルとの接戦が続きました。また、自身がチーム代表を務めるTeamTakutyは3年目となり、ルーキーの奥本隼士が加入した3台体制で臨んでいます。150万円の賞金と記念のトロフィを手にした井口は、「今シーズン安定した成績を残せたのは、チームのプロメカニックの努力と、各レースに参加してくれたディーラーメカニックの頑張りが結果に結びついたと思っています。本当に素晴らしいドライバーたちが一生懸命戦うシリーズです。そんな中で、僕自身は来年もチーム代表として、ドライバーとしてもっともっと盛り上げていけたらと思っていますので引き続きよろしくおねがいします」、と受賞のスピーチをしています。
今シーズンを振り返って、「2024年シーズンはトラブルに泣かされた1年だったのですが、3年目の今年は東京スバルさんがトラブルもなく強いクルマをチームが作ってくれました。スプリントレースで、ひとり1台というレースは今の日本に少なく、それをチームと毎戦全力で戦った時の達成感はこのシリーズの魅力だと思います。また、一緒に戦っているチームであるSUBARUディーラーさんにとっても、お客さんが楽しむ選択肢を増やせるきっかけになればと思っており、TeamTakuty にとって意味のある活動だと思っています」、と来シーズンに向けての意気込みを語ってくれました。










