2026.05.04 - SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ決勝
SUBARU BRZ GT300 終盤の駆動系トラブルによりリタイヤ
明け方までの荒天から一転しての快晴となりましたが、強風が吹く状況は続いていました。気温26度、路面温度は52度と夏を思わせる日差しが降り注ぎました。そしてゴールデンウイークでの開催は、シリーズで最も集客数が多く、8万3600人の大観衆を集めました。
SUBARU BRZ GT300は前日の予選で、コースレコードを記録しポールポジションからのスタートです。3時間のレース・フォーマットは2回のピットインが義務付けられています。チームは山内英輝をスタートからのダブル・スティントで起用し、井口卓人で逃げ切る作戦で臨みました。
決勝前のウォームアップランでは、山内が走行しマシンバランスのチェックを行ないましたが、左フロントタイヤがバンクするトラブルが発生しました。しかし、足回りにダメージはなかった様子でそのまま決勝のグリッドに着くことができました。
決勝レースは山内が逃げる作戦ですが、思うようにタイムは伸びず、トップ4台の集団を引っ張る形で序盤は展開します。最初のピットストップのタイミングが近づいた23周目、ウォームアップ時と同じ左フロントタイヤがバンクしてしまいます。山内はスロー走行しながらピットに戻ります。ピットではルーチンの作業を行ないつつ、サスペンションのチェックを行ない、再び山内を送り出しました。
トップを走行していたものの、このトラブルで順位は大きく後退しますが、フレッシュタイヤを履いた山内は一台、また一台と先行車を交わし、2回目のピットインの時には順位を7位まで挽回していました。
変わった井口も少し順位は落としましたが、9位でコースに戻ります。ひとつでも順位を上げるため、粘り強く走る井口ですが、トップ10フィニッシュまであと20分のところで、突然マシンをコース外に止めました。無線では「駆動が抜けた」と伝えており、井口はセクター3の途中でマシンを降りることになりました。
小澤正弘総監督「申し訳ありません。正確にはまだわかりませんが、駆動系のトラブルだと思います。この後徹底的に調査をし、対策を取ります。タイヤのトラブルもはっきり原因が掴めていないので、ダンロップさんと相談しながら対策をしていくことになると思います」
次戦のSUPER GT第3戦はマレーシアのセパン・サーキットの予定でしたが延期され、今シーズンの開催は見送られました。そのため、次戦は8月1日(土)、2日(日)に第4戦富士スピードウェイでの開催となります。エンジン、タイヤとも今季新開発されており、究極の状況での耐久性において未知数な部分が残されているようですが、しっかり対策を取り再び表彰台の頂点に立つ姿を期待しましょう。























