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2015年SUPER GT、いよいよ開幕

SUPER GT第1戦 岡山ラウンド・プレビュー

2015.03.30

来る4月4日(土)・5日(日)に、いよいよ2015年のSUPER GTシリーズが開幕を迎えます。開幕戦の舞台となるのは、岡山県美作市の岡山国際サーキット。コース幅が狭く、小さく旋回するコーナーが多いためオーバーテイクのポイントが限られる全長3.7375kmのテクニカルコースです。3月14日・15日には同サーキットでSUPER GTの2015年第1回公式テストが行われており、SUBARU BRZ GT300 2015モデルを走らせるR&D SPORTを含め、多くのチームはデータの収集をすでに終えた状態で開幕戦に挑むこととなります。

進化したSUBARU BRZ GT300

チーム体制は1月の東京オートサロンで発表したとおり、総監督をこれまで通りSTIの辰己英治が担当し、井口卓人と山内英輝のふたりがドライバーを務め、チーム運営母体のR&D SPORTとともに勝利を目指します。

3年目のシーズンを迎えるSUBARU BRZ GT300は、タイヤ銘柄をダンロップに変更することで決勝レースでのロングラン性能を伸ばし、安定したラップタイムを積み重ねることに主眼を置いて仕上げています。さらに、空気抵抗を減らし、適正なダウンフォースとバランスさせるよう、前輪の外径を小型化してフロント周りの形状を見直し、それに伴いリヤフェンダーの形状も刷新しています。パワーユニットはSUARU / STIの技術を注ぎ込んだ排気量2.0リットルのEJ20ボクサーターボを従来どおり搭載しますが、規則の変更により2015年シーズンからは吸気リストリクターが0.5ランク拡大されるため、性能向上が期待されます。これまでに行われた実走行テストを経てシャシーの改良やセットアップも進み、STIチーム総監督の辰己は、課題はまだ残しているとしながらも、「テストではロングラン終盤でベストタイムが出せており、良い兆候」と、開幕戦に向けての手応えを感じている様子です。岡山と富士で行ったテストでマシンのステアリングを握ったふたりのドライバーも、最善のセッティングを見つけ出そうと試行錯誤を続けながらも好感触を得ています。

手強いライバル達と真っ向勝負

BRZ GT300のライバルは、各自動車マニュファクチャラーが送りこむ最新のFIA-GT3車両のほか、JAF-GT規定の国産ハイブリッドマシンなど多岐にわたります。直線スピードや加速に優れる大排気量エンジンを搭載した手強いライバルたちのなかにあって、SUBARU BRZ GT300は低重心で信頼性の高い排気量2.0リットルのEJ20レーシングエンジンと、オフの間に磨き上げた高効率の空力性能、鋭いコーナリング性能、安定したロングラン性能を武器に、互角以上の走りを見せることでしょう。

3月22日のSUBARU 2015モータースポーツ・ファンミーティングで掲げた目標「シーズン3勝とシリーズチャンピオン獲得」の実現に向け、SUBARUチーム一丸となって開幕戦、そして2015年シーズンに全力投球してまいります。

開幕戦岡山ラウンドは、4月5日(日)14:30にスタートし、GT300クラス28台が競技距離300km(82周)で覇を競います。

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