SUPER GT

BACKSTAGE COLUMN

  • vol.
  • vol.
  • vol.
  • vol.
  • vol.
  • vol.
  • vol.
  • vol.
2019.10.04

ドライバーの頼れる味方、「ドライバーサポート」のお仕事

STIと共にSUPER GTに参戦するR&D SPORT。このチームを裏から支えるスタッフのひとり、チームの紅一点は、チームマネージャーの渡辺麻子だ。マネージャーとは聞こえは良いが、レースウィークは搬入から搬出までありとあらゆる仕事をこなさなければならない。そんな彼女に今の仕事を聞いた。
 「仕事の内容は、レース前のガレージでの事前準備、ホテルの予約、消耗品や弁当、ドリンク類といったクルマに関わらないものの手配。現場に入ったらピット裏テントの設営全般、もちろんひとりでやっているわけではなく男手に助けられている部分も大いにあります。他にドライバーのサポートなど、ソフトの面での何でも屋という感じでしょうか。
R&D SPORTに入社したのは、チームがヴィーマックを動かしていた2006年。それまではバイトだったのですが社員として就職。(本島)社長に「働きたければ社員になれば」と言われ拾ってもらいました。15年近く仕事を続けていますが、年々段取りは良くなっていると思いますし、昔より内容は濃いものになっているとは思います。
この仕事はずっとやりたかったんです。でも昔から協調性はないし団体行動は嫌いだったので、”まさか”というのが家族の反応でした。その場にいるにはどうしたら良いかと思っていました。そもそものきっかけはカートに連れていってもらったりしているうちにその雰囲気が好きになって、その関係から(元F1ドライバーである)野田英樹さんの事務所に呼んでもらえ、そこで数年働いていました。そしてチームと一緒にいた方が居心地がいいというか、あぁこういう仕事があるんだ、こういう仕事ができたらいいなと漠然と思い始めて、R&D SPORTを紹介してくる人がいて、今ここにいます。
ドライバーサポートという仕事は、まずは装備品関係をちゃんと用意しておくだけで、今のふたり(井口と山内)は本当に手がかからないんです。ふたりとも自立しているし切り替えが早いし、こちらが何かしてあげなきゃいけないという人ではなくて、何か困ったことがあったらなんとかしてみようという感じで、視線は彼らに向けていますけど、そっとしておいてあげることの方が多いですね。もう放っておいても良いタイプだし、私が構わない方がいいタイプだと思います。まぁ今までもそんなに大変なドライバーってR&D SPORTにはいませんでしたけどね。
ポイントとしては、いつも決まった場所にモノがあるということが大事ですね。いつも変わらずこれがここにあるという感じ。改善はしていきますけど、できるだけ同じ状況をキープしておく。たとえば山内選手の場合は、乗り込む前に必ずシューズの底を拭くのでクリーナーとウェスを、またバイザーを拭くので窓用のクリーナーといったケミカルを用意して、グリッドにはこれを用意してなど。どこのチームマネージャーさんもドライバーさんの癖を知って、ドライバーさんらが働きやすい環境を作っているんじゃないでしょうか。それがドライバーサポートという仕事だと思います。
ドライバー以外では、私も年齢的に先輩ということもあり、若手メカニックには現場で自分の経験したことをもとにアドバイスをしたりします。でも次からはちゃんとできているし、ちゃんと吸収していってくれる人たちだなと思っています。出しゃばるつもりはないんですが、こうやった方がいいんじゃないのとか、こうやった方が次は楽だよねだとかのアドバイスはするようにしています。昔は怒鳴ったこともありましたが、それでは人は言うことをきいてくれないということが分かりましたから、もう怒鳴ったりはしませんね。
他のチームでは経験があまりないので分かりませんが、R&D SPORTらしい色になっているのかなと思います。会社が良くなっていけばいいし、自分を含めて成長できればいいなというスタンスです。せっかくみんなレースが好きで集まって来たわけだし、一緒に出張しながらレースをするわけです。いろんなできこどを経験して仲間意識というか絆は強くなっていくと思います。
会社には事務の女性がひとりいて、現場の女性は私ひとりです。将来的にはマネージャー業も次にバトンタッチしなくちゃいけない。鈍感な人じゃ仕事にならないと思います。いろんなことに気がつくよう視線がいく人で、相手の気持ちになれるような人の方が、向いているのではと思います。でも大前提としてレースが好きな人じゃないとダメでしょうね。男性ばかりの職場ですし大変なこともありますから、ある程度気が強くないとやさしいだけじゃダメだし、ある程度芯を持っていないと辛いんじゃないでしょうか。そんな人いませんかね」。
SUPER GT SUBARUテントのご案内
SUPER GTのイベント会場には、SUBARUテントを設置し、応援に来られるファンの皆様にサービスを行なっています。「声援は力だ」フラッグにメッセージを記入していただければ、応援席で応援団がそれを振ってくれます。また、SUBARUシートのチケットをお持ちの方には、キャップ、ミニフラッグ、マフラータオルなどの応援グッズを差し上げています。テントの受付コーナーではチケットを係に見せてくださいね。そのほか、ドライバーのミニトークショーも実施されますし、ショップではクレデンシャルケースをはじめとするSTIプロダクトなどを販売しています。11月第1週のSUPER GT最終戦ツインリンクもてぎ戦でもSUBARUテントは実施予定です。予選と決勝の二日間オープンの予定です。どうぞお立ち寄りくださいませ。

TEAM PARTNER

  • AGC旭硝子
  • BBSジャパン株式会社
  • 株式会社千代田製作所
  • 株式会社デンソー
  • ダンロップタイヤ
  • faurecia
  • クラリオン株式会社
  • FUJITSUBO
  • GUNSROCK
  • 株式会社フジクラ
  • 池田製作所
  • KENWOOD
  • マックメカニクスツールズ株式会社
  • 株式会社みずほ銀行
  • MOTUL
  • おぎやはぎの愛車遍歴
  • 三菱ケミカルホールディングズ
  • 三菱製鋼株式会社
  • 日本発条株式会社
  • 日本環境テクノ
  • 日本ピストンリング株式会社
  • N-KIT
  • 株式会社パーカーアコウスティック
  • パナソニック
  • レイブリック
  • RECARO Automotive Seating
  • 坂本工業
  • しげる工業株式会社
  • 株式会社ショーワ
  • 大成技研株式会社
  • 株式会社スリーボンドホールディングス
  • テオーリアコミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社東海理化
  • 株式会社トピア
  • 読売新聞社
  • 株式会社アールアンドデースポーツ
  • 999.9
  • MECHANIX WEAR
  • 株式会社スバル
  • STC
  • STI
Scroll to top