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SUPER GT 第5戦 スポーツランドSUGO
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RACE REPORT

2021.09.12 - SUPER GT 第5戦 スポーツランドSUGO・決勝
新型SUBARU BRZ GT300がポールポジションからの完全優勝
9月12日(日)にスポーツランドSUGOで行われたSUPER GTシリーズ第5戦「SUGO GT 300Km Race」の決勝レースにて、ポールポジションからスタートしたSUBARU BRZ GT300は一度もトップを奪われることなく完全優勝を果たしました。人数を制限されながらも観戦に訪れたレースファンが見守る中、新型BRZ GT300は、その強さを披露することができました。
決勝レースは、前日の涼しい気候とは打って変わって、強い日差しの快晴に恵まれました。スタート時点で気温29度、路面温度は45度と前日の23度とは大きくコンディションが変わり、タイヤのマッチングが心配される中で始まりました。

スタートドライバーは井口卓人が担当し、リードを広げて山内英輝で逃げ切る作戦です。ローリングスタートで始まり井口は狙い通りにホールショットを決め、安定して後続を引き離しにかかります。1周目を終えた時点で2位にはすでに1.475秒もの差をつけ、好調な滑り出しをしました。
井口はその好調を維持し、ますますリードを広げていきます。一時は6秒ほどのリード作る好調さでそのまま山内英輝にバトンを渡します。ピットタイムで順位を落とすことの多かったBRZ GT300ですが、今回のレースではトップを維持したままコースに戻ります。

山内も好調を維持し、後続を引き離していきます。しかし、他のマシンの火災がありセーフティカー(SC)が導入され、それまでリードしていた7.495秒のリードを失ってしまいます。しかし、レース再開後も山内は再び後続を引き離していきます。

山内はレース終盤になってもタイムを大きく落とすこともなく、後続との差を広げチェッカーを受けました。山内が乗る新型BRZ GT300は水を得た魚のごとく走り、2位に11秒以上リードして優勝を手にしました。
井口卓人
「『予選は速いけど、決勝は残れないよね』ってレース仲間に冷やかされていたんですが、新型BRZ GT300の強さを見せることができました。チームやダンロップタイヤ、そして応援してれるファンのみなさんと一緒に笑顔になれて凄く嬉しいです」

山内英輝
「オートポリスでのテストが良かったと感じています。マシンセットを変更したことで強いBRZ GT300になりました。こうした変更をしてくれたチームに感謝ですし、タイヤも良かったです。そして旗を振って応援してくれた皆さんを見ると凄く勇気づけられました。ここからはシリーズチャンピオンを目指していくのでさらなる応援をお願いします」
小澤正弘総監督
「タイヤ戦略がギリギリの作戦だったので心配はありました。でも最初のスティントで井口が長い距離を、しかもギャップを保ちながらトップをキープをしてくれたので、その後のタイヤ戦略がうまくできました。本当にみんながいい仕事したと思います。シリーズでは、ここは折返しのレースなので、上位に行けたのは良かったし、次のオートポリスも得意なので獲れるように頑張っていきます」
次戦のSUPER GTは大分県日田市にあるオートポリスで10月23日(土)、24日(日)に「SUPER GT第6戦 オートポリスGT300kmレース」が開催されます。BRZ GT300は今回の優勝でサクセスウエイトを更に搭載しますが、チーム一丸となって上位を目指しますので応援をお願いします。


決勝アーカイブはこちらhttps://youtu.be/OPs0IB7t_YQ

2021.09.11 - SUPER GT 第5戦 スポーツランドSUGO・予選
SUBARU BRZ GT300、2戦連続ポールポジションを獲得
2021年SUPER GT シリーズ第5戦「SUGO GT 300Km Race」は、9月11日(土)に公式練習と予選が行なわれました。SUBARU BRZ GT300は2戦連続のポールポジションを獲得。そしてSUGOでは3年連続のポールポジションを獲得に成功しました。
気温、路面温度ともに23度という9月上旬としては涼しい気温の中で、公式練習が始まりました。チームはソフト、ハードの2タイプのタイヤを持ち込み低い路面温度に対してベストなマッチングを探すテストを開始します。

ドライバーは山内英輝がセットアップを担当し、ハードタイヤで様子を見ていきますが全体6位近辺のタイム止まりでした。チームはソフトタイプへ変更し再びセットアップの見直しをしていきます。するとすぐさま山内は自身のタイムを1秒近く短縮し、全体でも1位のタイムをマークしました。
いつもより早めにドライバー交代し、井口卓人はロングランテストをします。決勝を見据えたセットアップの確認を行ない、他のマシンのクラッシュによる赤旗中断まで20数ラップ連続走行を続けました。

山内英輝
「マシンにはオートポリスでのテスト結果を仕込んでSUGOに持ち込んだので、タイヤのマッチングと合わせて様子を見ましたけど、タイムは出ていますね。この調子で予選もポールを狙っていきます」
小澤正弘総監督
「午前の公式練習ではタイヤのマッチングを見極めることと決勝用のセットアップを決めることでしたが、予定通りに準備はできました。ですから予選は問題なくいいポジションを獲れると思います。あとは決勝で結果を出すことが重要ですね」

迎えた午後の決勝ではGT300クラスは28台のエントリーがあり、A、Bの2クラスに分かれて予選を競います。BRZ GT300はB組で走行しQ1は井口がアタックをします。
午前の公式練習では燃料も多く搭載し決勝用のタイム走行をしているため、いきなりの予選アタックとなりましたが、1分18秒069でB組2番手のタイムを計測しました。

井口卓人
「ボク自信もソフトタイプのニュータイヤで、燃料が少なく軽い状態で走っていなかったので、少し不安はありましたけど、走り出したら手応えが凄くあって思い切ってアタックできました。その結果の2位なので良かったです」

続く山内は2019年にコースレコードを記録するレコードホルダーです。(2020年は未開催)18年は完全優勝を手にしているだけに、今回も期待が膨らみます。山内は丁寧にウオームアップを行ないアタックに入ります。そして多くのファンの期待に応えるようにトップタイムを計測し、2戦連続のポールポジションを獲得しました。
山内英輝
「チームが凄くいい状態のマシンを用意してくたし、鈴鹿でもマシンは良かったのでその性能を引き出せた結果だと思います。ただ、鈴鹿では決勝が上手く行かなったので、その悔しい気持ちを晴らすためにも決勝でリベンジしたいと思います。明日は、絶対にこの席に戻ってきます」と力強いコメントをポールポジション会見で語りました。

決勝レースは午後1時30分にスタートし84周で競われます。新型BRZ GT300の速さを証明するかのように今季5戦中3回のポールポジションを獲得。この絶対有利を活かし優勝トロフィーを手にできるように応援をお願いします。



予選アーカイブはこちらhttps://youtu.be/4pjqxL7g9Go
決勝LIVEはこちらhttps://youtu.be/OPs0IB7t_YQ

2021.09.10 - SUPER GT 第7戦 スポーツランドSUGO・予選前情報
SUBARU BRZ GT300のチャンピオン獲得は難しくない
2021年SUPER GT シリーズ第5戦「SUGO GT300Km RACE」が9月11日(土)、9月12日(日)宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行なわれます。
チームは前戦の鈴鹿が終わってからオートポリスでタイヤテストに参加しました。ここ数戦予選ではフィーリングもよく、結果も出てているBRZ GT300ですが、決勝では期待値にまでは届かないという傾向があります。その原因のひとつに決勝でのタイヤの使い方にあるという見方をしており、オートポリスでもそうしたタイヤの使い方を検討するテストを行なったようです。
山内英輝
「オートポリスでは雨のテストになってしまいましたが、良いテストができています。雨だったからこそだと思うのですが、顕著な症状がでて状況はつかめたので、いい方向に進むと思っています。また以前行なった菅生でのテストもいいデータが取れているので、結果に結びつけたいです」
井口卓人
「テストの結果がいろいろ蓄積できているので、決勝レースを想定しながらしなやかな走りができるようにしていきたいと思ってます。一発の速さはあるし予選もいいところ行けると思うので、決勝を決めるのはそのしなやかさが重要と考えています」

一方でシリーズを戦う上では現在チームランキング、ドライバーズランキングともに10位。チャンピオン争いをする上では落とすことのできない重要な一戦となります。
山内英輝
「決勝はシンプルに優勝を狙っていきます。シリーズランキングのチャンピオン獲得も厳しい状況とは全く思っていません。ここから巻き返していけると思っているので、そのためにも重要な一戦だと思います。今回は入場者人数は絞られていますけど、またご自宅のモニターの前で応援してくれる人たちにいいレースを届けられるように、がんばりますので応援をおねがいします」
井口卓人
「正直なところシリーズチャンピオンを意識することなく、目の前の一戦一戦を戦っていくだけです。そして決勝で速い新型BRZを応援してくれてるファンのみなさんに見せたいと思っています」

11日(土)は午前9時20分から11時15分まで公式練習が行なわれます。そして午後2時30分からノックアウト予選Q1があります。18年の完全優勝、19年のコースレコードと相性のいい菅生で駆け抜けるSUBARU BRZ GT300への応援をお願いします。



予選LIVEはこちらhttps://youtu.be/4pjqxL7g9Go
決勝LIVEはこちらhttps://youtu.be/OPs0IB7t_YQ

2021.09.08 - SUPER GT 第5戦 スポーツランドSUGO・プロローグ
チャンピオン争いをするためにも踏ん張りどころのSUBARU BRZ GT300
SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACEが9月11日(土)、12日(日)に、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで2年振りに開催されます。
このコースはSUBARU BRZ GT300にとって鈴鹿と並んで相性の良いコースと言われています。2年前の2019年はコースレコードを記録し、2018年は公式練習から、予選、決勝と常にトップに君臨し完全優勝を成し遂げています。

ニューマシンとなった2021年、BRZ GT300は正常進化を遂げ確実にレベルアップをしているものの優勝には届いていません。シーズンも後半戦に突入しシリーズを見据えていくと、このSUGOでは高ポイント獲得が必須のレースと言えるでしょう。
小澤総監督
「今季はマシンが新しくなり、スタッフ全員がすべきことを確実にこなしているので、以前のようなマシントラブルにつながるネガ要素がなくなりました。そのためトラブルに対応する必要がなく、開発に時間が割けるという良い循環ができていますが、優勝には届いていません。このSUGOではロングランテストもできており、テストでは好結果もありますので自信を持って臨みたいと思います」

しかしながら今季は好不調の波があるように見えます。それはレースだからこそ起きる不運といったこともありますが、チャンスを掴みきれていない一面もありそうです。
「タイヤの性能を引き出すのが難しいですね。SUGOも鈴鹿なみに高荷重になるコースなので、コーナリングを得意とするBRZ GT300は期待していいです。ですが、決勝レースでその速さを活かしきれていないことも正直あると思います。不運や幸運もありますけど、そこは実力で引き寄せていかないとシリーズ上位は目指せませんから、ここは絶対に勝ちたいレースです」
天候が不順で心配されることもありますが、小澤総監督は予選ではトップタイムを出せる自信があるようです。あとは決勝レースで運も味方につけ、シリーズ上位を目指す走りに期待したいと思います。

11日(土)は9時20分から11時15分まで公式練習が行なわれます。そして午後2時30分からノックアウト予選Q1が始まります。チャンピオン争いをしていくためにも、ここは踏ん張りどころのレースです。皆様からの大きな声援をお願いします。決勝レースは12日(日)午後1時30分スタートで84周で争われます。

RACE RESULT

2021.09.11 - 予選
SUPER GT 第5戦 スポーツランドSUGO
Pos. No. Machine Driver Q1 Q2 Diff Tire
1 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 1'18.069 1'17.479 DL
2 18 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志 名取 鉄平 1'18.330 1'17.832 YH
3 60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹 河野 駿佑 1'18.146 1'17.971 DL
4 88 JLOC ランボルギーニ GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 1'18.776 1'18.044 YH
5 55 ARTA NSX GT3 高木 真一 佐藤 蓮 1'18.576 1'18.149 BS
6 87 グランシード ランボルギーニ GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 1'18.395 1'18.229 YH
7 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 1'18.563 1'18.279 YH
8 96 K-tunes RC F GT3 新田 守男 小高 一斗 1'18.389 1'18.443 DL
9 56 リアライズ日産自動車大学校 GT-R 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'18.737 1'18.456 YH
10 244 たかのこの湯 GR Supra GT 三宅 淳詞 堤 優威 1'18.371 1'18.456 YH
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

 

Q1 

A組  開始 : 14:30'00    終了 : 14:40'00

B組  開始 : 14:48'00    終了 : 14:58'00

Q2 

開始 : 15:23'00    終了 : 15:33'00

 

No.9 木村武史 Q1 最初の5分間走行禁止(SpR.13-1.a「危険なドライブ行為(接触行為)」)

No.9 K.コッツォリーノ 2グリッドダウン(SpR.13-1.a「危険なドライブ行為(コースイン時の進路妨害)」)

2021.09.12 - 決勝
SUPER GT 第5戦 スポーツランドSUGO
Pos. No. Machine Driver Time / Diff Laps Best Lap Tire
1 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 1:56'55.821 78 1'20.721 DL
2 55 ARTA NSX GT3 高木 真一 佐藤 蓮 11.442 78 1'20.941 BS
3 56 リアライズ日産自動車大学校 GT-R 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 13.633 78 1'20.784 YH
4 87 グランシード ランボルギーニ GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 32.560 78 1'21.324 YH
5 60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹 河野 駿佑 41.972 78 1'21.045 DL
6 34 Yogibo NSX GT3 道上 龍 密山 祥吾 52.372 78 1'21.300 YH
7 88 JLOC ランボルギーニ GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 52.465 78 1'21.331 YH
8 96 K-tunes RC F GT3 新田 守男 小高 一斗 1'06.725 78 1'21.746 DL
9 244 たかのこの湯 GR Supra GT 三宅 淳詞 堤 優威 1'06.930 78 1'21.333 YH
10 11 GAINER TANAX GT-R 平中 克幸 安田 裕信 1'07.333 78 1'21.405 DL
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

 

開始 : 13:37'59    終了 : 15:34'40
SC : 14:39'08(47Laps) - 14:56'22(53Laps) FCY : 15:08'12(64Laps) - 15:10'50(65Laps)
※フォーメーションラップ1Lap追加のため、1Lap減算し、83Lapsのレースとした。

 

ファステストラップ : 1'20.071 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG/谷口 信輝

 

白黒旗提示 No.55 佐藤蓮
No.6 ドライブスルー(SpR.27-3「ピット作業違反」)
No.360 ドライブスルー(SpR.27-3「ピット作業違反」)
No.360 失格(SpR.13-7「ペナルティボード無視」)
No.52 決勝結果に130秒加算(SpR付則 3.8「停止指示の無視」)

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