新型SUBARU BRZ GT300がポールポジションからの完全優勝
スタートドライバーは井口卓人が担当し、リードを広げて山内英輝で逃げ切る作戦です。ローリングスタートで始まり井口は狙い通りにホールショットを決め、安定して後続を引き離しにかかります。1周目を終えた時点で2位にはすでに1.475秒もの差をつけ、好調な滑り出しをしました。
山内も好調を維持し、後続を引き離していきます。しかし、他のマシンの火災がありセーフティカー(SC)が導入され、それまでリードしていた7.495秒のリードを失ってしまいます。しかし、レース再開後も山内は再び後続を引き離していきます。
山内はレース終盤になってもタイムを大きく落とすこともなく、後続との差を広げチェッカーを受けました。山内が乗る新型BRZ GT300は水を得た魚のごとく走り、2位に11秒以上リードして優勝を手にしました。
「『予選は速いけど、決勝は残れないよね』ってレース仲間に冷やかされていたんですが、新型BRZ GT300の強さを見せることができました。チームやダンロップタイヤ、そして応援してれるファンのみなさんと一緒に笑顔になれて凄く嬉しいです」
山内英輝
「オートポリスでのテストが良かったと感じています。マシンセットを変更したことで強いBRZ GT300になりました。こうした変更をしてくれたチームに感謝ですし、タイヤも良かったです。そして旗を振って応援してくれた皆さんを見ると凄く勇気づけられました。ここからはシリーズチャンピオンを目指していくのでさらなる応援をお願いします」
「タイヤ戦略がギリギリの作戦だったので心配はありました。でも最初のスティントで井口が長い距離を、しかもギャップを保ちながらトップをキープをしてくれたので、その後のタイヤ戦略がうまくできました。本当にみんながいい仕事したと思います。シリーズでは、ここは折返しのレースなので、上位に行けたのは良かったし、次のオートポリスも得意なので獲れるように頑張っていきます」
決勝アーカイブはこちら(https://youtu.be/OPs0IB7t_YQ)