2026.04.05 - 全日本ラリー選手権第2戦 SAGA RALLY NATIONAL CHAMPIONSHIP 2026 SUPPORTED BY BLUE BATTERY caos Leg2
多くの収穫を得て新井敏弘が5位フィニッシュ
全日本ラリー選手権第2戦「SAGA RALLY NATIONAL CHAMPIONSHIP 2026 SUPPORTED BY BLUE BATTERY caos」は競技最終日となる4月5日(日)、レグ2の走行が行われました。SUBARUがサポートする新井敏弘/安藤裕一組は、SUBARU WRX S4を駆りJN-1クラス5位でフィニッシュしました。
この日は、前日に使用したステージを逆方向で使用する『TENZAN West Reverse(6.39km)』、『AMANOGAWA Reverse(13.17km)』に加え、多久市中央公園に特設される新しいスーパーSS『SSS Taku City Central Park(0.88km)』を加えた3SSを2回ずつ走行する6SS・計40.88kmが設定されました。前日までの雨は止みましたが、朝方は空に雲が広がり湿った路面が残る難しいコンディション。昼からは日差しも見られたものの、木陰などは依然として濡れており、乾き始める区間と相まって、判断の難しい路面となりました。
前日をJN-1クラス6番手で折り返した新井は、この日も安定してタイムを並べ順位をキープしました。高速域では、ライバルたちと比較してもスプリットタイムで肉薄する区間も見られました。車体サイズ的に不利となる区間においては、その要因も特定されています。路面状況が安定しないコンディションとなった週末を通して、鋭意開発中の新型マシンに反映させるための多くのデータを得て、最終的にはクラス5位でラリーを終えました。
■新井敏弘「多くの知見が反映された結果」
前戦の悔しい結果から、厳しい部分はありながらも実りのあるラリーでまとめた新井は「今回、エンジンが万全だったのはSTIの知見が色々と入ってくれたおかげなので、すごく感謝しています。この2カ月、エンジンの仕上がりに苦労してきたので、多くのノウハウを得ることができたと思います。クルマのサイズ的にストップ&ゴーが多いところはやはり厳しいですが、そうした不利な部分を消していけば、もっと良くなると思います。新しいクルマは鋭意開発中ですので、皆さんには楽しみにお待ちいただいて、次戦もまた応援をよろしくお願いします」と有意義なラリーを振り返りました。
■メカニックコメント「ニュルを目標にして走り抜けたいです」
工藤翔
神奈川スバル株式会社 泉店
メカニック歴6年
アライモータースポーツがラリーで走っているのを見て、ファンになったと語る工藤。「いつかここで整備したいと、ずっと突っ走ってきました」と語る彼がラリーを意識し始めたのは、3~4歳くらいの頃にまでさかのぼります。
「祖母にレガシィのミニカーを買ってもらって、タイヤをひたすら外していました。親は『なんで、この子はこんなことをやっているんだろうね』と思っていたようです(笑)。実際のラリー現場に来たのは今回が初めてですが、映像と比べて五感で音や匂いが感じられるギャップが大きく、ひとりのファンとして堪能している部分もあります」と初めてのラリーを満喫したようです。
一方、作業に関しては「整備マニュアルを見て調べてきたのですが、実際に来てみるとまったく役に立ちませんでした」と、量産車とラリーカーの違いに困惑することも。
それでも、「土曜日の昼のサービスは30分という短い時間で、ディーラーでのセーフティチェックと同じ時間なのですが、体感では5時間くらい作業した感覚がありました。雨は苦ではありませんでしたが、それよりもたくさんの観客やメディアの方もいて、緊張して胃がキリキリしました」と張りつめた競技環境での体験に刺激を受けたことを笑顔で振り返りました。
「最終サービスでは、『ありがとうございました』の気持ちを込めて、丁寧に作業を行いました。ラリーの現場では、自分勝手なことをせず、優先順位を間違えずに行うことが大事だと感じました。同じ会社にニュルブルクリンク24時間レースに行った憧れの先輩がいるのですが、今回、全日本ラリーを経験したことで、ほんの少し先輩に近づけたように思います。今後は、ニュルへの参加も目標にして、走り抜けていきたいです」
全日本ラリー選手権第3戦は、5月8日〜10日に奈良県天理市を拠点として開催される『YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良』です。昨年、全日本ラリー選手権としては32年ぶりに奈良県で開催されたターマックラリーですが、今年はルートの半分ほどが新しくなる予定。サービスパークが置かれる天理教北5駐車場にはラリーパークが隣接されるほか、10日には名阪スポーツランドでギャラリーステージも設定されます。新型マシンの開発を進めるSUBARUの挑戦に、引き続き応援をよろしくお願いいたします。








