2026.05.09 - 全日本ラリー選手権第3戦 YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良 Leg1
新型マシンでの初日、トラブルに直面しながらも5番手
全日本ラリー選手権第3戦「YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良」は5月9日(土)、競技初日となるレグ1の走行が行われ、SUBARUがサポートする新井敏弘/安藤裕一組は、SUBARU Boxer Rally spec.Z実戦投入の初日をJN-1クラス5番手で終えました。
昨年、32年ぶりに奈良県での全日本ラリー選手権開催を果たした、ターマックイベントのラリー飛鳥。今年も天理市の天理教北大路乗降場に設置されたサービスパークを拠点に、ターマックステージで争われます。5月8日(金)の夕方には、天理市役所でセレモニアルスタートを実施。多くの観客が見守るなか、SUBARU Boxer Rally spec.Zが初めてファンの前で姿を披露しました。
■難しいコンディションのなか課題を洗い出した初日
この日は『Tenridam(3.44km)』、『Takai Memorial(7.58km)』、『Ryujinko(7.44km)』の3SSを2度ループする計6SS、SS走行距離計36.92kmという構成。SSは、ダム沿いから山間部に抜けるステージや、路面のうねりやギャップが激しく、アップダウンもあるうえにトリッキーなコーナーが連続するテクニカルステージ、道幅が狭いダムの湖畔と民家の間やトンネルを駆け抜け、ハイスピード区間とツイスティな区間が混在し、アップダウンがないフルフラットなステージなど難関ばかり。この日は朝から日が差していましたが、朝方は気温が低いうえに前日の午前中に降った雨の影響により、路面に長く湿り気が残る箇所も多いほか落ち葉も堆積しており、非常に難しいコンディションとなりました。
新井は、SS1をトップから5.6秒差の6番手タイムで滑り出しましたが、SS2で駆動系のトラブルやパンクに見舞われるなど、波乱含みの展開となりました。昼のサービスで修復を行い午後のループに臨みましたが、今度はエンジンパワーが低下するトラブルが発生。それでもクラス6番手のタイムをキープし、最終的にクラス5番手で初日を走り終えました。
■新井敏弘「クルマは良くなっている。試行錯誤を続けていきます」
SUBARU Boxer Rally spec.Zでの初日をクラス5番手で終えた新井は「これだけ長い距離を本格的に走らせたのは初めてですが、午前中、特に1本目の序盤はまずまずの走りができました。ただ、ミッションのギヤ比がこれまでのSUBARU WRX S4と異なり、コースと合わない部分もありました。SS2では駆動系のトラブルが出たり、午後はエンジントラブルもありましたが、それぞれサービスで対応をしてもらいました。全体的な感触としてクルマは良くなっています。サスペンションストロークが長く、それに合わせたセッティングがまだ詰め切れていないので、明日も試行錯誤しながら進めていこうと思います」と一日を振り返りました。
競技最終日となる10日(日)のレグ2は、『Soni Highland(10.07km)』、大会最長の『Mt.Chausu Long(11.32km)』、名阪スポーツランドに設置されるギャラリーステージ『Meihan(0.74km)』を2回ずつ走行する6SS・計44.26kmが設定されています。新型マシンのデビュー戦で最適解を見つけるべく模索を続けるSUBARU Boxer Rally spec.Zに熱い応援をお願いいたします。





