2026.04.19 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前レポート
ニュルブルクリンク24時間予選レース1は、大事故により中止
この日は、レース1の予選と4時間の決勝レースが予定されています。朝8時30分から公式予選は予定通りスタートしました。予選開始直後によくある混乱を避けるため、88号車SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2026は、グリーンライトから少し待って井口がコースイン。まずは、グランブリサーキットを回ってピットインしました。やはり開始直後に幾つかのセクションでイエローフラッグが振られ、場所によってはコード60が提示されているようです。続いて井口はフルコースを1周。昨日のプラクティスで車両の挙動が不安定だったためセットアップチェンジを行っており、そのチェックの必要がありました。井口は、「こちらの方がコントロールしやすいので、これで行きましょう」、と無線を送っていました。しかし、コース上でクラッシュがあり、長い赤旗待機となります。
走行再開後、交代した佐々木孝太がコースインします。フルコース2周を走って、佐々木は昨年のマシンで記録した8分51秒を更新する8分48秒台を記録。コースコンディションも良かったようです。続いて再び井口にステアリングが戻され、コースインするとグランプリサーキット内でイエローフラッグが提示されている箇所があります。それを避け、さらにタイヤの内圧調整のためピットインし再び走行を開始すると、コースはクリアとなっていました。井口はそのチャンスをしっかり活用し、88号車の最速ラップをさらに5秒短縮する8分43秒021を記録し、ピットに戻ってきました。井口は、「僕が走った予選終盤は走行車両も少なく、コースは全くクリアでした。ベストラップが更新できてよかったです」、と語っていました。
このあと、コース上ではクラシックカーによるレースが行われ、24時間予選レース参加チームは長い中断時間を過ごすことになります。レース1は、24時間レースに備えて夜間走行を組み込んでおり、17時30分から4時間の決勝レースとなります。20時過ぎには雨が降るとの予報があり、各チームともウェット走行の準備もしておく必要がありました。16時40分からは、各出場車がスターティンググリッドにつけるスタート進行が始まります。88号車は、これまでに経験したことのない第2グループの6番目グリッドからスタートすることになりました。GT4車両より速く、ポルシェカップカー群の間につける位置です。レース1は井口がスタートを担当します。フォーメーションラップ直前に小雨がパラッと降ってきましたが、コースを濡らすほどではなく、どのマシンもスリックタイヤでスタートするようです。
フォーメーションラップの後、レース1はスタート。多くのFIA GT3車両が占める第1グループに続き、第2グループも混乱なくスタートして行きました。2周が終了し、3周目に入ったところで17時55分には赤旗が提示され、レースはサスペンド状態となりました。井口からは、「カルッセル手前の右コーナーで多重クラッシュがあり、全ての走行車両がその手前で停められています」、とピットにレポートしていました。それからしばらくその状態が続きましたが、オフィシャルから停止させられた全車両はコースを逆走してピットに戻るよう指示され、井口もピットボックスに戻って行きました。その後20時よりエントラントが集められ、この事故によりドライバーが1名亡くなり、他に6名が病院に搬送されたものの深刻な状態ではないことが発表されました。レース1は中止となっています。










