ラリーを始めた学生時代からその速さが注目され、順調に地方選手権ラリーから全日本ラリー選手権へとステップアップ。1998年から舞台を世界へと移し、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)のドライバーとしてワールドラリーカーをドライブし、2000年アクロポリスラリーと2001年キプロスラリーでは自身最高位となる総合4位に。また2002年からは新設されたPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)にSUBARUインプレッサ・グループNで参戦し、2005年と2007年に世界チャンピオンとなっています。この記録は、自動車競技における日本人初のワールドチャンピオンということで話題となりました。その後も2011年にインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ (IRC) において、R4のSUBARU WRX STIでプロダクションカップ・チャンピオンに輝いています。2014年シーズンは久しぶりとなる全日本ラリー選手権への出場ですが、世界で磨かれた走りに期待です。