2019.07.08 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第5戦・決勝
井口卓人が1年ぶり2位表彰台に立つ


前回、第2戦4月の富士では初の2ヒート制が採用されました。しかし今回は2ヒート制は採用されず、1ヒート制となりました。シンプルなレース構成によって、スプリントレース本来のスリリングなレース展開が期待されました。
エントリー台数は138台。クラブマンシリーズ・オープンクラスが62台、エキスパートクラスが40台、そしてプロフェッショナルシリーズが36台です。そのうちSUBARU BRZは、それぞれ10台、4台、2台の、合計16台となりました。

全体のトップタイムは2組が記録したので、1組は22位まで、2組は23位までが予選通過となります。また各組25位までが決勝Bレースへと進むことができます。
クラブマンシリーズ・エキスパートクラスは、#89池島実紅が15位、#315舩井俊仁が29位、#169竹之内宏樹が35位、#373小日山典明が37位となりました。
プロフェッショナルシリーズは、#88井口卓人が4位、#87久保凜太郎が22位。このところ好調を維持している井口卓人が、2列目のグリッドからスタートすることになります。好結果が期待できそうな予選です。

決勝レースが行われた7月7日、雨の予報もありましたが、富士スピードウェイは太陽が顔を覗かせることはなかったものの、路面はドライ。想定外のコンディションの中で、決勝レースは開催されました。
クラブマンシリーズ・オープンクラスは、#501廣田光一が10位、#209五賀貴男が14位、#402酒井強志が34位、#278高部一竹が37位、#507羽鳥明が39位となりました。またオープンクラスの決勝Bレースでは、#555小島諒太郎が3位となりました。

今回のクラブマンシリーズ、予選を通過したSUBARU BRZ勢は、全車完走を果しました。 池島実紅のコメント
「前回の富士では予選シングルだったり、数字としては良かったんですが、今回は予選も僅差で争うようなシビアなレースで、そういう意味では私としては乗る機会も増えて、スキルアップしていることを実感しています。シーズン後半戦は、結果につながるようにがんばります」
プロフェッショナルシリーズでは、予選4番手からスタートした#88井口卓人が、素晴らしい追い上げをみせ、終盤はトップを争いを展開。惜しくも優勝には届かなかったものの、2位表彰台を獲得しました。#87久保凜太郎は24位でした。