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SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット
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RACE REPORT

2023.04.16 - 2023 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット・決勝
SUBARU BRZ GT300 大波乱の開幕戦を完走
2023年SUPER GT シリーズの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝が4月16日(日)岡山県美作市の岡山国際サーキットで行なわれました。
前日の公式練習、公式予選も含め、開幕戦は天気に翻弄された大荒れの展開となりました。決勝レースは数回のFCY(フルコース・イエロー)やSC(セーフティカー)が出動し、さらに赤旗中断もあり戦略的に競うには難しい展開でした。

BRZ GT300は予選順位22位からの追い上げを狙いますが、スタートドライバーの井口卓人はドライ路面とウエット路面が交互となる状況で思うように走れません。スリックタイヤとレインタイヤの交換タイミングが悩ましい中、33周を終えた時点でまだ路面は濡れているものの、チームは天候の回復を予測し、スリックタイヤを選択。山内英輝に交代します。
山内は周回を重ねるごとに順位を上げる激しい走りを見せます。22位でコース復帰した山内は、わずか8周で16位まで順位を上げます。この時のラップタイムは全体で3番手のタイムを刻んでいました。

しかし、まだウエット状態が残るコースをスリックタイヤで走るにはリスクが伴い、30号車をブレーキングで交わそうとした瞬間、ウエット路面に脚をすくわれ、コースアウトしてしまいました。
その後レースに復帰はしたものの、順位争いに加わるところまでは回復できず、レースを終了しました。

小澤総監督
「まだ濡れたところがあるタイミングでのスリックタイヤ選択でしたけど、気迫溢れる追い上げができたのはよかったです。しかし、リスクを抱えながら攻めたので、難しかったですね。次戦の富士スピードウェイは4回連続表彰台にのぼっているので、今回みたいな荒れた展開ではなく、クリーンに勝負できる展開をしたいですね」
山内英輝
「コースアウトするまでは良かったのですが、ブレーキで根負けしない気持ちでいったことが原因ですから、状況の判断能力が足りてなかったというのが結果で、僕のミスが原因です。次からこうしたミスをしないように頑張ります。次の富士スピードウェイはいい傾向で、僕たちはドライには自信があるので、判断ミスしないようにしたいと思います」
次戦は5月3日(水)、4日(木)に富士スピードウェイで「FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE」が開催されます。相性のいい富士でSUBARU BRZ GT300の活躍にご期待ください。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=8jucQdkoR0I
決勝アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=Hb9nAZ1wZWo

2023.04.15 - 2023 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット・予選
SUBARU BRZ GT300 不完全燃焼となったQ1予選
2023年SUPER GT シリーズの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の公式練習、予選が4月15日(土)に行なわれました。
公式練習は朝の9時10分から走行開始となりましたが、気温14度、路面温度14度と肌寒く、小雨も降っています。SUBARU BRZ GT300は山内英輝がシートに収まり、予選、決勝に向けてのセットアップを始めます。序盤こそ小雨まじりの天気でしたが、次第に雨は強くなりコンディションは悪化していきます。

路面には川が現れコースアウトするマシンも増える中、GT500クラスのマシンがクラッシュを喫し赤旗中断します。その後、雨量はますます増えて公式練習を20分ほど残したところで、コース・コンディション不良により赤旗となり、公式練習は終了しました。
各チームとも十分な周回数は走れず、BRZ GT300もわずか18周しかできませんでした。不安定な天気に翻弄され、予選、決勝に向けてのセットアップも決め切れない状況で予選を迎えることになりました。

■公式予選
午後2時から始まる公式予選はA組14台、B組13台でタイムを競い、各組上位8台がQ2予選に進します。BRZ GT300はA組で走り、井口卓人がタイムアタックします。しかしながら雨は降り続き厳しい路面状況に変化。しかも井口は公式練習ではどしゃぶりの中を数ラップしただけでした。
それでも井口は、積極的にタイムアタックをしていきますが、コース上の至る所で川が流れる状況になり、思うように走れません。すると予選時間がまだ残っている状況にも関わらず、コンディション悪化という判断で赤旗中断となります。そして、その時点で無情にもQ1予選終了となってしまいました。

井口の順位はまだアタックしきれておらず11位のまま終了となり、BRZ GT300はQ1敗退という力を出しきれない不完全燃焼な結果になってしまいました。
井口
「タイヤの温まりやアタックの時のポジショニングなどタイミングが悪い予選になってしまいました。結果的に赤旗がでてしまったのでいい流れにできなかったです。少し自分の判断が良くなかったですね。明日は一台でも多く抜いて、応援してくれる皆さんの期待に応えられるような走りを見せたいと思います」

小澤総監督
「セットアップが不十分だったので課題があるという認識です。速さと背中合わせな要素ですが、BRZ GT300はセットアップの幅が狭いという特徴があって、ピンポイントな性格ゆえに難しい予選になってしまいました。もっと懐の広いセットアップができるようにする必要があると考えています。それでも予選に向けてセット変更したのはいい方向になっていたので、明日の決勝では、それが少し明るい材料になって欲しいというのが正直なところです」
予選順位は22位ですが、ひとつひとつ順位を上げていくエキサイティングな走りに期待し熱い声援をお願いします。

17日(日)の決勝は、午後1時30分に300km、82周のレースがスタートします。SUBARU BRZ GT300。決勝で強いBRZ GT300への応援を宜しくおねがいします。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=8jucQdkoR0I
決勝LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=Hb9nAZ1wZWo

2023.04.14 - 2023 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット・予選直前情報
SUBARU BRZ GT300 悪天候予報に向けて万全の体制で臨む
岡山県美作市の岡山国際サーキットでSUPER GT2023が開幕戦を迎えます。4月15日(土)、16日(日)に「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催されます。
このところ暖かい日が続いていた中国地方でしたが、走行のない金曜日の岡山国際サーキットは肌寒く感じられます。天気予報では土曜、日曜とも雨予報になっており、特に明日、土曜日は本降りの雨が予想されています。そうした中、チームの準備は余念がありません。
小澤正弘総監督
「天気は全チーム同じ条件ですから、最善を尽くすことで変わりはありません。ただ、幸いなことに、前回の富士スピードウェイでの公式テストは激しい雨で、そこで走行したことでいろんなセットアップを試すことができていました。ですので、難しい状況になってもちゃんと走れるという姿をみなさんに見せたいなという気持ちです。これまで岡山では表彰台を取れていないので、そこへ向けて全力で頑張っていきます」
井口卓人
「土曜日が悪そうですけど直前の富士の公式テストで十分走れているので、いい方向にはいくと考えています。雨の走行の感覚もイメージできているので問題はないですね。開幕戦でしっかり勝っていくことも大事ですが、シーズン真ん中あたりで例年調子が上向きになる傾向もあるので、今シーズンもシーズン中盤からのいい流れでチャンピオン奪還に繋げていきたいですね」
山内英輝
「雨に対しての相性は正直なところ少し不安はあったのですが、この前の富士のテストで自分だけが走るという珍しい公式テストも経験したので、自分のセンサーにも磨きがかかったと思っています。しっかり雨量や、路面のコンディション、タイヤの選択を見極めて自分のポジションを俯瞰し、そして日曜日のレースに向けて、ひとつひとつをジャッジしていきたいと思います」
明日15日(土)は、9時10分から10時55分まで公式練習が行なわれ、午後2時からノックアウト予選Q1が始まります。雨の予選になりそうですが、チームは万全の体制を整えています。チームは決勝を見据えた予選という見方もしており、状況が悪いときでも上位にいる強いBRZ GT300に期待しましょう。



予選LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=8jucQdkoR0I
決勝LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=Hb9nAZ1wZWo

2023.04.13 - SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット・プロローグ
SUPER GT開幕戦 知見を重ねた強いBRZ GT300を見せる
SUPER GT 2023の開幕戦、「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月15日(土)、16日(日)に岡山県美作市の岡山国際サーキットで開催されます。
昨シーズンは最終戦までチャンピオン争いをしましたが、惜しくもシリーズ2位で終えています。今シーズンは再びのチャンピオン奪取に向けて、チーム全員一丸となって競うことになります。

オフシーズンのテストでは、様々な知見を重ねてきたチームスタッフにより、セットアップの引き出しを増やすことに成功したようです。小澤総監督によれば、同じメンバーで参戦することで、知見の共有ができ全体の底上げになっていると言います。特にジオメトリーの変更幅が広がったというので、天気や気温、路面温度、そして路面コンディションの変化への対応幅が広くなり強いBRZ GT300が見れると思います。

開幕戦の岡山に向けて小澤総監督は次のように述べています。
小澤総監督
「シリーズチャンピオンを狙うのはもちろんですが、開幕戦の岡山ではまず表彰台を取りたいです。じつは岡山では表彰台に上ったことがなくて、去年もポールを取りながら決勝ではうまくいきませんでした。ですからまずは目の前のレースで、と考えています」

気になるBoP(性能調整)は、昨年よりも40kg重くなりました。もちろん重量増を見据えたテストはこなしてきていますが、小澤総監督は「今季はGTA GT300クラスのスープラ、GR86、LCなどが速くなると思うので、GT3も絡んでより混戦になると思います」と話しています。
一方でドライバーの山内英輝は「シリーズチャンピオン奪還、そして個人的な目標はシーズン最多のポールポジション獲得を目指し、この先、誰にも抜かれない記録を作ることです」とコメント。ドライバー二人のコンディションも開幕戦に向けて万全のようです。
またSUPER GTは、2023年シーズンから石油由来のガソリンから脱却し、化石燃料を使わないカーボン・ニュートラル燃料に切り替えてシーズンを競います。GT500クラスではCN燃料でシーズンが始まるものの、GT300クラスでは各チームの対応にばらつきがあることから、開幕戦と次の富士スピードウェイでのレースは、従来どおりの燃料で競うことが発表されています。
15日(土)は午前9時10分から10時55分まで公式練習が行なわれ、そして午後2時からノックアウト予選Q1が始まります。予選はA組14台、B組13台の2組に分かれ、SUBARU BRZ GT300はA組でアタックします。そして各組上位8台がQ2予選に進出します。また、16日(日)の決勝は午後1時30分にスタートし300km/82周で争われます。混戦を抜け出し、表彰台を目指すBRZ GT300のシーズンスタートレースに期待しましょう。



予選LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=8jucQdkoR0I
決勝LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=Hb9nAZ1wZWo

RACE RESULT

2023.04.15 - 予選
SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット
Pos. No. Machine Driver Q1 Q2 Diff Tire
1 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 1'38.256 1'36.038 BS
2 2 muta Racing GR86 GT 堤 優威 平良 響 1'39.072 1'36.749 BS
3 7 Studie BMW M4 荒 聖治 ブルーノ・スペングラー 1'40.097 1'36.751 MI
4 88 JLOC ランボルギーニ GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 1'45.151 1'36.937 YH
5 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 1'40.134 1'37.070 YH
6 31 apr LC500h GT 嵯峨 宏紀 小高 一斗 1'44.935 1'37.697 BS
7 50 ANEST IWATA Racing RC F GT3 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 1'44.556 1'37.913 YH
8 56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 名取 鉄平 1'45.029 1'38.241 YH
9 27 Yogibo NSX GT3 岩澤 優吾 伊東 黎明 1'45.704 1'38.455 YH
22 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 1'47.175 DL
Tire = BS:Bridgestone / DL:Dunlop / MI:Michelin / YH:Yokohama
SW = Success Weight (kg)

 

Q1 

A組  Start : 14:00'00    Finish : 14:09'33(赤旗提示をもって終了)

B組  Start : 14:33'00    Finish : 14:48'00

Q2 

Start : 15:18'00    Finish : 15:33

2023.04.16 - 決勝
SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット
Pos. No. Machine Driver Time / Diff Laps Best Lap Tire
1 18 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志 小出 峻 2:45'26.030 59 1'28.623 YH
2 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 3.592 59 1'26.874 BS
3 244 HACHI-ICHI GR Supra GT 佐藤 公哉 三宅 淳詞 15.613 59 1'27.985 YH
4 27 Yogibo NSX GT3 岩澤 優吾 伊東 黎明 17.778 59 1'27.843 YH
5 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田 広樹 川合 孝汰 23.343 59 1'27.749 BS
6 7 Studie BMW M4 荒 聖治 ブルーノ・スペングラー 26.255 59 1'27.241 MI
7 87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 28.621 59 1'28.915 YH
8 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹 河野 駿佑 34.888 59 1'28.738 DL
9 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 36.143 59 1'27.525 YH
22 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 8 Laps 51 1'28.864 DL
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

 

ファステストラップ : 1'26.874 No.65 LEON PYRAMID AMG/篠原 拓朗

 

 

No.7 黒白旗を提示

 

No.4 片岡龍也 ドライブスルーペナルティ(SpR.13-1「危険なドライブ行為」)
No.11 罰金 100,000円(SpR.25-6「走行中のタイヤ外れ」)
No.6 片山義章 ペナルティストップ60秒(SpR 付則 3-16「SC中のピットイン」)ペナルティ未消化により決勝結果に60秒+40秒加算
No.61 山内英輝 ペナルティストップ60秒(SpR.付則-4.4.FCY中のピットイン)ペナルティ未消化により決勝結果に60秒+40秒加算
No.2 罰金 100,000円(SpR.25-6「走行中のタイヤ外れ」)
No.360 (SpR.27-4.「アンセーフりリース」決勝結果に40秒加算)

 

 

観客動員 : (4/15) 7,800 (4/16) 14,500

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