SUBARU BRZ GT300 大波乱の開幕戦を完走

BRZ GT300は予選順位22位からの追い上げを狙いますが、スタートドライバーの井口卓人はドライ路面とウエット路面が交互となる状況で思うように走れません。スリックタイヤとレインタイヤの交換タイミングが悩ましい中、33周を終えた時点でまだ路面は濡れているものの、チームは天候の回復を予測し、スリックタイヤを選択。山内英輝に交代します。

しかし、まだウエット状態が残るコースをスリックタイヤで走るにはリスクが伴い、30号車をブレーキングで交わそうとした瞬間、ウエット路面に脚をすくわれ、コースアウトしてしまいました。

小澤総監督
「まだ濡れたところがあるタイミングでのスリックタイヤ選択でしたけど、気迫溢れる追い上げができたのはよかったです。しかし、リスクを抱えながら攻めたので、難しかったですね。次戦の富士スピードウェイは4回連続表彰台にのぼっているので、今回みたいな荒れた展開ではなく、クリーンに勝負できる展開をしたいですね」
「コースアウトするまでは良かったのですが、ブレーキで根負けしない気持ちでいったことが原因ですから、状況の判断能力が足りてなかったというのが結果で、僕のミスが原因です。次からこうしたミスをしないように頑張ります。次の富士スピードウェイはいい傾向で、僕たちはドライには自信があるので、判断ミスしないようにしたいと思います」
予選アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=8jucQdkoR0I)
決勝アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=Hb9nAZ1wZWo)