SUBARU BRZ GT300 赤旗中断からのレース終了で6位ゴール
チームの作戦は山内英輝でスタートし、最初のピットインではドライバー交代をしないWスティント作戦です。そして2回目のピットインで井口卓人に代わり逃げ切る戦略で臨みました。
ストレート上で停止し、並び直してからレースは再開されます。山内は再開後も快調な走行を見せ、再びリードします。レース再開からわずか8周で2番手に7.311秒の差をつける快走です。
最初のピットインでは給油とタイヤ2本を交換して再スタートしますが、順位は13番手に下がりますが、井口に交代する時は3番手までに順位を挽回しました。
交代した井口がコースに戻ると11番手です。井口も徐々に順位を戻し、47周目には6番手まで順位を戻します。トップ3台よりも速いペースで走行していたので、レース終盤にはトップに追いつく展開が予想できました。
ですが、複数台のマシンが絡むクラッシュが発生し、赤旗中断となり、レースはそのまま終了となりました。
「優勝はできませんでしたが、まずはポイントが取れて良かったです。昨年の鈴鹿は、ポイントが取れず苦戦していましたからね。序盤の展開を見れば勝てたレースだと思いますが、SCもあり悔やまれる部分もありました。でもマシンには速さがありますし、ここからもう一回みんなで頑張りたいと思います」
井口卓人
「最後までレースができていたらどうなっていたかなという気持ちはありますが、去年は苦戦していたので、良い展開に持ち込めて良かったです。マシンもタイヤもレベルが上がっているので、富士に向けて優勝できる準備をしていきたいと思います」
「セーフティカーのリスクは十分承知していますが、タイミングが悪かったですね。でも450kmを半分の距離で考えたチームはタイムが落ちてきていたので、最後までいけばトップを追い詰めることができた展開でした。作戦としては悪くなかったと思います。次戦の富士スピードウェイは得意としてきているサーキットなので、ポールポジションから逃げ切り優勝という黄金パターンに持っていきたいです」
予選アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=Xj5q4YpAvtM)
決勝アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=YTPAn_RLa2A)