NURBURGRING 24H RACE

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24時間経過
88号車SUBARU、SP4Tクラス優勝

RACE REPORT

追い越し禁止のフォーメーションラップ5周目の車両がコントロールラインをクロスすると、チェッカーフラッグが振られました。佐々木孝太がドライブする88号車「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」は、この時点で総合首位から6周ダウンの44周を完了し、総合51位、SP4Tクラス優勝が確定しました。チーム総監督の辰己英治は、「今週は、不安定な天候で予選、決勝とも数値目標未達でしたが、一方で、レース中の速さと好燃費、安定した走りは意図した通りになったと思います。なによりもここ2年間苦しんだ車両トラブルを起こさず、ノーペナルティ、ノーアクシデントで走り切り、久しぶりのクラス優勝を勝ち取れたことは素直に嬉しいです」、と語っています。長いレース中断の間も応援を送り続けていただいた皆様、ありがとうございました。 - 終了 -

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 51 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Sasaki 44 20:09.913
2 92 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 38 20:20.716
23時間経過
レースは再開せず終了

RACE REPORT

フォーメーションラップ5周を走り出したニュルブルリンク24時間レース出場車一行は、一周約20分のスローペースでフルコースを周回。その間、ノルドシュライフェの各コーナーはところにより良好視界を確保できていたものの、グランプリコースは霧が晴れることはなく、シグナルの視認性向上は確認できなかったようです。フォーメーションラップ4周目に入ったところで、競技長は「再開せずレース終了」を宣言しています。これによって、88号車SUBARUは、ラストランナーの佐々木孝太がチェッカーフラッグを受けることとなりました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 51 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Sasaki 44 20:09.913
2 92 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 38 20:20.716
22時間経過
レース中断中

RACE REPORT

21時間経過
フォーメーションラップスタートは13:30

RACE REPORT

メディアセンターにて13:00にオフィシャルから次のように説明がありました。13:30にフォーメーションラップをスタートさせる。まずは、5周をセーフティカー先導で走り、その間に霧が晴れればレーススタートとし、16:00ゴールの予定とする。もしその間に晴れなければ、その時点でレースは終了となる。これを聞いて、各チームともエンジン暖機やタイヤの準備を進めています。13:26にはグループ3にフォーメーションスタート10分前ボードが提示されました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 42 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 39 11:01.781
2 91 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 33 14:26.392
20時間経過
レース中断中

RACE REPORT

19時間経過
グリッド上で1時間以上待機しています

RACE REPORT

決勝レーススタート時と同様にグループ3グリッドのポールポジションについた88号車SUBARUでしたが、霧の状況は好転せず、そのまま1時間以上をグリッド上で待機しています。メディアセンターのライブモニターには、北コースの各所を映していますが、グリッドやグランプリコースほど霧は濃くないように見えます。グランドスタンドには人影は見えません。何度か延期された次のアクションに関する通知は、今の所「11:30」となっています。気温は11時。グリッド上で待たされているクルー達は、寒さで震えています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 42 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 39 11:01.781
2 91 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 33 14:26.392
18時間経過
グリッド整列の指示が出されました

RACE REPORT

09:00を前に変化がありました。オフィシャルから、「09:30にグリッドに向けグリーンライトを点灯するので、車両の出走準備をするように」という指示がでました。その後、中断前の総合順位に並べ直し、1列でインターベンションカー(セーフティカー)に続いて再開を待つ、という内容です。なお、ピットエンドは09:40分にレッドに変わるので、それまでに出走できないと最後尾スタートとなるようです。ピットガレージはにわかに慌ただしくなってきました。88号車SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024は、佐々木孝太が乗り込み、コースインして行きました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 40 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 41 10:34.018
2 90 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 35 18:54.588
17時間経過
レース中断中

RACE REPORT

16時間経過
状況に変化なし

RACE REPORT

レースコントロールから「次の情報は09:00」という通達がありました。しかし、見たところ霧の濃さは変わっていないように見えます。気温11度。SUBARU/STIピットでは、SUPER GT第3戦鈴鹿3時間レースのライブ配信を見ていましたが、61号車SUBARU BRZ GT300が3位を走行中に突然コースサイドにストップし、落胆の声が聞こえました。山内英輝が力走し、先行する2台を追っていただけに残念です。ところで、ディーラーメカの皆さんも、手持ち無沙汰な様子です。すでにレース再開に備えて時間のかかるブレーキ交換などを済ませており、マシンの状態はレディトゥゴーです。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 40 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 41 10:34.018
2 90 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 35 18:54.588
15時間経過
レース中断中

RACE REPORT

14時間経過
あたりはまだ霧の中です

RACE REPORT

05:25に夜明けを迎えました。しかし、パドック周辺はまだ真っ白です。風が吹き、小雨が斜めに降っています。このあと07:00に今後についてインフォメーションが発表されるはずです。ホテルに戻って仮眠をとっていたフォトグラファーやビデオクルーらがメディアセンターに戻ってきましたが、観客の姿はまだほとんどありません。地元の方は、こちらの天気の変化パターンを熟知しているのかもしれません。次にコクピットに収まる予定の佐々木孝太をはじめ、SUBARU/STIチームはいつでも走れる状態で待機しています。なお、さきほど「次の情報は08:00に」という知らせが入ってきました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 40 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 41 10:34.018
2 90 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 35 18:54.588
13時間経過
レース中断中

RACE REPORT

12時間経過
レース中断中

RACE REPORT

11時間経過
レース中断中

RACE REPORT

10時間経過
ニュルカレー時間です

RACE REPORT

異例の濃霧によるレース中断中、パドックからは観客の姿がすっかり消え、さきほどまでの喧騒が嘘のようです。ディーラーメカニック達はマシンの清掃などを担当していましたが、いまはそれも終えて休憩しています。一方、チームテントでは、恒例の「ニュルカレー」の配給が始まりました。レース続行中であれば、眠気を吹き飛ばす効果がありますが、気温が下がって身体の芯まで冷えている時、このカレーが染み渡っていくのがわかります。まだ、夜明けまでは時間がかかります。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 40 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 41 10:34.018
2 90 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 35 18:54.588
9時間経過
レース中断中

RACE REPORT

8時間経過
濃霧のためレースは朝まで中断

RACE REPORT

ティム・シュリックのスティントが23:30頃終わる予定だったためチームはピットストップの準備を進めていたところ、23:20過ぎにオフィシャルから「赤旗」(レース中断)が提示され、全車ピットに戻ることになりました。その後競技長からの公式通知は、「濃霧のためレースは中断。次の情報は朝7時に出される」、というものでした。各チームともピットガレージに車両を戻し、清掃などを始めています。辰己総監督は、「仕方ないですね。カットスリックを使っていたティムのスティントは、グリップが薄かったようです。気温と湿度の高さが原因ではないかと思います。それでもここまでは全く順調です」、と話しています。24:00時点の順位は総合40位(周回数41周)。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 40 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 41 10:34.018
2 90 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 35 18:54.588
7時間経過
霧がパドックを覆い始めました

RACE REPORT

レースは25%が終了し、ナイトステージへとシーンを移して行きます。コースでは、あちこちでクラッシュやマシントラブルで停止するクルマ、火災を起こすマシンなどが後を立ちません。雨はやまないまでも小降り状態となってきました。パドックの混雑も少しずつ緩和されつつあります。観客はホテルやキャンビング場のテントに戻っているのでしょうか。この時間の88号車は、シュリックが10分38秒前後のラップタイムで淡々と周回を重ねています。気温はさほど下がっていませんが、霧が出始めてパドック近辺の視界を妨げています。23:00時点の88号車は39周を終了し、総合40位です。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 40 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 38 10:49.954
2 91 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 32 18:03.012
6時間経過
ようやく夜の帷が降りてきました

RACE REPORT

グランプリコースの周辺は雲が低く垂れ込んでいるため、21:34の日没は目視できませんでした。それでも確実に薄暗くなってきています。レースリーダーの911号車「マンタイ・ポルシェ911GT3 R」は、まだスリックタイヤのままコースに留まり続けています。カルロ・ヴァンダムも悪条件にめげず、スリックのままです。抑えて走っている分、燃費も良い21時30分過ぎ、9周を走り終えたヴァンダムがピットに戻ってきました。チームは、用意したカットスリックを装着し、ティム・シュリックがヴァンダムに代わってピットアウトして行きました。22:00時点で88号車は33周を終了し、総合44位を走行しています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 46 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Schrick 33 11:09.445
2 95 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Derenne 28 11:56.677
5時間経過
また天気が怪しくなってきました

RACE REPORT

20:00過ぎに88号車はピットイン。久保からカルロ・ヴァンダムに交代しました。あたりはまだ夕方の空です。しかしその後、20km地点周辺に雨が降り出しました。局地的なものなので、慌ててレインタイヤに履き替える必要はなく、ヴァンダムはスリックタイヤのまま走り続けます。さらに、20:30にはグランプリコースにも雨が降り出しました。その後ノルドシュライフェ奥の16km地点でも降り出しているようです。そろそろGT3を駆るトップチームもレインタイヤに換えているようです。それでもヴァンダムはピットインせず走行を続けています。20:00時点の88号車は、28周を終了し総合42位。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 42 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 van Dam 28 10:40.571
2 96 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Derenne 23 11:55.729
4時間経過
GT4勢と互角に競っています

RACE REPORT

19:15過ぎ、6km地点アデナウフォレスト手前にて総合トップを走る99号車「ROWE BMW M4 GT3」が激しくクラッシュ。付近には他のクラッシュ車両が止まっており、コース脇にはデブリが散らばり危険な状態に。コード60規制となっています。代わって911号車「マンタイ・ポルシェ911GT3 R」が首位を走っています。久保の88号車は、木下隆之が乗る171号車「TOYO TIRE GR SUPRA GT4」とバトルを展開。その結果、171号車を交わしました。久保は無線で、「15km付近に黒っぽい雲が出ています。降るかもしれないのでなにか情報があったら知らせて」、と話していました。20時現在、88号車は23周を終了し、51位を走行中。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 49 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Kubo 22 9:53.467
2 103 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Muytjens 19 11:46.950
3時間経過
久保凜太郎がコースイン

RACE REPORT

スタート直後の雨が幻だったかのように、ドライレースが進んでいます。佐々木は、二度目のピット以降ルーティンドライブ1時間30分を走り、14周目18:30分過ぎにピットイン。久保凜太郎に交代しました。佐々木は、「クルマのバランスは全く問題なし。タイヤの状態も決して悪くないです。今の所とっても乗りやすいです。路面はドライですが、レコードラインの外はデブリや泥があり、気が抜けない状況です」、と語っています。ライブモニターは、所々で起きているクラッシュシーンを映し出しています。気温17度、路面温度22度。88号車は17周を終え、総合58位を走行しています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 59 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Kubo 16 9:35.108
2 110 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Barbaro 13 10:50.749
2時間経過
早くも二度目のピットイン

RACE REPORT

17:00過ぎの5周目には、佐々木はニ度目のピットイン。路面がほとんどドライとなったので、カットスリックタイヤにチェンジするためです。交換したタイヤを確認した辰己総監督は、「右側はまったく問題なし、左側は摩耗しているが壊れるレベルではない。参考になりました」と語っています。パドック上空の空は曇がちながら、明るさが増しており、パドックの路面はすでに全面的に乾いています。一時ノルドシュライフェの一部でコード60(制限速度60kmh)区間がありましたが、その後解除されました。総合トップは、99号車「ROWE BMW M4 GT3」。88号車は、佐々木が111周を終了し総合66位を走っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 69 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Sasaki 10 9:54.692
2 112 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Reicher 9 11:49.163
1時間経過
スタート30分後には雨が上がる

RACE REPORT

スタートドライバーの佐々木は、フォーメーションラップの最中に、「4kmポスト以降はドライの部分はなく、ウェットタイヤが必要」と無線で訴えてきました。そのため、チームはタイヤ交換の準備を行なってマシンが戻るのを待つことに。本来であればコントロールラインを通過してスタートを切り、グランプリコースを一周回ってピットインすべきですが、多くの車両がそのままピットインしてタイヤ交換することを選択しています。グループ3トップを走っていた88号車も、同様にそのままピットに向かうことを選択し、レインタイヤに交換しています。全体の85番手からスタートした88号車は、17時時点で127台中81位を走っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 79 88 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 Sasaki 4 10:12.9
2 115 89 Porsche 718 Cayman (Typ982) Derenne 4 11:22.1
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