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2024.05.07

「BRZの輝きを際立たせる被膜」 KeePer技研

SUBARU BRZ GT300の最終的なフェンダー形状とリバリーが確定し、SUPER GT開幕戦岡山300kmへの積み込みが始まる直前、神奈川県平塚市のR&D SPORTガレージでは、KeePer技研のコーティング技術者によるコーティング施工作業が進められていました。KeePerは、SUBARUの純正採用を受けていることでも知られているカーコーティングブランドで、全国に100以上の直営店のほか、数多くのガソリンスタンド、自動車用品量販店、ディーラーなどの認定プロショップでコーティング施工を受けることができます。
今回の施工は、KeePer技研社のPR用YouTube動画の撮影を兼ねており、横浜営業所の1級コーティング技術者である須藤優太さんが作業を進める中、広報課主任の中尾貴美さんにお話を伺いました。BRZ GT300のコーティング施工は、一昨年に引き続き三度目とのこと。中尾さんは、「KeePerのガラスコーティングは、2種類の被膜を重ねることで、おクルマ当初のボディの輝きを長期にわたって維持するものです。まず下地作業として、ボティ全体の汚れや埃などを落とし、さらにボディワックスや排気ガスなどの油分を取り除くことから始めます。次にコーティング本体であるガラス被膜を隙間なくボディ全体に塗布します。
乗用車ではフロントガラスなどにもコーティングを施すことがありますが、レースカーはフィルムをスクリーンに貼ってレース中に剥がしていくので、本日は施工しません。次に、ガラス被膜をガードし、水垢などを浸透させないレジン被膜を塗布します。ここまでで、1時間半から2時間程度かかります。その後、雨滴や埃の被らない場所で被膜が硬化して車体に定着するまで待ちます。これで施工は完了です。その状態で、時折水洗い洗車などを施しても3年間はコーティング被膜が維持されます。また、1年〜2年目を目安にメンテナンスを施すことで、さらに3年間、最長6年間は輝き続けることができます」、と語っています。
SUBARUオーナーの皆さんがSUBARUディーラーで受けられる「SUBARU WダイヤモンドKeePer」と呼ばれるサービス商品について、中尾さんに尋ねました。「自動車メーカーでKeePer製品を純正採用していただいたのは、SUBARUさんが初めてなんですよ。SUBARUオーナーの皆様は、特に愛車にこだわりの強い方が多いようで、私どもの直営店であるKeepPer LABOでも多くのSUBARU車が入庫しているのを見かけます。SUBARUディーラーさんでは、私どもの専門技術者による研修を受けた資格者が施工を担当されます。SUBARU WダイヤモンドKeePerとは、ガラス被膜が二層、つまりダブル塗布するサービスで、その上に保護層のレジン被膜を塗布することになります。ガラス被膜が分厚いので、その分新車の輝きが長持ちすることになります。ボディの表面は人間の目ではわからないほどの微細な凹凸があり、ガラス成分がデコボコを埋めて表面を平にするので、光の屈折が乱れずいつまでも美しい輝きを見せられることになります」とのこと。広報課の中尾さんは、SUPER GTの現場に毎回出張され、広報誌にレースレポートを載せているそうです。広報誌であるKeePer TIMESは、KeePer製品取扱店に配備しているそうです。
中尾さんは、「SUPER GT会場では、認定プロショップのご担当者さまなど毎回多数のゲストと共に、61号車SUBARU BRZ GT300を応援しています。SUBARU BRZ R&D SPORTチームのチーフメカニックである宍戸さんは、コーティングしたレースカーは、レース中にボディにこびりつくタイヤデブリや汚れなどが落としやすく助かっています、と話をされていました。そんなお声を聞くと私たちも嬉しいですね。SUBARUファンの皆様もそんな目でサーキットのBRZ GT300を見ていただければ幸いです」、と語っていました。みなさんの愛車もBRZ GT300と同じKeePerコーティングを施すことで、いつまでも輝きをキープしてはいかがでしょうか。
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