86/BRZ

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RACE REPORT

2022.11.21 - GR86/BRZ Cup 2022 第5戦 第6戦・岡山国際サーキット
SUBARU BRZ、岡山ラウンドを10位で終える。
11月19日〜20日、岡山国際サーキットにて「GR86/BRZ CUP Rd5、Rd6」が開催されました。今回は、土曜日に予選と第5戦決勝、そして日曜日に第6戦決勝がある2レース制での開催です。予選のベストタイムが第5戦のグリッド、セカンドベストタイムが第6戦の出走順を決めるタイムとして採用されます。土曜の公式予選は爽やかな青空のもとで行われました。
プロフェッショナルクラスの予選では、Team Takutyから出場している2台のSUBARU BRZはクリアラップを狙うべく出走するタイミングをピットで待ちます。しかし、ピットアウトのタイミングが悪く、すでにタイムアタックを開始した集団にピットの出口で先を譲る形とはなりますが、その後の2周目に、988号車の井口卓人(ブリヂストン)が1’45.833のタイムを記録して第5戦の15番手グリッドを獲得。セカンドベストは、スロー走行するクルマに遮られてタイムを刻むことができず、井口はさらに1周のアタックを試みましたが、第6戦は24番手からのスタートが決まります。一方、987号車の久保凛太郎(ブリヂストン)は第5戦では26番手、第6戦は25番手からのスタートとなりました。週末を通して厳しい表情を見せることが多かった久保は、念入りにタイヤをチェックしたり、セッティングを変えたりと、少しでも良い方向へ向けるための改善を試みていました。
第5戦決勝レースは、午後からのスタート。36台のGR86とSUBARU BRZが第1コーナーになだれ込みます。井口は積極的な走りでポジションを上げていき、シリーズポイント獲得圏内の10位でレースを終えています。前回から新しいタイヤが投入されたブリヂストン勢ですが、井口も追い上げできたことから、決勝レースでのタイヤのポテンシャルに確かな手応えを感じたようです。
日曜日は、前日の晴れとは打って変わって気温の低い朝でしたが、レースがスタートする頃には太陽が姿を見せ、少しずつ気温が上昇。3台のSUBARU BRZがエントリーしたクラブマンシリーズでは、岡山大会からエントリーした399号車のルーキー、渡邊憲(KOTA RACING)が、第5戦では15位、第6戦では14位でBRZ勢の最上位です。まだ、比較的レース経験が浅い中で臨んだ渡邊ですが、決勝レースでは、タイヤの感覚を掴むのに苦労しながらも、果敢に攻めてオーバーテイクを繰り広げました。
そして、続いて行われたプロフェッションシリーズの最終戦、第6戦の決勝。2台のBRZは後方からの追い上げを目指すことになります。スタートからの2コーナーでポジションを上げた井口。一方の久保は前のクルマにピタリと付きオーバーテイク隙を狙うものの、12周のレースではチャンスはわずか。それでも井口は14位、久保は18位と大きく順位を上げてレースを終えました。Team Takutyは、井口がドライバー兼チーム代表を務めています。井口は、今シーズンを振り返り次のように語りました。「今年は新型車両の導入、そして使えるパーツが増えたことで難しいレースだった1年です。BRZで1番でありたいという思いは他のレース同様に強く、今シーズンは十勝の1戦でしたが、表彰台に上がることができてよかったと思います。また、後半戦はチーム代表として臨んだことで、人として成長することのできた1年だったと思います。チームをうまく運営しながらも、結果を出すといことの難しさを感じ、勝ちたいという思いが一層強くなりました」、と次なる目標を見据え闘志を燃やしています。
最終戦の、レース後の公道車検員(オフィシャル)には、地元の岡山スバルから草加将瑠さん、海野純司さんの2名のサービススタッフが参加しました。「店舗での作業とは異なり、レースを終えた車両は破損していることもあります。普段は経験できないことを経験させていただき勉強になりました」。と語っています。

今シーズンのGR/86BRZ CUPは全戦が終了となります。今シーズンもSUBARU BRZへの熱い応援をありがとうございました。
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