SUBARU BRZ GT300、開幕戦は9位フィニッシュ
公式予選でSUBARU BRZ GT300は山内英輝がポールポジションを獲得し決勝を迎えました。スタートドライバーは井口卓人で逃げ、後半山内英輝につなぐフォーメーションで挑みます。82周で競われる開幕戦は2周のフォーメーションラップをこなし、レースがスタート。井口はホールショットを決めトップを守ります。22周目まで順調に首位をキープしますが、予選5位の56号車が猛追してきます。井口とはタイム差があったためトップを明け渡すことになり、34周を終えた時点で2位でピットインしました。
山内に交代しタイヤ4本交換、燃料を給油してピットアウトとなるはずが、エンジンがスタートが出来ずメカニックが駆け寄ります。このトラブルにより十数秒のロスが生じてしまいました。さらに、コースに戻るタイミングが中団グループの後ろになる不運も重なり、山内は一気にポジションダウンを余儀なくされます。15位でレースに戻るも追い抜きの難しいコースと言われる岡山国際サーキットでは、よほどのタイム差がないと順位を上げることが厳しいサーキットです。それでも山内は9位まで順位を戻し2ポイントを獲得。前日のポールポジションでの1ポイントも合わせ、ドライバーズポイントは3ポイント獲得しました。
小澤総監督は、「前半はまずまずだったのですが、起こしてはいけないトラブルを出して申し訳ありません。スターター系のトラブルのようで、これまで出たことがなかったし走行距離に応じて定期的に交換もしているパーツなので、なぜ、起きたのかきちんと調べて対策しないとならないと思います。応援していただいたファンのみなさん、申し訳ありませんでした」と語っています。
山内英輝のコメント
「トラブルは非常に残念ですが、それはメカの人たちに任せるとして、後半のスティントでこうした環境になると自分達は厳しいということがわかりました。この中でやっていくには、何か強みを出していかないとと思います。周りのトップスピードが想像より速いのでちょっと厳しいかなと感じました。こうした状況は今後もあると思うので、チームと相談して強みを見つけていきたいと思います」
井口卓人のコメント
「56号車が速くて抑えることが出来なかったですけど、対タイヤメーカーで考えるとダンロップ勢が順位を落としていく中で2番手をキープ出来たのはよかったのかなと思います。後半の山内選手は周回が多くなってしまったので、かなり辛かったはずです。ピットでのロスもある中、ポイントを取れる位置まで戻してくれたのは感謝の気持ちでいっぱいです」

予選アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=dEcqAwX1qjk)
決勝アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=IxM-sLJxSLw)

























