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SUPER GT 第7戦 オートポリス
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RACE REPORT

2022.10.02 - SUPER GT 第7戦 オートポリス・決勝
SUBARU BRZ GT300、シリーズ連覇に繋がる2位を獲得
10月2日(日)大分県日田市のオートポリスでSUPER GTシリーズ第7戦「FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」の決勝レースが行なわれました。
10月最初の週末は夏を思わせる好天に恵まれ、SUBARUファンシートと井口卓人応援シートを合わせて700名近いたくさんのファンが詰めかけました。そしてSUBARU BRZ GT300はポールポジションからのスタートです。今季7戦中4戦でポールを獲ることができた強いBRZ GT300に期待が膨らみました。

スタートは井口が担当し300kmレースが始まります。ローリングスタートから井口は綺麗にホールショットを決めトップで戻ってきます。背後に52号車が迫り、逃げる展開が序盤に繰り広げられました。10周目までBRZ GT300と52号車はテールツーノーズの競い合いをしますが、このトップ2台だけが飛び抜けて速く、3番手88号車には8秒以上のリードを築きます。
しかし、井口はGT500クラスのトップに追いつかれた時点でインを開けたところ52号車にかわされ2位に下がります。すぐさま追いかける井口ですが52号車は突出して速く、毎ラップで1秒以上離されていきます。

チームはミニマム周回でピットに入れる戦略をとります。25周目に井口をピットに入れ、山内英輝に交代。山内はニュータイヤを装着してコースに戻ります。
ピットインを済ませた中では順位は変わらず2番手でのコース復帰になりました。トップ52号車とは8秒程度のギャップがあり、必死に山内がアタックを続けます。最大にギャップを縮めたときには2.9秒まで詰め寄りますが、捉えるまでにはいきません。途中FCYが入ったこともあり山内は詰めきれず、また次第にタイヤの摩耗もすすみ、最後は使い切ったタイヤで必死の2位フィニッシュとなりました。

小澤正弘総監督
「残念でした。ポールスタートだったので勝ちたかったですけど52号車は速かったです。井口のスティントは路面温度が想定より高かったので相当厳しかったと思います。よく粘ってくれました。山内の時は路温が下がって追い上げができましたけど、それでも想定とは違った路面温度なので厳しかったですね。最終戦に向けては『頑張ります!』ということで応援をよろしく願いします」
井口卓人
「トップでスタートしているので勝てなかったのは悔しいです。52号車を最初はうまく抑えていたんですけど速さが違ってました。抜かれた後追いかけても離れる一方で難しかったです。状況的には厳しかったのですが、耐え忍んで2位表彰台は価値ある入賞だと思います。チャンピオン争いに残れるかどうかというレースでポイントが取れたのは大きいですね。最終戦では挑戦者だと思うので精一杯やるだけです」

山内英輝
「ギリギリでした。首の皮一枚で2位はよかったです。あと1周あったら65号車に抜かれてました。でもこれで最終戦に向けては最高の舞台が用意できたと思うので、笑顔で終われるようにしっかり準備をして挑みたいと思います」
次戦のSUPER GTはシリーズの最終戦となります。11月5日(土)、6日(日)に「2022 SUPER GT MOTEGI GT 300km Race」が行なわれます。SUPER GT GT300クラス史上初のシリーズ連覇の可能性が高くなりました。皆様からの熱い声援をお願いします。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=UTtiUDVXWSg
決勝アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=IJLVy8_RA6I

2022.10.01 - SUPER GT 第7戦 オートポリス・予選
SUBARU BRZ GT300 今季4回目のポールポジションを獲得
2022年SUPER GT シリーズ第7戦「FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」の公式予選が10月1日(土)に行なわれ、SUBARU BRZ GT300は今季4回目となるポジションを獲得しました。
オートポリスはドライバー井口卓人の地元でもあり、SUBARUファンシートと井口卓人応援シートも共に完売し、たくさんの応援団が見守る中、熱い予選を繰り広げました。

午前中はいつものように公式練習が行なわれ、マシンのセットアップやタイヤ選択を行ないます。山内英輝が最初にコックピットに収まり、3〜4周計測してピットに戻ってセット変更という作業を繰り返します。が、今回はピットストップする時間が長く、大幅なセット変更をしていたようです。
タイムは全体で12番手。ダンロップユーザーの中でも3番手という順位で、サクセスウエイトが半減されたBRZ GT300としてはやや不本意な公式練習でした。小澤正弘総監督によれば、持ち込んだタイヤと路面、気温が合わなかったため大幅なジオメトリー変更を行なってアジャストしたということでした。

しかしながらQ1予選を走った井口は7番手で、ギリギリのところでQ2へ進出しました。つづくQ2予選ではさらなるタイムアップを目指し、セットアップを変更します。
小澤正弘総監督
「いい予選になりました。Q1からQ2になるタイミングで山内が走りやすいセットへ変更しました。路面にもラバーが乗ってグリップが上がりますから期待をしていたのですが、期待に応えてくれて嬉しいですね」

井口卓人
「今回はB組でのQ1アタックだったのでA組のタイムを見ながら走りました。公式練習からのセット変更もうまくいき、全部のセクターで自己ベストを更新できました。ポジションは3番だったので、次のラップもいきましたがセクター1でグリップが落ちてしまい、そのままアタックを終了しました。Q2につなぐことができてよかったです」
山内英輝
「午前中からグリップが薄くて手応えがなかったので、じつは厳しい予選になるのでは?と思っていました。でもアタックを始めると全然マシンが違ったんですよね。手応えがしっかりあって、どこまで行けるのかって思いながらマシンを信じて走りました。午前中のタイムから3秒も速くなったので自分でも何でだろうって思います(笑)」

これでBRZ GT300は今季4回目のポールポジションの獲得で2位が1回あります。7戦中5戦をフロントロウからスタートという速さを見せました。マシンの熟成が進み重量ハンデを乗り越える強さを身につけたと言えるでしょう。
小澤総監督
「明日は逃げまくる作戦ですね。ここはピックアップのリスクがあるので、レコードラインを走れるポールからのスタートはありがたいです。また上位がGTA-GT300規程の車両なのでストレートで抜かれるということもないですから、作戦は立て易いです。ここまで想定どおりのシナリオできたので、明日も想定どおりのシナリオで表彰台中央を獲りにいきます」

明日の決勝は、午後1時30分に300km、65周のレースがスタートします。チーム一丸となって優勝を目指しますので大きな応援をお願いします。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=UTtiUDVXWSg
決勝LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=IJLVy8_RA6I

2022.09.30 - SUPER GT 第7戦 オートポリス・予選直前情報
SUBARU BRZ GT300、狙うはポール トゥ ウインだ
2022年SUPER GT シリーズ第7戦「FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」が10月1日(土)、10月2日(日)大分県日田市のオートポリスで行なわれます。
SUPER GT GT300クラス史上初の2年連続シリーズチャンピオンを目指すSUBARU BRZ GT300は、このオートポリスと最終戦のもてぎを残すのみとなりました。

第6戦を終えた時点でシリーズランキングは4位。トップとは12.5点差です。優勝で20点、2位15点、3位10点という得点配分で、ポールポジションには1点が加算されます。
トップは56号車のGT-R GT3マシンですが、GT-Rとオートポリスは、相性なのかあまり好成績を残せていない過去データがあります。一方でBRZ GT300にとってオートポリスは得意なサーキットのひとつで、過去もいい成績を残してきました。さらにドライバー井口卓人の地元ということもあり、一段と気合も入るレースになることは間違いありません。
井口卓人
「勝つしかないので気合は入ってます。前戦の結果は悔しいものですが、ウエイトを一杯積んだ状態であれだけのパフォーマンス(予選1位)ができたので、今回はウエイトが半減されるのでいいことしかないと思います。ただオートポリスの路面はピックアップなど不確定要素の多いサーキットでもあります。それでも、BRZ GT300の得意なコースではあるので、なんとか乗り越えられると考えてます。また地元ということでファンシートも満席なので、最高のパフォーマンスをして、速くてカッコいいBRZ GT300をお見せしたいと思います」
山内英輝
「残り2戦になりました。自分達のベストを尽くして2戦ともポール トゥ ウインをやりたいと思います。不安要素はありません。マシンは軽くなりますが、それはいいことしかないと思います。勝つためにどうするかということに集中してやれば結果はついてくると思います」
明日1日(土)は、9時20分から11時55分まで公式練習が行なわれ、決勝に向けてベストなセットを探します。そして午後3時からノックアウト予選Q1があります。サクセスウエイトが半減されたBRZ GT300のコーナリング性能を堪能したいと思います。皆様からの大きな声援をよろしくお願いします。



予選LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=UTtiUDVXWSg
決勝LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=IJLVy8_RA6I

2022.09.29 - SUPER GT 第7戦 オートポリス・プロローグ
SUBARU BRZ GT300 ハンデ軽減でチャンス到来となるか
SUPER GT 第7戦の「FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」が10月1日(土)、2日(日)に、大分県日田市のオートポリスで開催されます。
SUBARU BRZ GT300は今季ポールポジションを3回獲得、優勝1回、3位1回の成績で、シリーズのドライバーポイントは4位にいます。トップの56号車とは12.5ポイント差で十分に逆転可能なポジションです。
昨年のオートポリスではフルウエイトの100kgを搭載し、BoP50kgの状態で走り予選はポールポジション、決勝3位という結果を出しました。今季は第7戦のためサクセスウエイトが半減され51kgの搭載、BoPは75kgを積んで走ります。トータルのウエイトでは昨年が1300kg、今季は1276kgで24kg軽い計算になりますが、4%の出力ダウンのBoPがあります。

果たして昨年並みの走りができるのでしょうか?小澤正弘総監督に伺いました。
小澤正弘総監督
「昨年の実績を踏まえると期待できると思います。ただ気になるポイントは、ブリヂストン勢がオートポリスでいい結果を出しているので気になります。ここは滑りやすいわりにタイヤへの攻撃性が高いのでタイヤ選択が難しいですね」と言います。

実際のところ、昨年まではレース後半になるとタイヤの耐久性に課題がありましが、今季はタイヤの性能向上が著しく、ロングライフに変化していて結果にも結びついています。

一方で、シリーズランキングのトップが56号車GT-Rで、2位、3位の10号車、11号車のいずれもがGT-Rです。やはりGT-Rがライバルになるのでしょうか。
「GT-3勢はパワーがあるので、オートポリスの路面はタイヤを削りやすくパワーがあるが故に走りにくいということが起きていそうです。過去もGT-R勢はあまり良い結果になっていないので、逆にチャンスだと考えています。ここは優勝しないとチャンピオン争いからは脱落してしまうので、勝ちたいと思っています」
1日(土)は午前9時20分から11時15分まで公式練習が行なわれます。そして午後3時からノックアウト予選Q1が始まります。予選はA組、B組の計27台が二組にわかれSUBARU BRZ GT300はB組で走ります。そして決勝レースは2日(日)午後1時30分にスタートし、300kmレースを65周で競います。シリーズチャンピオン連覇を目指すSUBARU BRZ GT300への応援をよろしくおねがいします。



予選LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=UTtiUDVXWSg
決勝LIVEはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=IJLVy8_RA6I

RACE RESULT

2022.10.01 - 予選
SUPER GT 第7戦 オートポリス
Pos. No. Machine Driver Q1 Q2 Diff Tire
1 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 1'44.100 1'42.796 DL
2 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田 広樹 川合 孝汰 1'43.465 1'42.912 BS
3 2 muta Racing GR86 GT 加藤 寛規 堤 優威 1'44.728 1'43.196 BS
4 88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 1'44.604 1'43.525 YH
5 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 1'44.410 1'43.716 BS
6 55 ARTA NSX GT3 武藤 英紀 木村 偉織 1'43.737 1'43.880 BS
7 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 1'44.061 1'43.987 YH
8 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'44.319 1'44.073 YH
9 25 HOPPY Schatz GR Supra 松井 孝允 野中 誠太 1'44.437 1'44.109 YH
10 7 Studie BMW M4 荒 聖治 近藤 翼 1'44.009 1'44.115 MI
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

 

Q1 

A組  開始 : 15:00'00    終了 : 15:10'00

B組  開始 : 15:18'00    終了 : 15:28'00

Q2 

開始 : 15:53'00    終了 : 16:03'00

2022.10.02 - 決勝
SUPER GT 第7戦 オートポリス
Pos. No. Machine Driver Time / Diff Laps Best Lap Tire
1 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田 広樹 川合 孝汰 1:55'43.132 61 1'46.254 BS
2 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 1 Lap 60 1'46.001 DL
3 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 1 Lap 60 1'46.789 BS
4 88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 1 Lap 60 1'47.103 YH
5 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1 Lap 60 1'47.177 YH
6 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 1 Lap 60 1'47.012 YH
7 10 TANAX GAINER GT-R 大草 りき 塩津 佑介 1 Lap 60 1'46.793 DL
8 96 K-tunes RC F GT3 新田 守男 高木 真一 1 Lap 60 1'46.886 DL
9 20 シェイドレーシング GR86 GT 平中 克幸 清水 英志郎 1 Lap 60 1'47.673 DL
10 244 HACHI-ICHI GR Supra GT 佐藤 公哉 三宅 淳詞 1 Lap 60 1'47.401 YH
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

 

開始 : 13:41'37    終了 : 15:35'39
FCY :1) 14:08'29(16laps) - 14:12'40(17laps)
FCY :2) 15:10'48(51laps) - 15:15'57(53laps)

 

ファステストラップ : 1'46.001 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT/井口 卓人

 

No.31 嵯峨宏紀 罰金30,000円(H項 2.5.4.1 C「ダブルチェッカー (ウォームアップ走行時)」)
No.18 太田格之進 ドライブスルー(SpR 付則-4 2.2「FCY中の減速違反」)

 

 

観客動員 : (10/1) 6,000 (10/2) 11,000

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