SUBARU BRZ GT300、シリーズ連覇に繋がる2位を獲得
スタートは井口が担当し300kmレースが始まります。ローリングスタートから井口は綺麗にホールショットを決めトップで戻ってきます。背後に52号車が迫り、逃げる展開が序盤に繰り広げられました。10周目までBRZ GT300と52号車はテールツーノーズの競い合いをしますが、このトップ2台だけが飛び抜けて速く、3番手88号車には8秒以上のリードを築きます。
チームはミニマム周回でピットに入れる戦略をとります。25周目に井口をピットに入れ、山内英輝に交代。山内はニュータイヤを装着してコースに戻ります。
小澤正弘総監督
「残念でした。ポールスタートだったので勝ちたかったですけど52号車は速かったです。井口のスティントは路面温度が想定より高かったので相当厳しかったと思います。よく粘ってくれました。山内の時は路温が下がって追い上げができましたけど、それでも想定とは違った路面温度なので厳しかったですね。最終戦に向けては『頑張ります!』ということで応援をよろしく願いします」
「トップでスタートしているので勝てなかったのは悔しいです。52号車を最初はうまく抑えていたんですけど速さが違ってました。抜かれた後追いかけても離れる一方で難しかったです。状況的には厳しかったのですが、耐え忍んで2位表彰台は価値ある入賞だと思います。チャンピオン争いに残れるかどうかというレースでポイントが取れたのは大きいですね。最終戦では挑戦者だと思うので精一杯やるだけです」
山内英輝
「ギリギリでした。首の皮一枚で2位はよかったです。あと1周あったら65号車に抜かれてました。でもこれで最終戦に向けては最高の舞台が用意できたと思うので、笑顔で終われるようにしっかり準備をして挑みたいと思います」
予選アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=UTtiUDVXWSg)
決勝アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=IJLVy8_RA6I)