2025.07.30 - SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ・ プロローグ
SUPER GT BRZ GT300 全ての走行シーンで全力を出し切るレースをする
第4戦のSUPER GTでは、300kmや3時間といったいつものレースフォーマットとは異なり、スプリントレースに変更して行なわれます。通常ドライバーは2名〜3名が交代しながら競う耐久レース形式ですが、今回はドライバーの交代がなく、ピットストップもありません。したがって、給油やタイヤ交換作業もありません。


これらの新しい試みの中で、どのようなレース展開を予想していくのか、小澤正弘総監督に伺いました。また、今回使用するダンロップタイヤが再生カーボンブラックを使ったレースタイヤを採用することも住友ゴムからリリースされており、そのあたりについてチームはどう捉えているのかも伺いました。

「どっちのレースに参戦するかは、ドライバーに決めさせ、山内が土曜日に走ることになりました。チームとしては公式練習でセットアップを決めることに専念し、決勝は戦略的なものはなく、基本的にはドライバーの判断に委ねることになります。第2戦の富士のレースではいい走りができ、タイムも出せているので、今回もいいと思いますし、二人とも自信を持っていると思います」
「タイヤは確かに新しい素材のタイヤになりますが、素材の由来が変わるだけで性能的には違いはないと思っています。やはりサーキュラーエコノミー(循環型ビジネス)への取り組みですから、われわれも協力し、いい結果に繋げたいと思います」
今回のスプリントレースは、土曜、日曜ともに、公式練習、予選、そして決勝というフォーマットが2日間行なわれ、しかもマシンは同じでも走るドライバーが違うというレースになるので、見どころは満載です。BRZ GT300は全ての走行シーンで全力を出し切りますので、応援をお願いします。