2025.08.03 - SUPER GT 第4戦 FSW スプリントレース2
SUBARU BRZ GT300 エンジントラブルでリタイヤする
前日に行なわれたレース1はGT500とGT300の混走で35周のスプリントレースが行なわれ、SUBARU BRZ GT300は山内英輝が出場。予選2位、決勝8位となりました。3日(日)はクラス別で50分間のレース2が行われます。チームからは井口卓人が出場し、表彰台を目指します。
公式練習では全体16位と少し心配されましたが、じつはタイヤの持ち込みセット数が限られているため、井口は前日山内が装着していたタイヤのユーズドタイヤで走行しているため、公式練習でタイムを狙うことより、全体のマシンチェックと、前日のレースで得た改善箇所のチェックに終始したための順位でした。
予選は気温36度、路面温度47度。ひとたび陽が出ると路面温度は一気に59度まで上昇します。井口は前日の山内と同じソフトタイプのタイヤを選択しアタックをしました。タイムは1分37秒413で、前日の山内とは0.099秒差とわずかでしたが予選順位は5番手となりました。
午後2時15分から始まる決勝レースで井口は、3列目の5位からスタートします。井口はオープニングラップから接近戦を繰り広げながらポジションをキープします。ただダンロップコーナーの超低速コーナーからの立ち上がりでは先行車についていくことができません。それでも各コーナーで差を縮め、ポジションキープを続けます。
しかし、5周目のストレートでエンジン音の異常を感じた井口は無線でチームに伝えます。1コーナーを抜け立ち上がりで加速するとより大きな音が聞こえ、井口は安全マージンをとり、エスケープゾーンへマシンを運びました。



























