2025.11.01 - SUPER GT 第8戦 もてぎ・予選
SUBARUBRZ GT300 EJ20型エンジンのラストランでポールポジションを獲得
SUBARU BRZ GT300は朝の公式練習から調子が良く、セットアップも順調に仕上がっていきます。前日の雨の影響があり、スタートはウエットタイヤを装着しましたが、すぐにスリックに交換することができました。
山内英輝はマシンバランスを確認しながら走行しますが、すぐにバランスが良いことがわかり、タイムも伸びていきます。公式練習が始まってすぐに全体トップタイムを出し、そのタイムは予選アタックと同等のタイムを計測します。
バランスが確認できたところで井口卓人に交代し、同様にマシンチェックを行ない、井口のタイム計測が始まります。するとユーズドタイヤで走る井口のタイムも山内に次ぐ2番時計で、ライバルは追従できません。BRZ GT300の好調さが伺えました。
午後から始まるQ1予選のA組では井口が走行し、1分46秒048でトップタイムを計測します。このタイムはB組トップよりも速く、井口はQ1を全体トップで通過したことになりました。
つづくQ2予選は、山内がポールを目指しアタックをします。すると、全てのセクターで全体ベストを叩き出し1分45秒192をマークしトップに立ちました。このタイムは誰にも破られることなく、2番手の#5に1秒071という圧倒的な差をつけてポールポジションを獲得しました。山内はこのポールで、16回目のポールポジション獲得となり、現役ドライバー最多回数の更新をしました。
小澤正弘総監督
「マシンバランスが良いため、タイヤも均一に摩耗していってたので、ドライバーも乗りやすかったと思います。ここはタイヤには優しい路面なので、決勝はタイヤの無交換作戦を取るチームも出てくると思いますが、今日のバランスであれば後続を引き離すことができますし、マージンを持ってピット作業できると予想しています」
井口卓人「EJ20型エンジン最後のレースでポールポジションが取れて、引退に花を添えることができてよかったです。BRZ GT300は朝からバランスが良くて、よく曲がるしグリップもするし乗ってて楽しいマシンに仕上がっていました。この調子のいい流れで明日も競えればと思います」
山内英輝
「明日はどんな決勝レースになるかわかりませんが、EJ20型エンジンは『イージェー』って言える展開にしたいと思います」とジョークが飛び出すほど上機嫌な山内でした。
明日の決勝は、午後1時から300km、63周のレースがスタートします。EJ20型エンジンの引退を優勝で飾れるように、みなさんからの熱い声援をお願いします。
「明日はどんな決勝レースになるかわかりませんが、EJ20型エンジンは『イージェー』って言える展開にしたいと思います」とジョークが飛び出すほど上機嫌な山内でした。
明日の決勝は、午後1時から300km、63周のレースがスタートします。EJ20型エンジンの引退を優勝で飾れるように、みなさんからの熱い声援をお願いします。




















