2026.07.12 - 全日本ラリー選手権第5戦 ラリー・カムイLeg2
SUBARU Boxer Rally spec.Z、初グラベルラリーを5位フィニッシュ
全日本ラリー選手権第5戦「ラリー・カムイ」は競技最終日となる7月12日(日)、レグ2の走行が行われました。SUBARUがサポートする新井敏弘/安藤裕一組は、前日のJN-1クラス6番手から順位をひとつ上げてクラス5位でフィニッシュしました。
この日は、『STREAM LONG(23.06km)』、『KNOLL(7.55km)』の2SSを、北海道虻田郡ニセコ町にあるニセコアンヌプリ国際スキー場駐車場に設置されたサービスを挟んで2回ずつ走行した後、観戦ステージの『SSS NEW POWER SENMU(0.45km)』を走る5SS・計61.67kmが設定されました。この日もラリー開催エリアは雨に見舞われ路面もウェットとなりましたが、この日のステージは前日と比べ地盤が固いため、比較的スムーズな路面に。ただし、依然として泥や砂利が乗り、荒れた簡易舗装区間も多く、油断できない緊張の連続と向き合うラリーとなりました。
前日を首位に5分31秒3差のクラス6番手で終えた新井。この日は最初のSS7から4番手タイムを並べ、再走ステージでは1回目のタイムを上まわるなどペースもアップ。順位をひとつ上げて、クラス5位でフィニッシュしました。
■5位フィニッシュの新井「速くなる要素はたくさんあります」
SUBARU Boxer Rally spec.Zでの初グラベルラリーを5位でフィニッシュした新井は「今回のイベントは路面がかなり難しいコンディションとなったので、いろいろな点を煮詰めるまではピーキーで大変でした。それでも、次戦のラリー北海道までに色々とやらなければならないなかで、速くなる要素もたくさんあります。初日に壊れた部分も、原因が分かったので、次戦に向けて対策できます」と次戦への意欲を語りました。
■メカニックコメント「普段は経験できない雨のなかで対応力が求められました」
越智龍之介
スバル近畿株式会社 堅田店
メカニック歴4年目
店舗の先輩がラリーやニュルブルクリンクに参加した姿を見て興味を持ち、モータースポーツ競技のメカニックに初めて参加したという越智。雨のグラベルラリーで、ステージを走った後の泥だらけのラリーカーの整備に取り組むことになりました。
「初日からずっと土砂降りで、カッパを着ていても中がビショビショになるほどです。普段の環境と異なる雨のなかでの作業の大変さは、一番印象に残りました」という越智。今回はSUBARU Boxer Rally spec.Zでの初めてのグラベルイベントということもあり
「頭の中でシミュレーションしていたのですが、あらためて対応力が足りていないことを実感しました。初めてのラリーで、最初は不安でしたし慣れるまで大変でしたが、始まってみると作業が楽しかったです。私は左側のリヤを担当しました。アーム類に“正ネジ”(時計回り)と、“逆ネジ”があり、締め付けの方向を間違えないように注意しましたが、寝転がって上を向くと向きが混乱してしまうので、特に注意しました」
初日の昼サービスでは、リヤの駆動系を修理する大掛かりな作業にも向き合うことになりました。
「地面も不安定で工具も限られているなか、チームのメカニックの方が迅速にサスペンションメンバーごとゴソっと外して修復し、それをまた装着するという流れは、一般の工場では見られない特別な機会になりました。普段、店舗での作業は基本的にひとりで行いますが、スタッフ間で声がけすることが安全面でも大切なのだと実感したので、今後採り入れていこうと思います。準備、必要な工具、動き方、自分から積極的に動くこと、心構えも含めて、すごく勉強になりました」
全日本ラリー選手権の次戦となる第6戦は、 9月4日〜6日に北海道帯広市を拠点として開催される『ラリー北海道』。WRCが開催されたこともある、スムーズなハイスピードグラベルステージが舞台となるラリーです。今年も4日15時15分から帯広駅前の駅北多目的広場および平原通りでラリーショーとセレモニアルスタートが行われるほか、週末を通して観戦エリアが多く設けられます。全日本屈指のハイスピードグラベルステージに挑むSUBARU Boxer Rally spec.Zの活躍にどうぞご期待ください。








