2026.07.11 - 全日本ラリー選手権第5戦 ラリー・カムイLeg1
SUBARU Boxer Rally spec.Zでのグラベル初日は手応えを感じる6番手
全日本ラリー選手権第5戦「ラリー・カムイ」は7月11日(土)、競技初日となるレグ1の走行が行われました。SUBARUがサポートする新井敏弘/安藤裕一組は、SUBARU Boxer Rally spec.Zでの初めてのグラベルラリー初日、サービスアウトが遅れたことによるタイムペナルティを受けながらも、ポテンシャルを感じる要素をつかみ、クラス6番手でこの日を終えました。
今季最初のグラベル路面となるこのラリーは、この日朝、北海道虻田郡ニセコ町にあるニセコアンヌプリ国際スキー場の駐車場に設定されたサービスパークをスタート。この日のSSは『NEW SUN RISE(3.63km)』、『SPRING WATER(14.84km)』、『OAK(4.46km)』を、サービスを挟んで2度ループする計6SS、SS走行距離計45.86kmという構成。ラリー開催エリアはラリー前の金曜日に行われたレッキの時点から大雨に見舞われ、路面はウェット状態に。この日も朝から時おり強い雨が降り、路面には水が流れ出す場所もあるうえ、頻繁に登場する舗装区間に砂利や泥が乗ることで極めて滑りやすいコンディションとなりました。特にグリップ量の判断が難しい舗装区間ではアクシデントが相次ぎ、リタイアも続出するサバイバルラリーとなりました。
今季最初のグラベルラリーに向けて、前戦久万高原で発生したトラブルを解消しながら、0からグラベルセッティングを施したSUBARU Boxer Rally spec.Z。木曜日のテストを終えて、新井は「完璧ではないですが、いいところまでは持っていけました。エンジンも仕様変更し、その分レスポンスも良くなっています。ミッションのギヤ比も変えて加速が楽になっているので、そのあたりはアドバンテージになってくるかなと思います」と手応えを語っていました。
その新井はSS1でトップに5.5秒差の5番手タイム、SS2では4番手タイムをマークしてクラス4番手に浮上します。SS3では駆動系トラブルが発生しながらも、このステージを5番手タイムで走り切り、総合2番手でサービスに帰還しました。しかしトラブルの修復に時間がかかり、規定のサービス時間をオーバーしたことで、タイムペナルティが与えられました。これによりスタート順が遅くなった新井は、さらに状況が悪い路面を走ることになりましたが、それでもSS5では4番手タイムをマーク。SS6は路面状況の悪化によりキャンセルとなり、この日は首位から5分12秒5遅れのクラス6番手で終えることとなりました。
■新井敏弘「ライバルとの差を詰められてきた」
SUBARU Boxer Rally spec.Zでのグラベルラリー初日を走り切った新井は「午後は走行順が後ろになったため、前走車によって路面に掻き出される泥や砂利がかなり多くなり、走行するのはかなり大変でした。それでも、マシンに問題が起きなければ、下りではかなりライバルとの差が詰められてきた実感があるので、あとはセッティングをもう少し煮詰められたらかなりよくなるかなと思います」と手応えを語りました。
競技最終日となる12日(日)のレグ2は、『STREAM LONG(23.06km)』、『KNOLL(7.55km)』の2本を、サービスを挟んで2回ずつ走行した後、観戦ステージの『SSS NEW POWER SENMU(0.45km)』を走る5SS・計61.67kmが設定されています。レグポイントを狙うSUBARU TEAM ARAIに、熱い応援をお願いいたします。





