2018.04.02 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第1大会 鈴鹿サーキット(第1戦)
久保凜太郎が持ち前の鋭い走りで予選11位から4位入賞を勝ち取る


鈴鹿サーキットは コース前半のテクニカルなセクションと、コース後半の高速セクションが組み合わされた難コースで、多くのプロドライバーにとってはチャレンジングでエキサイティングなコースと評価されています。しかしアマチュアドライバーにすれば、リスクの大きな難しいコースです。それだけにドライビングスキルの向上には、大きな効果があることでしょう。
今シーズンのレギュレーション変更はわずかで、プロフェッショナルシリーズの使用タイヤがクラブマンシリーズと同様に指定されるようになったこと。これは使用できるタイヤが誰にでもわかりやすくなりました。
そしてプロフェッショナルシリーズのポンイトが、有効ポイント制から全戦ポイント制へと変更されたこと。全てのレースでポイントをゲットすることが、チャンピオンを獲得するには必要になります。

クラブマンシリーズの予選は2組に分けられて実施されましたたが、SUBARU BRZは全車予選1組。#89池島実紅が10位、#315舩井俊仁が16位、#321三尾修が31位、#14鈴木祐子が33位、#4片岡照仁が36位となりました。その結果、池島実紅と舩井俊仁が決勝Aレース、三尾修、鈴木祐子、片岡照仁が決勝Bレースに参戦しました。
土曜日の夕方に行われた決勝Bレースでは、三尾修が24位、鈴木祐子が29位、片岡照仁が32位となりました。
日曜日の決勝Aレースでは、スタートで順位を落したものの、健闘していた池島実紅が他車との接触の影響でブレーキトラブルを発生、コースアウトしてリタイヤとなってしまいました。31番グリッドからスタートした舩井俊仁は、少しずつ着実に順位を上げて24位でチェッカーフラッグを受けました。しかしレース終了後、セーフティカー中の追い越しのペナルティによって31位へと降格となりました。
#315舩井俊仁のコメント
「今年はマシンを後期に変えて、タイヤも新しいグリップの高いものになったので、それに慣れるのことがまず必要でした。まだまだ使いこなせていないと思います。レースでは少しずつ順位を上げて行ったんですけど、ペナルティを受けてしまって最終的には31位ですか。でも、楽しかったですね」
「今年はマシンを後期に変えて、タイヤも新しいグリップの高いものになったので、それに慣れるのことがまず必要でした。まだまだ使いこなせていないと思います。レースでは少しずつ順位を上げて行ったんですけど、ペナルティを受けてしまって最終的には31位ですか。でも、楽しかったですね」

プロフェッショナルシリーズを戦う#87久保凜太郎と#88井口卓人は、3年目のコンピ。その予選では、井口卓人がガス欠症状からコース脇にストップ。しかし幸運にも赤旗中断となり、予選再開後に不利な状況ながら15位のタイムを出しました。一方、久保凜太郎は赤旗中断前にタイムを出していたものの、11位で予選を終えました。
しかし決勝レース、上手くスタートを決めて前へ出た2人は、連なって次々と前車を攻略していくエキサイティングなレースを展開。オーバーテイクの難しい鈴鹿サーキットで、しかもプロフェッショナルシリーズとは思えないほどのオーバーテイクシーンを見せ、最終的に井口卓人は7位、久保凜太郎は4位という好成績を獲得しました。開幕戦を2台同時入賞という形で終えることになりました。

「ちょっと予選結果が良くなかったんですけど、その分だけ決勝レースでは前に出ていくことができました。今シーズンはちょっとスイッチを入れて、本気で勝ちを狙っていきますので、ぜひ応援してください」
#88井口卓人のコメント
「今シーズンは、いいスタートが切れたと思います。予選ではトラブルもありましたけど、結果としては入賞できてポイントを獲得することができました。久保凜太郎選手もいい走りをしていたので、今シーズンは2人でどんどん前へ行けるようにがんばりたいと思います」
次戦、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第2戦は、4月28日(土)〜29日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されます。