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2024.05.20

「準備は万端です」 岡山スバル 流郷篤史さん

NBRディーラーメカニック渡独直前インタビュー

5月最終週の週末に、本年のニュルブルクリンク(NBR)24時間レースが行われます。そこで、本年のNBR 24時間レースに派遣されるSUBARUディーラーメカニックのひとり、岡山スバル自動車(株)津山店の流郷篤史(りゅうごう・あつし)さんに、SUBARU MOTORSPORT MAGAZINE記者(以下MSM)が、渡独を10日後に控えた心境などについてお話をうかがいました。
MSM  流郷さん、いよいよ10日後に出発ですが、準備の進捗はいかがですか。
流郷  「昨年12月に富士スピードウェイで行われた研修会以来、5ヶ月が経ちましたが、あの時教えていただいたことを忘れないようにイメージトレーニングはずっと続けてきました。主に、タイヤ交換やブレーキパッドの交換などです。現場で撮影した動画などをチェックし、繰り返し頭に叩き込んできました。普段の仕事では、スタッドレスタイヤから夏タイヤに交換する作業も、これまではリフトにあげて行っていたのですが、ジャッキアップして本番さながらのスタイルでナットを締めるようにしています。おかげでタイヤ交換作業はだいぶ早くなったはずです」
MSM  レースの動画などを見て研究や情報収集したりしていますか
流郷 「もちろん、SUBARU公式の過去映像は繰り返し見ています。先月の予選レースの時は、STIから送られてくるXやインスタグラムの情報をライブでチェックしていました。第2レースのスタート後第1コーナーで他の車両と接触し緊急ピットインした投稿には心配しましたが、のちに走り出してホッとしました。スタート直後は、ポールポジションからスタートしてもこういうことが起きるんですね。今年のマシンは、メカニカルトラブルが少ないのではないかと想像していますが、もらい事故は怖いです」
MSM  お店の方々やご家族は流郷さんが派遣メンバーに選ばれた時、どんな反応でしたか。
流郷 「みんなに”おめでとう”、と祝福されました。僕にとって今回のNBRデメカ挑戦は5回目でしたから、それをお店の方たちは知っていますからね。でも”世界デビュー、おめでとう”と言われると照れくさいですね。しかし、前回は最終選考まで残れたのに落選して悔しかったので、今回は肩の力を抜いて、笑顔で臨むと決めていたことが功を奏したかもしれません。家族は、妻と子供二人がとても喜んでくれました。僕の夢がやっとの思いでかなったので。妻には苦労をかけますから、労いと感謝の気持ちを忘れないようにしないといけませんね」
MSM  レースに向けた準備はいかがですか。
流郷 「海外に行くのは人生初なので、何を準備すべきか、何を調べたら良いかすらわからないので不安でしたが、STIから送られてきた出張のしおりをじっくり読み、そこに細かく準備すべきものが掲載されていたのでそれに従うつもりです。集合日に成田に到着すると、メンバーやSTIの方が待っているはずです。そこから合宿生活が始ります。今は緊張しているし、同時にワクワク感も込み上げてきて高揚しています。現地ガレージでもしっかり準備し、チームに貢献したいと思いますし、その上で店舗に良い結果報告を持って帰れれば100点満点ですね。僕ができる準備は、もう万端だと思います」
今回のオンライン取材では、37歳の流郷さんの落ち着いた応対と優しい笑顔が印象的でした。現地でも他のディーラーメカニックメンバーと打ち解けて、ハツラツと活動する姿が想像できますね。あと10日、取材班も現地で皆さんと再会できることを楽しみにしています。
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