2015.08.09 - SUPER GT第4戦 富士ラウンド・決勝
SUBARU BRZ GT300は8位完走
8月9日(日)、静岡県の富士スピードウェイで行われたSUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」において、SUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は10番グリッドからスタート、途中で順位を大きく落とすシーンも見られましたが8位で完走を果たしました。
朝のフリー走行で得られた手応え
この日は9時35分から30分間にわたってフリー走行が行われ、SUBARU BRZ GT300はGT300クラストップと0.061秒差の2番手タイムを記録しました。井口が7周、山内が9周をこなし、両ドライバーとも決勝レースに向けていい手応えを得ることができました。
より上位を目指して決勝レースをスタートしたSUBARU BRZ GT300ですが、スタート直後の乱戦で実力を発揮することができず、15番手近くまで順位を落としてしまいました。しかし井口は集中力を切らすことなく、少しずつ順位を挽回していきます。20周をすぎ、他チームがタイヤ交換のため次々とピットに入るなか、井口は8番手まで順位を上げ、25周をすぎてピットイン。山内にステアリングを託します。ところが、タイヤ交換時にインパクトレンチのトラブルが発生。すぐにマシンを送り出すことに成功したものの、山内は19番手でコースに復帰することとなりました。
スターティングドライバーを務めた井口は、「ストレートスピードで苦労する部分もあり、自分はちょっと思いどおりのレース展開ができませんでした。予選順位とスタート直後の混乱で自分のペースを作れなかったのが原因だと思います。ただ、クルマの感触は悪くないですし、単独で走ることができれば速さはあります。これまで苦しいレースのなかでしっかりと戦えている部分もあるので、それを次戦以降でも発揮できればと思います」とレースを分析しました。
この日は9時35分から30分間にわたってフリー走行が行われ、SUBARU BRZ GT300はGT300クラストップと0.061秒差の2番手タイムを記録しました。井口が7周、山内が9周をこなし、両ドライバーとも決勝レースに向けていい手応えを得ることができました。
より上位を目指して決勝レースをスタートしたSUBARU BRZ GT300ですが、スタート直後の乱戦で実力を発揮することができず、15番手近くまで順位を落としてしまいました。しかし井口は集中力を切らすことなく、少しずつ順位を挽回していきます。20周をすぎ、他チームがタイヤ交換のため次々とピットに入るなか、井口は8番手まで順位を上げ、25周をすぎてピットイン。山内にステアリングを託します。ところが、タイヤ交換時にインパクトレンチのトラブルが発生。すぐにマシンを送り出すことに成功したものの、山内は19番手でコースに復帰することとなりました。
スターティングドライバーを務めた井口は、「ストレートスピードで苦労する部分もあり、自分はちょっと思いどおりのレース展開ができませんでした。予選順位とスタート直後の混乱で自分のペースを作れなかったのが原因だと思います。ただ、クルマの感触は悪くないですし、単独で走ることができれば速さはあります。これまで苦しいレースのなかでしっかりと戦えている部分もあるので、それを次戦以降でも発揮できればと思います」とレースを分析しました。
困難を乗り越え、ポジティブな8位を獲得
後半を担当した山内は、突然のトラブルにも動揺することなく快走を見せ、ひとつひとつ順位を取り戻していきます。リタイアやトラブルに見舞われるライバルたちを横目にSUBARU BRZ GT300はノートラブルで走り切り、最終的には8番手にまで挽回してフィニッシュラインを越えました。
山内は、「ピットでのトラブルはあってはならないことですが、過ぎたことよりも、次にそれをどう活かすかということですよね。自分はクルマのポテンシャルを発揮できるように、集中することだけ考えていましたから、焦りなどはありませんでした。FIA GT3勢にはストレートでは抜かれてしまうことがありますが、その手前でブレーキを武器にコントロールできたところは良かったと思います」とレースを振り返りました。
チーム総監督を務める辰己英治は、「スタートで順位が落ちたことは、ストレートの速いFIA GT3勢に後ろから追い立てられたことも影響しているのだと思います。それがなければもう少し楽な展開だったでしょうね。色々とあるなかでドライバーたちも頑張りましたし、クルマもその頑張りに応えられるようになってきたなという手応えはあります」と、全体的にはポジティブな印象だとコメントしました。また、チームは短期間で車両を修復し、8位入賞を果たしたことで「ZF Award」ベストメカニック賞を受賞しました。
次戦は8月29日(土)・30日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催される「International SUZUKA 1000km」です。シリーズ最長の距離を誇る1戦は、SUBARU BRZ GT300にとっても得意なコースでの戦いとなります。SUBARUチームの活躍にご期待下さい。
後半を担当した山内は、突然のトラブルにも動揺することなく快走を見せ、ひとつひとつ順位を取り戻していきます。リタイアやトラブルに見舞われるライバルたちを横目にSUBARU BRZ GT300はノートラブルで走り切り、最終的には8番手にまで挽回してフィニッシュラインを越えました。
山内は、「ピットでのトラブルはあってはならないことですが、過ぎたことよりも、次にそれをどう活かすかということですよね。自分はクルマのポテンシャルを発揮できるように、集中することだけ考えていましたから、焦りなどはありませんでした。FIA GT3勢にはストレートでは抜かれてしまうことがありますが、その手前でブレーキを武器にコントロールできたところは良かったと思います」とレースを振り返りました。
チーム総監督を務める辰己英治は、「スタートで順位が落ちたことは、ストレートの速いFIA GT3勢に後ろから追い立てられたことも影響しているのだと思います。それがなければもう少し楽な展開だったでしょうね。色々とあるなかでドライバーたちも頑張りましたし、クルマもその頑張りに応えられるようになってきたなという手応えはあります」と、全体的にはポジティブな印象だとコメントしました。また、チームは短期間で車両を修復し、8位入賞を果たしたことで「ZF Award」ベストメカニック賞を受賞しました。
次戦は8月29日(土)・30日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催される「International SUZUKA 1000km」です。シリーズ最長の距離を誇る1戦は、SUBARU BRZ GT300にとっても得意なコースでの戦いとなります。SUBARUチームの活躍にご期待下さい。