2015.11.01 - SUPER GT第7戦 オートポリスラウンド・決勝レポート
SUBARU BRZ GT300は駆動系トラブルで今季初のリタイア
11月1日(日)、大分県のオートポリスでSUPER GT第7戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」の決勝レースが行われ、予選4番手からスタートしたSUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は、駆動系トラブルによりリタイアを喫しました。
実質3番手からのスタートも、悔しい結果に
予選2番手のマシンがピットスタートとなったため、4番手グリッドを得たSUBARU BRZ GT300は実質的に3番手から決勝レースに挑むこととなりました。スターティングドライバーを務めた井口はきれいにスタートを決め、1コーナーを3番手でクリア。しかしその後、ライバルにかわされてしまい5番手に順位を落としてしまいます。それでも井口は集中力を切らさず粘り強い走りを見せて4番手に順位を挽回。安定したラップを刻みながら順位を取り戻すチャンスをうかがいます。レーススタートから50分ほどが経過し、ピットではドライバー交代の準備が進んでいましたが、ここで降雨との報せが飛び込んできます。チームは急遽レインタイヤを準備。ピットはにわかに慌ただしさを増しましたが、最終的にはスリックタイヤで山内に後半を託すことに決まりました。
30周すぎに井口がピットイン。給油とタイヤ交換を終え、山内がピットを離れたところで駆動系にトラブルが発生してしまいました。SUBARU BRZ GT300はピットレーン上でストップし、メカニックたちの手によってガレージへと押し戻されます。ここで山内はマシンを降りることとなり、SUBARUは今シーズン初めてリタイアを喫することとなりました。
予選2番手のマシンがピットスタートとなったため、4番手グリッドを得たSUBARU BRZ GT300は実質的に3番手から決勝レースに挑むこととなりました。スターティングドライバーを務めた井口はきれいにスタートを決め、1コーナーを3番手でクリア。しかしその後、ライバルにかわされてしまい5番手に順位を落としてしまいます。それでも井口は集中力を切らさず粘り強い走りを見せて4番手に順位を挽回。安定したラップを刻みながら順位を取り戻すチャンスをうかがいます。レーススタートから50分ほどが経過し、ピットではドライバー交代の準備が進んでいましたが、ここで降雨との報せが飛び込んできます。チームは急遽レインタイヤを準備。ピットはにわかに慌ただしさを増しましたが、最終的にはスリックタイヤで山内に後半を託すことに決まりました。
30周すぎに井口がピットイン。給油とタイヤ交換を終え、山内がピットを離れたところで駆動系にトラブルが発生してしまいました。SUBARU BRZ GT300はピットレーン上でストップし、メカニックたちの手によってガレージへと押し戻されます。ここで山内はマシンを降りることとなり、SUBARUは今シーズン初めてリタイアを喫することとなりました。
最終戦のもてぎに向けて新たなる決意
チーム総監督の辰己英治は、「残念なレースとなってしまいましたが、まだまだ色々なところに足りないことがあるということでしょうね」と分析します。「単独で走れず、どうしても前のクルマに詰まってしまう状況です。ドライバーにもストレスがかかりますし、どうしても無理を強いることになります。それがまず現実で、それを受け入れたなかで、何が原因で、どうすれば勝てるかを、もう一度考え直さなければなりません。井口のスティント後半では前のクルマを抜ける状況になかったので、早めのピットインという作戦も考えていましたが、最終的には残念な結果となってしまいました」
スタートを務めた井口は、「結果を出したかったですね。苦しかった部分もありましたが、それなりにいい走りはできましたし、走っていれば結果も得られたと思います。ただ、マシントラブルということで、僕たちにはどうしようもない部分もあります。あと1回、最終戦で勝つチャンスは残されていますから、なんとかそこで勝てるように準備したいと思っています」と、悔しさを滲ませながらも最終戦に向けて決意を新たにしています。山内も、「レースなので、こういうトラブルがあるのも仕方のないことです。もちろん土曜日からいい流れで来ていただけに、こういった終わり方はすごく残念ですし、応援してくださった方も残念な気持ちが大きいと思いますが、諦めない限り次があると思っていますので、次に向けて頑張ります」と、この週末を振り返りました。
2015年のSUPER GTシリーズ最後の1戦は、11月14日〜15日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催されます。この1年を通じて鍛え上げてきたSUBARU BRZ GT300の性能を発揮して優勝を目指しますので、引き続きSUBARUチームに熱い声援をお送りください。
チーム総監督の辰己英治は、「残念なレースとなってしまいましたが、まだまだ色々なところに足りないことがあるということでしょうね」と分析します。「単独で走れず、どうしても前のクルマに詰まってしまう状況です。ドライバーにもストレスがかかりますし、どうしても無理を強いることになります。それがまず現実で、それを受け入れたなかで、何が原因で、どうすれば勝てるかを、もう一度考え直さなければなりません。井口のスティント後半では前のクルマを抜ける状況になかったので、早めのピットインという作戦も考えていましたが、最終的には残念な結果となってしまいました」
スタートを務めた井口は、「結果を出したかったですね。苦しかった部分もありましたが、それなりにいい走りはできましたし、走っていれば結果も得られたと思います。ただ、マシントラブルということで、僕たちにはどうしようもない部分もあります。あと1回、最終戦で勝つチャンスは残されていますから、なんとかそこで勝てるように準備したいと思っています」と、悔しさを滲ませながらも最終戦に向けて決意を新たにしています。山内も、「レースなので、こういうトラブルがあるのも仕方のないことです。もちろん土曜日からいい流れで来ていただけに、こういった終わり方はすごく残念ですし、応援してくださった方も残念な気持ちが大きいと思いますが、諦めない限り次があると思っていますので、次に向けて頑張ります」と、この週末を振り返りました。
2015年のSUPER GTシリーズ最後の1戦は、11月14日〜15日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催されます。この1年を通じて鍛え上げてきたSUBARU BRZ GT300の性能を発揮して優勝を目指しますので、引き続きSUBARUチームに熱い声援をお送りください。