2015.09.29 - SUPER GT公式テスト - ツインリンクもてぎ
SUBARU BRZ GT300、実り多い週末に
開幕戦から着実にポジションアップを果たしてきたものの、今シーズンから採用したダンロップタイヤとの“合わせ込み”に苦労してきたSUBARU BRZ GT300ですが、第5戦の鈴鹿1000kmでは3位表彰台を獲得。さらに続く第6戦の菅生でも5位、と2戦連続して上位入賞を果たし、上昇気運を掴みかけるところまで来ました。この流れをさらに加速するためにも今回、ツインリンクもてぎで行われた公式テストでは、残る2戦に向けてのタイヤ選択とマシンのセットアップをさらに突き詰めていくことをテーマに考えていました。
2日間のテストを終え、チーム総監督を務める辰己英治は「今回は、本当に充実したテストになりました。初日は一貫してウェット、2日目はドライとそれぞれ1日を通じてコンディションがほぼ一定だったために、それぞれウェットタイヤとドライタイヤのテストを効率的に進めることができました」と笑顔で話しました。もう少し具体的に成果を紹介して行くと、ウェットタイヤに関しては本格的なテストはこれが初めてで「昨日のコンディションではまずまずでしたが、残り2戦、オートポリスやもてぎで使うとなるとちょっと硬めかな、という印象でしたね。だからダンロップさんには、もう少し柔らか目のものをリクエストしました(辰己総監督)」となり、一方ドライタイヤに関しても「少しハードにシフトしていたようで、やはり残り2戦を考えて、まだまだ寒くなることを見込むと、もう少しソフト目にシフトして行く必要があるな(同)」とのこと。ただし今回のテストはあくまでも最終戦のもてぎに向けてのテストであり、第7戦のオートポリスに対しては、オートポリスで再来週(10月6日~7日)に行われる公開タイヤテストで、もう一度タイヤを確認して選ぶ作戦となっています。 



































