2018.11.11 - SUPER GT第8戦ツインリンクもてぎ・決勝
不得意なコースでも戦える証しとなった6位でフィニッシュ


スタートドライバーは、井口卓人が務めます。井口はスタート直後の2位争いで、65号車と0号車が絡んだ隙に3位へポジションアップして1周目を戻ってきます。61号車のSUBARU BRZ GT300は、2位の0号車とは、1秒以下の僅差で追いかけ3位をキープします。20周目を過ぎたあたりから各マシンはピットインを始め、61号車は23周目にピットインします。各チームは、タイヤ無交換作戦などチーム戦略が分かれる中、SUBARU BRZ GT300は4本交換を選択しました。

それでも山内はアタックを続け順位を1つ上げた後に、3位争いをする3台のマシンから5秒以上離されていたポジションを、終盤には1秒以内の射程圏内まで追い詰めました。しかし、追い抜くまでには至らず6位でのフィニッシュとなりました。

「いつもは逃げるレース展開ですが、今回はマシンのセットアップも決まり、追い上げるレースができたのは収穫です。もしピット時間がもう少し短く、前に出ることができたら、僕たちのレースは抜かれることはないので、もっといい結果を持ってこれると思います。そう思うと悔しいですが、今できるベストは出せたと思います」
井口卓人
「ここ3年〜4年、ポイントの獲れなかったもてぎのレースで、ポイントを獲れたことはいいレースだったと思います。給油時間が周りのチームと同じくらいなら表彰台に乗れていたレースでした。それほど、マシンが進化してくれた証拠です。僕たち二人のドライバーが、担当しているスティントを気持ちよく最後まで攻めれるという状況をチームが作ってくれたので、感謝したいです」