10月25日(日)、鈴鹿サーキットでSUPER GT第6戦300kmレースが行われました。スポーツイベントへの入場制限も徐々に緩和され、今回サーキットには24日(土)を合わせて28,500人ものレースファンが集まってきました。もちろん、前戦の富士ラウンド同様にパドック側のチームやレース関係者とグランドスタンド側の一般観戦エリアとは導線を含めて明確に区別されているため、お互いが交錯することがないよう考慮されていました。その上で、どちらの側にいても体温チェックが行われ、各所に消毒液が配備されるなど、しっかりと感染予防対策はとられていました。メインスタンドでも、大声での応援コールやビッグフラッグの掲出はしないように、との通達を多くの観客の皆さんはきちんと承知していたようです。もちろん今回も、観客が密集してしまうようなドライバートークショーなどのステージイベントは見送られています。
前回よりも観客の入場制限上限が緩和されたことで、パドック側の各チームもレースクイーンを帯同するケースが増えてきたようです。SUBARU/STIチームにも、今回からSUPER GT GALS「BREEZE」のメンバーがひとりだけ参加し、フォトジェニックやグリッドガールとしての役割を果たしていました。今回参加したBREEZEメンバーは、津田知美さんでした。7月の開幕から10月第一週の富士ラウンドまでは、メンバー4名が都内のスタジオに集まってYouTube中継の番組内で精一杯応援してくれていたそうです。
津田さんは、昨年もBREEZEメンバーとしてSUPER GT各レースに参加した経験を持っています。「私たちは、サーキットで応援できない時でも中継を見ながらリモートで応援していました。その中で、最も印象に残ったのが第3戦の鈴鹿ラウンドでした。特に予選でQ1敗退を見たときは、メンバー全員で落胆していました。2019年シーズンは、Q1敗退を経験していなかったので、結構驚いてしまいました。これまでの61号車 BRZ GT300 は、どちらかと言えば予選で上位につけて、後続のマシンを寄せ付けないレースをする、という印象だったので、あのときみたいに後ろから追い上げて1台ずつパスしていく姿が私にとっては新鮮でした。Q1敗退から4位入賞ですから、あの追い上げる走りのワクワク感は忘れられないですね」と津田さんは語っています。
「去年はSUBARUファンシートがあって、ファンの方たちの居場所が明確でした。今回はファンシートはありませんでしたが、一定のエリアだけでなく、いろんなところにSUBARUのウェアを着たファンの方々が座っているのを見て、心強く思いました。見回せば、ブルーのキャップを被った方やBRZの小旗を振ってくださっている方の姿が目立っていました。コースを挟んでしか見渡せなかったのですが、グリッドでボードを持って立っていた時も、SUBARUファンの姿ははっきりと見えていました。ドライバーのおふたりが、いつも”ファンの皆さんのことはこちらから見えていて勇気が湧きます”と話していますが、ドライバーさんたちの気持ちが私にも理解できました。勝手ながら、SUBARUファンの姿をみつけると私は手を振っているのですが、手を振り返していただくととっても嬉しいです。心がつながった一体感を感じますね。私は、おそらくこのあとのレースではサーキットに来れないかもしれないのですが、次に来る他のメンバーには、ファンの方を見つけたら手を振ってご挨拶するように伝えておきます。ファンの皆様も、私たちBREEZEの姿を見つけたら遠慮なく手を振ってくださると嬉しいです」と続けてくれました。
鈴鹿サーキットでも前回の富士同様、グランドスタンド裏にSUBARUテント設置し、SUBARU/STIの公式ツイッターをフォローしている方にはSUBARU BRZの応援旗を配布していました。また、今話題の新型レヴォーグSTIスポーツやインプレッサSTIスポーツの展示を行なっています。次回もてぎラウンドでも同様にテント設置する予定なので、ツインリンクもてぎに来られたら是非お立ち寄りくださいませ。