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SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ
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RACE REPORT

2024.05.04 - SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ決勝
SUBARU BRZ GT300 チェッカー目前でマシンストップし15位フィニッシュ
5月3日(金)4日(土)のゴールデンウィーク中に開催されたSUPER GTシリーズ第2戦「FUJI GT 3Hours RACE」は、2日間とも快晴に恵まれました。そして集まったファンは対前年比110%となる8万8400人の大観衆となり、多くのみなさんが熱戦を楽しみました。
SUBARU BRZ GT300は前日の予選により8番手からのスタートとなりました。レースフォーマットは3時間レースです。2回のピットインと給油が義務付けられ、GT300クラスは27台の参戦マシンと競います。スタートドライバーは山内英輝で、ダブルスティントを担当します。そしてラストは井口卓人がチェッカーを担当するという作戦で臨みました。
山内はオープニングラップで1台を抜き去り、ポジションをひとつ上げてストレートに戻ってきます。その後、順調に周回を重ね22周目にもライバルマシンを抜き6位に上がりました。30周を過ぎると1回目のピットインを実行するチームが現れ、BRZ GT300は34周目にピットに入ります。最初のピットインでは満タンにし、タイヤも4本交換するフルサービスを行なうチームが多いため、コースに戻った時は15位ですが、ピットに入っていないマシンを除くと7位でコースに戻りました。
その後、ピットインするマシンも増え、順位は目まぐるしく変わりますが、68周目に井口と交代する時は4位でバトンを渡します。しかし、2回目のピットでは燃費の良いマシンやタイヤ無交換というチームもおり、ピット作業時間に差が出て、井口は8番手でコースに戻ることになりました。井口は粘り強い走りで7位に上がり順位をキープします。レース終盤、残り10分ほどになると燃料切れのアラートが点灯します。緊急ピットインし、少しだけ給油してすぐにコースに戻りました。しかしながら、燃料切れのアラートは消えずエンジンも停止してしまいフィニッシュとなりました。結果は15位完走になりました。
小澤正弘総監督
「申し訳ありません。正確にはまだわかりませんが、おそらくガス欠だと思います。レースはある程度想定内で展開できていて、タイヤも良い仕事をしてくれているので、次に繋がる手応えはあります。次の鈴鹿は全開時間が短いので燃費差は小さくなりますし、路面温度が上がって接地荷重も上がるので得意な環境になります。これに懲りずに声援を送っていただければと思います」

井口卓人 「チェッカーを受けたかったのですが、セクター3は息継ぎして登れなくなってしまいました。凄く悔しいですし、もったいなかったです。マシンはまだプッシュできる状態だったので、この教訓を次に活かしていきたいと思います」
次戦のSUPER GT第3戦は6月1日(土)、2日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで「SUZUKA GT 3Hours RACE」が開催されます。苦しいシーズンスタートとなりましたが、この先もチーム一丸となって臨みますので、引き続き応援をお願いします。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=fG4UGPIpnoI
決勝アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=AVfeF3C2y28

2024.05.03 - SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ・予選
SUBARU BRZ GT300 セットアップは決まっているものの難しさがある予選
2024年SUPER GT シリーズ第2戦「FUJI GT 3Hours RACE」の公式練習、予選が5月3日(火)に行なわれました。
快晴となった富士スピードウェイには大勢のファンが詰めかけました。前日の肌寒さは少し緩み日向は暑いほどの天気に恵まれました。

午前中に行なわれた公式練習では、いつものように山内英輝が最初にマシンチェックを行ない、セットアップを進めていきます。オフシーズンにテストを重ねたこともあり、マシンのバランスは良く早い段階で4番手タイムをマークします。
山内はタイヤ選択とマシンのマッチングを済ませると、いつもより早く井口卓人に交代しロングランのテストを実施しました。タイムも山内が1分36秒644で、井口は1分36秒784とほぼ揃っており順調な滑り出しとなりました。

午後からの予選はQ1を井口が走り、Q2を山内が走ります。開幕戦はQ1を山内が走ったので、順番を入れ替えての予選アタックとなりました。Q1はランキング順にA組14台、B組13台に分かれ、前戦の優勝ドライバーがくじ引きでA組、B組のどちらが先に予選を走るのか順番を決めます。今回はB組が引かれたので、Q1予選を最初にB組がアタックすることになりました。
そして井口はB組で走行し13台中5位でQ1を終え、Q2のアッパーグループGr1に入りました。つづく山内は、Q2予選で3番手タイムを出しましたが、二人の合算タイムは8位という順位になりました。

小澤正弘総監督
「予想より難しかったですね。井口の時にシフトダウンが早くできなくて、ブレーキで攻めきれなかったことが残念でした。あれで、コンマ2、3秒ロスしたかなと思います。セットアップ自体は悪くなかったのですが、Q1を最初に走るとどうしてもタイム的に不利でした。Q2の山内は良かったのですが、GT3勢が速いので、ここにきてBoPの影響は否めないです。明日の決勝はラップタイムのアベレージをもう少し上げられるようにセットアップしますので、空いたスペースをうまく走って、表彰台にまで届けばと思っています」
井口卓人
「シフトダウンの反応が遅くてタイムロスをしていたので、残念です。開幕戦も含め、まだ気持ちよく走れていないので、この悔しさをチームと一緒にぶつけて良いレースができるように頑張ります」

山内英輝
「Q2にはシフトの不具合は解消していましたが、トップとの0.4秒差を詰めるにはもう少しバランスを良くしないと難しいと感じました。ただ、正直言って他のマシンが速いですね。バランスをよくすると言っても悪いわけではないので、余計に難しいと思います。明日は思い切って走りますので、良い結果に繋がればと思います」
明日の決勝は、午後1時30分に3時間のレースがスタートします。レースは2回のピットイン&給油があり、BRZ GT300は全力で表彰台を目指しますので応援をおねがいします。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=fG4UGPIpnoI
決勝ライブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=AVfeF3C2y28

2024.05.02 - SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ・予選直前情報
SUBARU BRZ GT300 厳しい条件を抱えるも全力疾走で跳ね返す
2024SUPER GT シリーズ第2戦「FUJI GT 3Hours RACE」が静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。ゴールデンウイーク真っ最中の開催ですが、サーキット周辺は例年よりは肌寒く、薄手の長袖がちょうどいいほどです。しかし、天気予報では明日からの公式練習、予選、そして土曜に行なわれる決勝は晴れ予報で、気温も高くなるとの予報になっていました。
今回のレースは3時間という時間で区切られたレースになります。スタートから3時間後にどのマシンが最初にチェッカーを受けるのか、興味は尽きません。

今シーズンのBRZ GT300はこうしたレースフォーマットに対応するために、タイヤの開発にも力を入れ、ロングランでもパフォーマンスの落ちにくいタイヤ開発を続けています。開幕戦の岡山国際サーキットはタイヤへの攻撃性が高い路面で、苦戦を強いられてしまいましたが、この富士スピードウェイは得意なコースなので、期待が膨らみます。
そして2回のピットインと給油が義務付けられており、ピットワークも重要になります。BRZ GT300のピット作業は、給油とタイヤ交換をフルサービスとなる公算が高く、ピットタイム・ロスを考慮した展開にする必要があります。予選でポールポジションを取り、決勝では2位以下を引き離す展開とし、ピットロス分をコース上で稼ぐ展開です。

しかしながら今回BoPが+15kg、サクセスウエイト+2kgを搭載することになり、車両重量も1318kgまで重くなっており、厳しい条件を抱えてのレースになりそうです。
井口卓人
「オフシーズンの走り込みをたくさんしましたし、セットアップの方向性も決まっているので、テストデータを信じて一生懸命走ります。確かに岡山では悔しさをたっぷり味わいましたが、富士スピードウェイでのテストは良いデータもあるので、頑張ります」

山内英輝
「正直なところ作戦のバリエーションが少ないので、トラック上でタイム稼ぐことが重要だと思います。BoPで重量も重くなっているので、簡単なことではないと思いますが、チーム一丸となって、ミスをせず全力で走り切りますので、応援をお願いします」
3日(金)は午前9時から10時45分まで公式練習が行なわれます。そして午後2時25分からQ1予選が始まります。BRZ GT300はB組で走行し、アッパーグループ上位を目指します。つづくQ2予選は午後3時18分から始まり、ポールポジションを狙います。

そして、決勝レースは4日(土)午後1時30分に3時間のレースが始まります。逆境の中、全力で競うSUBARU BRZ GT300への応援をお願いします。
2024.04.30 - SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ・プロローグ
SUBARU BRZ GT300 逆風はあるがチーム一丸となって立ち向かう
2024年SUPER GT第2戦の「FUJI GT 3Hours RACE」が5月3日(金)、4日(土)に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。ゴールデンウイークの真っ最中に開催されることもあり、昨年は8万人を超える大観衆を集めて開催されました。
さて、今シーズンはレースフォーマットが変更され、前年の450kmレースから今年は3時間レースとなりました。そしてタイヤの持ち込みセット数も削減され今回は6セットで競うことになります。
 
その3時間レースで走る距離はどれくらいを想定しているかを小澤正弘総監督に聞くと「450km程度で、あまり前年と変わらないのではないか」ということです。
また開幕戦では先行車に接触するトラブルがあり、その影響でマシントラブルが発生し26位完走という結果でした。しかし、その影響は全くなく、完全に修復できているということです。
 
そして今回の3時間レースでは、2回のピットインと給油が義務化されました。ロングランが得意なタイヤを履くチームは、決勝レースで1回のタイヤ交換という作戦が予想できます。また今回の第2戦ではBRZ GT300のBoP重量が+15kg増えています。前戦では予選のベストラップと決勝レース中のファステストラップをBRZ GT300が記録していました。そのあたりを判断材料としているようで、BoPが見直され変更されました。
 
こうした条件の中でBRZ GT300はどう競っていくのか小澤総監督に伺いました。
小澤総監督
「タイヤ交換1回のチームは出てくると思います。BRZ GT300は2回交換を予定していますが、レース後半、タイヤが厳しくなるチームをしっかり捉えていく展開にしたいと考えています。多くのファンの方が応援に来ていただけるので、ピット作業をしっかりやって上位を目指します」
「またGT-Rやスープラ、86はBoPが軽くなっているので、BRZ GT300には逆風が吹いていて、かなり厳しいレースになりそうですが、燃費とタイヤの使い方次第で展開は変わるので、ミスなくチーム一丸となって立ち向かっていきたいと思います」
 
5月3日(金)は午前9時から10時45分まで公式練習があり、Q1予選は午後2時25分から始まります。予選方式も変更になり、ドライバー二人の合算タイムで順位が決まります。井口卓人、山内英輝のつぶの揃った速さに期待して、好位置からのスタートを目指します。
GT300クラスのシリーズチャンピオンを目指すシーズンとなれるように、応援をお願いします。
 



予選ライブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=fG4UGPIpnoI
決勝ライブはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=AVfeF3C2y28

RACE RESULT

2024.05.03 - 予選
SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ
Pos. No. Machine Driver Q1 Q2 Diff Tire
1 88 JLOC Lamborghini GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 """1'36.084" "1'36.066""" YH
2 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 """1'36.156" "1'36.476""" YH
3 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ """1'36.254" "1'36.548""" BS
4 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 """1'36.719" "1'36.268""" BS
5 2 muta Racing GR86 GT 堤 優威 平良 響 """1'36.450" "1'36.749""" BS
6 45 PONOS FERRARI 296 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー """1'36.502" "1'36.708""" YH
7 96 K-tunes RC F GT3 新田 守男 高木 真一 """1'36.845" "1'36.461""" DL
8 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 """1'36.958" "1'36.448""" DL
9 7 Studie BMW M4 荒 聖治 ニクラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー """1'36.525" "1'36.950""" MI
10 52 Green Brave GR Supra GT 吉田 広樹 野中 誠太 """1'37.047" "1'36.502""" YH
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

A Gr:Start Time 14:43:00 Finish Time 14:53:00
B Gr:Start Time 14:25:00 Finish Time 14:35:00
Gr 1:Start Time 15:36:00 Finish Time 15:46:00
Gr 2:Start Time 15:18:00 Finish Time 15:28:00

【走路外走行により不採用としたラップタイム】
A Gr:CarNo.2:1'39.172 4/6
A Gr:CarNo.777:1'36.295 4/5
A Gr:CarNo.56:1'36.166 5/5
A Gr:CarNo.22:2'03.550 6/6
B Gr:CarNo.52:1'37.068 4/5
Gr 1:CarNo.6:1'49.900 5/5
Gr 1:CarNo.62:1'47.732 6/6
Gr 1:CarNo.7:1'37.105 5/6
Gr 2:CarNo.9:1'37.197 3/5
Gr 1:CarNo.30:1'39.086 3/6. 1'38.131 4/6
2024.05.04 - 決勝
SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ
Pos. No. Machine Driver Time / Diff Laps Best Lap Tire
1 88 JLOC Lamborghini GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 3:02'17.680 108 1’38.009 YH
2 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 17.702 108 1'37.804 BS
3 52 Green Brave GR Supra GT 吉田 広樹 野中 誠太 19.730 108 1'37.927 YH
4 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 25.951 108 1'38.110 YH
5 31 apr LC500h GT 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 1 Lap 107 1'38.620 YH
6 2 muta Racing GR86 GT 堤 優威 平良 響 1 Lap 107 1'38.322 BS
7 18 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 1 Lap 107 1'38.210 DL
8 87 METALIVE S Lamborghini GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 1 Lap 107 1'38.375 YH
9 45 PONOS FERRARI 296 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー 1 Lap 107 1'38.491 YH
15 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 3 Laps 105 1'38.429 DL
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

Start Time 13:36'34 Finish Time 16:37'50
FCY導入時刻 14:01'39 (16laps) 〜 14:03'37 (17laps)

Fastest Lap 1'37.526 (101/105) 168.435km/h CarNo.777 D'station Racing / D'station Vantage GT3

* CarNo.50 Igor Omura Fraga (14:05) ドライブスルーペナルティ (SpR.13-1.a.「他車への衝突行為」)

観客動員:(5/3) 34,500人 (5/4) 53,900人
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