SUPER GT

REPORT

  • TEST
  • Rd1
  • Rd2
  • Rd3
  • Rd4
  • Rd5
  • Rd6
  • Rd7
  • Rd8
SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGO
  • 予選順位
    位
  • 決勝順位
    位
  • Team Ranking
    -
  • Driver Ranking
    -

RACE REPORT

2024.09.22 - SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGO・決勝
SUBARU BRZ GT300 難しいコンディションの中5位フィニッシュ
9月22日(日)に、スポーツランドSUGOでSUPER GTシリーズ第6戦「SUGO GT 300Km Race」の決勝レースが行なわれました。
前日に続き、降雨に見舞われたスポーツランドSUGOは、1時間スケジュールを遅らせてのスタート進行になりました。またスターティンググリッドは、前日の公式練習のタイムをそのまま採用し、SUBARU BRZ GT300は2番手からのスタートでトップを狙うレースになります。

決勝レースは井口卓人がスタートドライバーで、レインタイヤでのレースとなりました。井口はポールポジションの20号車を追いかけますが、フェラーリ、アストンマーティン、BMWのGT3勢が速く7周目には5番手に順位を下げてしまいます。
路面コンディションは徐々に回復するもののスリックタイヤを履けるほどには回復しません。井口はドライバー交代が許されるミニマム周回数を過ぎてもレインタイヤで走行し、ポジションをキープします。徐々にドライアップするコンディションを見極め、ピットからスリックに交換して山内英輝への交代の指示が飛びます。

一方、ライバルチームはレインかスリックかは判断しかねるタイミングの中でチームは仕掛けました。そして山内はレインタイヤより速いタイムを刻むと、各チームが一斉にピットインします。一時山内はピットインを済ませたチームの中ではトップに立ったのですが、SCが入る不運があり、逃げるラップタイムが刻めず、結果的に7位まで順位を落としました。
その後、自己ベストタイムを数回刻みながらライバルを追いかけますが、やはりGT3勢が速く、追いつくことができず、87号車のランボルギーニ1台を交わすのが精一杯で、山内は5位でチェッカーを受けました。

小澤正弘総監督
「コンディションが大きく変化する中で、難しいレースでしたが、レインからスリックに変えるタイミングは完璧でした。ただ、こうした路面だと大パワーのあるマシンの加速に勝てないので、苦しい展開でもありましたが、実力を出し切るレースはできたと思います」
井口卓人
「完走できてよかったです。本当は狙える位置からのスタートだったので、残念なのですが、山内選手も長いスティントを走ってチェッカーを受けてくれたので、やっとみんなの努力が一つの結果につながったと思います」

山内英輝
「今年の成績から考えるととてもいい結果だし、チームのみんながひとつになってやってくれたおかげななのですが、どうしても悔しさのほうが先に来て、素直に喜ぶのが難しいです」
次戦のSUPER GTは大分県日田市にあるオートポリスで10月19日(土)、20日(日)に「SUPER GT第7戦 GT 3Hours RACE」が開催されます。レースのいい流れが作れてきているので、この勢いをさらに加速し表彰台が期待できるレースになると思います。熱い走りをするBRZ GT300への応援を引き続きお願いします。



予選アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/live/dFEtbMQEVPo
決勝アーカイブはこちらhttps://www.youtube.com/live/zhlwh7DuNNg

2024.09.21 - SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGO・予選
SUBARU BRZ GT300 悪天候により予選は中止 グリッドは暫定2位
2024年SUPER GT シリーズ第6戦「SUGO GT 300Km Race」が9月21日(土)に公式練習と予選が行なわれる予定でしたが、降雨悪天候により予選は中止となりました。
決勝に向けてのグリッドは、午前中に行なわれた公式練習の結果を暫定的に採用し、SUBARU BRZ GT300は2番手のグリッドが予定されています。しかしながら、翌日の天気が仮に晴れてドライ路面となれば予選の実施も捨てきれていない状況で、公式練習の結果でグリッドを決定するか主催側も判断に迷うほど天候に翻弄されました。
朝から雨に降られた第6戦SUGOは、気温16度と急激に季節が進んだ状況で、低い路面温も踏まえてタイヤ選択をしなければなりません。

公式練習はいつもどおり山内英輝が最初にステアリングを握り、ウエットタイヤ2タイプのマッチングを見ながらセットアップしていきます。チームはヘビーレイン用と通常のウエット用の2タイプを持ち込みますが、通常のウエットタイヤは発熱もしないほど厳しい状況でまったくグリップしません。
山内はヘビーレイン用を選択し、雨量が減ったタイミングを見計らいタイム計測をします。総監督の小澤正弘、監督のR&D SPORT澤田稔らの判断で、降雨による予選キャンセルを見越し、公式練習中のタイムが採用されることを念頭にタイムアタックを仕掛けました。

しかしながら、1時間45分ある公式練習も合計6回の赤旗中断となるなど、降雨の影響が大きくクラッシュ、コースアウトをするマシンが続出しました。そうした厳しいコンディションの中、山内は慎重に、そして大胆にコースを攻め、10周目に2番手タイムを刻みます。そして雨量が減るタイミングごとにタイムアップを繰り返し、セッション終了時点で全体2位のタイムをキープしました。
小澤総監督
「雨はある程度想定内ですが、今季はレインタイヤを本番で使うことがなくパフォーマンスは未知数でした。しかしながら、期待どおりのタイムが出せてほっとしています。またセットアップも順調に決まり早い段階でタイムが出せたことで胸を撫で下ろしています。明日も雨予報ですからグリッドはできるだけ前方が有利ですし、我々は、表彰台が喉から手が出るほど欲しい状況なので、このまま2番手からのスタートに期待しています」
明日の決勝レースは22日(日)午後1時30分にスタートし84周で競われます。応援に来場くださる皆様は、雨対策と低温対策をしっかりして優勝を目指すBRZ GT300への熱い声援をよろしくお願いします。



予選ライブはこちらhttps://www.youtube.com/live/dFEtbMQEVPo
決勝ライブはこちらhttps://www.youtube.com/live/zhlwh7DuNNg

2024.09.20 - SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGO・予選直前情報
SUBARU BRZ GT300 雨予報は予測が難しい中、できることを全力で出し切る
SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACEは9月21日(土)、22日(日)に、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで開催されます。
予選前日の金曜日、スポーツランドSUGOは雨が降っています。秋雨前線の影響で東北エリアは降雨となり、大雨警報が出るエリアがあるほど天気は不安定です。

チームも雨の中、レースに向けて準備を進めていますが、気になるのはレインタイヤでしょう。今季は雨中のレースはなく、また新しいトレッドデザインになったダンロップの新レインタイヤの全貌も見えていません。
またレギュレーションでGT300クラスは車高を3mmプラスする指示が出ています。全車共通の条件とはいえ、ミリ単位の変更でバランスが大きく変化するBRZ GT300では、その影響はライバルチームより大きな違いとして出てくるかもしれないとドライバーは口を揃えます。

小澤正弘総監督
「オフシーズンから雨の時には、新レインタイヤをテストしています。それなりの手応えはあり、年々良くなっている実感はありますが、なにせ本番での使用が一度もないので、ライバルに対してのアドバンテージなどは予測の範囲をでません。車高の変更は事前に指示されていて、そのため7月にSUGOの公式テストがありました。その時は常に上位タイムを計測できていたので、うまくセッティングできていると思っています」
井口卓人
「新トレッドパターンが良いのはテストで確認できていますが、ロングランはできていないのでレースでどうなるかは正直わからないです。ライバルとは同じコンディションで走っていないので想像も難しいですね。なので、できることを精一杯やるだけです」

山内英輝
「状況としてはノーウエイトですし(+6kgあり)、SUGOとの相性とか、いい方向にあるのは間違いないですね。ただ、今回は雨予報なので、この有利に働きそうな空気が見えづらくなっています。ただ新トレッドパターンのタイヤは少量の雨から普通の雨まではかなりいい手応えはあります。その分ヘビーレインになると難しいかなと感じていますが、こればっかりは天気次第なので、なんとも予想しにくいです。」
16日(土)は午前9時15分から11時00分まで公式練習が行なわれます。そして午後2時45分からQ1予選が始まります。今回からA組、B組に組み分けする方式から一斉スタート予選に変更されています。コースは短く、幅も狭いSUGOでクリアラップが作れるかという点も見どころの一つになるでしょう。
そしてQ2予選は上位14台がアッパークラスとなり、15位以下がロワークラスに分かれてQ2予選を走ります。そしてQ1、Q2の合算タイムで予選グリッドが決まる方式に変更されました。抜群の相性を持つSUGOで大きく羽ばたき、完全復活する姿を見るためにも熱い応援をお願いします。



予選ライブはこちらhttps://www.youtube.com/live/dFEtbMQEVPo
決勝ライブはこちらhttps://www.youtube.com/live/zhlwh7DuNNg

2024.09.18 - SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGOプロローグ
SUBARU BRZ GT300 過去の成績でも相性の良さが光るSUGOで上位を狙う
SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACEが9月21日(土)、22日(日)に、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで開催されます。
2024年シーズンのSUPER GTシリーズで、第5戦の鈴鹿350kmレースが台風の影響で12月7日(土)、8日(日)へと延期になったことで、シリーズはこの第6戦を含め、残り4戦となります。

今季のBRZ GT300はトラブルやアクシデントにあうことが多く、ここまで良い結果を出せていません。しかしシーズンは、ちょうど半分を終えたところと切り替えれば、上位へ進出できる可能性は十分あります。そのためには連続表彰台など条件は厳しくなりますが、2021年のチャンピオンチームには可能性が多く残されていると思います。
特に、最終戦となる鈴鹿は得意なコースであり、ハンディもノーウエイトとなるわけで、希望の星はまだ瞬いていると言っていいでしょう。

そのためにもこの第6戦SUGO300kmレースでは、良い結果がマスト条件になります。7月にはエントラント協会主催の公式テストが行なわれ、その時のラップタイムは、常に上位3位までに入るタイムをマークをしています。それだけにSUGOとの相性の良さを活かした強いレースに期待がかかります。
相性の良さでは、SUGOのGT300クラス最多ポールポジション回数は山内英輝がトップで5回、現行車の優勝回数もBRZが最多で2勝、さらにコースレコードも山内が2019年に出した1分16秒834が破られていないなど、結果を出せるサーキットと言えるでしょう。

またこのSUGO大会から予選方式が変更されます。Q1予選の組み分けはなくなり、27台が一斉に走行してタイムアタックをします。その上位14台がアッパークラスとなり、15位以下がロアークラスに分けられ、そして予選順位はQ1とQ2の合計タイムで決まります。
小澤正弘総監督
「SUGOは低中速で細かく回り込むコーナーが多いので、BRZ GT300は得意としてきました。その相性の良さを活かして良い結果に繋がるように頑張ります。またこのSUGOから予選方式が変わり、Q1は27台が一斉にアタックをするので、クリアラップをうまく作りトップを狙いたいですね。SUGOはコース幅も狭く抜きにくいレイアウトですから、やはり予選上位からスタートして逃げる戦略はいつも通りです」
第6戦SUGO GT300km(84周)レースは21日(土)、午前9時15分から11時00分まで公式練習が行なわれ、そして午後2時45分から予選Q1が始まります。シーズン後半からの大逆転メイク・ドラマに期待して熱い声援をお願いします。

RACE RESULT

2024.09.22 - 決勝
SUPER GT 第6戦 スポーツランドSUGO
Pos. No. Machine Driver Time / Diff Laps Best Lap Tire
1 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 2:11'59.248 79 1'21.982 BS
2 45 PONOS FERRARI 296 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー 4.032 79 1'23.063 YH
3 777 D'station Vantage GT3 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ 24.722 79 1'22.530 YH
4 7 Studie BMW M4 荒 聖治 ニクラス・クルッテン 35.217 79 1'22.941 MI
5 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 40.927 79 1'23.395 DL
6 31 apr LC500h GT 小高 一斗 中村 仁 48.074 79 1'21.567 YH
7 87 METALIVE S Lamborghini GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 1'00.225 79 1'23.949 YH
8 2 muta Racing GR86 GT 堤 優威 平良 響 1 Lap 78 1'22.724 BS
9 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹 河野 駿佑 1 Lap 78 1'23.733 YH
10 88 JLOC Lamborghini GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 1 Lap 78 1'23.914 YH
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

Fastest Lap : No.31 Kazuto Kotaka 1'21.567 60/40Lap (158.292km/h)

Start Time : 14:22'00 Finish Time : 16:33'57

SCスタート : 14:22'00〜14:29'29(3laps)
SC導入時刻 : ①15:00'33(25laps)〜15:15'46(31laps) ②15:34'31(43laps)〜15:48'41(49laps)
FCY導入時刻 : 15:32'39(43laps)〜15:34'31(43laps)

*1 CarNo.20 (15:07)罰金100,000円(SpR.25-6.「走行中にホイール脱落」)
*2 CarNo.6 Yoshiaki Katayama(15:26)ドライブスルーペナルティ(SpR.付則-3 8.「SC手順違反」)リタイヤのため未消化
*3 CarNo.6 Roberto Merhi Muntan(15:42)ペナルティストップ60秒(SpR.付則-4 4.「FCY中のピットイン」)リタイヤのため未消化
*4 CarNo.50 Yuga Furutani(15:52)ドライブスルーペナルティ(SpR.付則-4 3.「FCY中のコースアウト・クラッシュ」)
*5 CarNo.6 Roberto Merhi Muntan(16:55)ドライブスルーペナルティ(SpR.付則-4 2.2)「FCY中の減速違反」)リタイヤのため未消化

観客動員:(9/21) 8,900人 (9/22) 16,000人
> SUPER GTトップ > GALLERY
  • TEST
  • Rd1
  • Rd2
  • Rd3
  • Rd4
  • Rd5
  • Rd6
  • Rd7
  • Rd8
Scroll to top