2024.06.02 - SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット・決勝
レース中盤、SUBARU BRZ GT300はトラブルに見舞われリタイア
SUPER GTシリーズ第3戦「SUZUKA GT 3Hours RACE」の決勝レースが6月2日(日)に開催されました。SUBARU BRZ GT300を駆る井口卓人/山内英輝は予選で2番手を獲得、フロントロウから優勝を目指してレースに臨みます。天候は快晴に恵まれ暑さを感じさせた前日から一転、時おり雨が降る涼しさのなかでの開催となりました。正午からのウォームアップは、ウェットコンディションでスタート。路面コンディションの見極めは非常に難しく、3時間のレース中にどのような変化があるのか油断はできません。各チームとも走ってはタイヤを履き替え、慎重にシミュレーションを重ねていきます。
ウォームアップ後に太陽が顔を出し、コースは急速に乾いていきます。グリッドではドライコンディション寄りの足まわりにセットアップを変更するチームが続出。どんどんと路面は乾き、SUBARU BRZ GT300はスリックタイヤでのスタートを選択しました。決勝レースのスタートドライバーは、前戦同様に山内が務めます。山内がダブルスティントをこなし、最後は井口にステアリングを託すプランで臨みました。
レースは1時30分にスタート。山内は2番手のポジションを維持して周回を重ねていきますが、ストレートスピードに勝るライバルにかわされ3番手に後退。その後も順位を死守しながら、レース開始後約1時間で29周終了後にピットイン。タイヤ4本を交換し、給油を行ったのち再びコースに戻って行きます。レース前に小澤正弘総監督が「タイヤ無交換作戦を採るライバルとの差は詰められる」と語っていたとおり、山内はフレッシュなタイヤを活かして好ペースを保ちながら着実にポジションを取り戻していきます。44周目には、ヘアピンコーナーの立ち上がりでタイヤ無交換作戦のライバルをオーバーテイクし、表彰台圏内の3番手に浮上。レース後半に向けてよい流れを作れているように見えた矢先、突然のマシントラブルが山内を襲いました。47周目、駆動を失ったSUBARU BRZ GT300は、ヘアピン立ち上がりイン側の芝生に力なく停車。チームはリタイアを余儀なくされました。
小澤正弘総監督
「応援してくださったファンの皆さまに申し訳ない結果となってしまいました。まだ正確な原因は分かりませんが、クルマがまったく動かなくなってしまったので、駆動系に原因があると考えています。結果は残せなかったものの、週末を通じて、チームが目指している方向性は間違っていなかったと感じています。ライバルとの関係を相対的に見れば、いい方向に進んでいると思います。これからは夏場の暑い時期のレースとなりますが、私たちの使うダンロップタイヤにとっては得意なところで、ここでポイントを稼いでいくしかないと思っています。夏場の富士・鈴鹿・SUGOは得意なコースなので、それをターゲットにいいクルマを作っていきたいです。まず次戦の富士ではしっかりと戦ってリザルトを残していきたいと思っていますので、引き続き応援をよろしくお願いします」
「応援してくださったファンの皆さまに申し訳ない結果となってしまいました。まだ正確な原因は分かりませんが、クルマがまったく動かなくなってしまったので、駆動系に原因があると考えています。結果は残せなかったものの、週末を通じて、チームが目指している方向性は間違っていなかったと感じています。ライバルとの関係を相対的に見れば、いい方向に進んでいると思います。これからは夏場の暑い時期のレースとなりますが、私たちの使うダンロップタイヤにとっては得意なところで、ここでポイントを稼いでいくしかないと思っています。夏場の富士・鈴鹿・SUGOは得意なコースなので、それをターゲットにいいクルマを作っていきたいです。まず次戦の富士ではしっかりと戦ってリザルトを残していきたいと思っていますので、引き続き応援をよろしくお願いします」
井口卓人
「練習走行や予選など、出ている記録としては良い週末でしたが、クルマに難しさを感じた部分もありました。予選でももっといいパフォーマンスを出したかったのですが、それができず、個人的には悔しさが残ったのも事実です。その分、決勝ではしっかり表彰台に乗るため頑張ろうという思いで待っていたのですが、なんとも言いがたい結末となってしまいました。第2戦の富士も悪い感触ではなかったので、しっかりと準備し、自分自身も気持ちを仕切り直して挑みたいと考えています。またチームとともにファンの皆さんの前で笑顔を見せられるように頑張りたいと思います」
「練習走行や予選など、出ている記録としては良い週末でしたが、クルマに難しさを感じた部分もありました。予選でももっといいパフォーマンスを出したかったのですが、それができず、個人的には悔しさが残ったのも事実です。その分、決勝ではしっかり表彰台に乗るため頑張ろうという思いで待っていたのですが、なんとも言いがたい結末となってしまいました。第2戦の富士も悪い感触ではなかったので、しっかりと準備し、自分自身も気持ちを仕切り直して挑みたいと考えています。またチームとともにファンの皆さんの前で笑顔を見せられるように頑張りたいと思います」
山内英輝
「トラブルで止まってしまい、しっかりチェッカーを受けることができなかったので、SUBARUファンの皆さんや関係者に申し訳ない気持ちでいっぱいです。(ポールポジションからスタートした)777号車の速さにはついていけませんでしたが、週末の流れは非常に良い部分もあって、レースではタイヤ無交換で走るライバルをオーバーテイクできる速さもありました。クルマの速さは確実にあるので、今はとにかく前を見て、ダメなところはチーム全員で見直して、またファンの皆さんから声援をいただけるように、気を引き締めて頑張りたいと思います」
次戦のSUPER GT第4戦は8月3日(土)、4日(日)に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。序盤3戦での悔しい想いを払拭し、心機一転・チーム一丸となって戦うSUBARU BRZ GT300にご注目ください。
「トラブルで止まってしまい、しっかりチェッカーを受けることができなかったので、SUBARUファンの皆さんや関係者に申し訳ない気持ちでいっぱいです。(ポールポジションからスタートした)777号車の速さにはついていけませんでしたが、週末の流れは非常に良い部分もあって、レースではタイヤ無交換で走るライバルをオーバーテイクできる速さもありました。クルマの速さは確実にあるので、今はとにかく前を見て、ダメなところはチーム全員で見直して、またファンの皆さんから声援をいただけるように、気を引き締めて頑張りたいと思います」
次戦のSUPER GT第4戦は8月3日(土)、4日(日)に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。序盤3戦での悔しい想いを払拭し、心機一転・チーム一丸となって戦うSUBARU BRZ GT300にご注目ください。
予選アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/live/Wt6pfCUetQ8)
決勝アーカイブはこちら(https://www.youtube.com/live/DDTLD4bPnBk)