2024.03.25 - SUPER GT公式テスト 富士スピードウェイ
SUBARU BRZ GT300、富士公式テストで好走を見せる
前週の岡山国際サーキットにおけるSUPER GT公式テストに続き、3月23日(土)・24日(日)に富士スピードウェイにて同公式テストが行われました。初日は、午前に3時間のフリープラクティス、午後は新フォーマットの模擬予選、2日目も午前3時間、午後に3時間のフリー走行が組み込まれました。
初日の23日は、朝から生憎の雨。しかも3月中旬にもかかわらず気温は低く、路面温度も上がらない、悪条件の中での公式テストとなりましたが、集まった熱心なレースファンは寒さに震えながらGTカーの走りに見入っていました。午前のセッションが2時間を経過するとさらに雨足は強くなり、GT300の1台が第2コーナー先で激しくクラッシュ。動けなくなった車両と散らばったデブリ排除のため、赤旗中断に。その後コースコンディションの回復が見込めないため、11時30分過ぎにフリープラクティスの終了が告げられました。
時折勢いが弱まり、青空が顔を出すこともありましたが、午後の模擬予選はウェットコンディションのままで実施されることとなります。今回も新フォーマットによる予選です。台数の多いGT300クラスは、2グループに分かれてそれぞれQ1タイムアタックを競い、その順位によってQ2のアタック枠が上位16位以内と、17位以降の2グループに分けられます。それぞれのグループで記録したベストタイムを合算してポールポジション以下のスターティンググリッドが決まることになる、それが今シーズンの新ルールです。しかし、ウェット路面での予選の場合、たとえ10分間でも走行枠によって路面コンディションが顕著に異なるため、ウェットコンディションではQ2タイムでスターティンググリッドが決まります。
時折勢いが弱まり、青空が顔を出すこともありましたが、午後の模擬予選はウェットコンディションのままで実施されることとなります。今回も新フォーマットによる予選です。台数の多いGT300クラスは、2グループに分かれてそれぞれQ1タイムアタックを競い、その順位によってQ2のアタック枠が上位16位以内と、17位以降の2グループに分けられます。それぞれのグループで記録したベストタイムを合算してポールポジション以下のスターティンググリッドが決まることになる、それが今シーズンの新ルールです。しかし、ウェット路面での予選の場合、たとえ10分間でも走行枠によって路面コンディションが顕著に異なるため、ウェットコンディションではQ2タイムでスターティンググリッドが決まります。
SUBARU BRZ GT300は、Q1を井口卓人が担当し、ヘビーウェットのためステアリングを取られたり、ハイドロプレーニングに乗ったりと各車ドライバーそれぞれが奮闘する中、井口は3番手タイムを記録。Q2を担当する山内は上位グループで走れる権利を得ました。その後、路面の状況は徐々に好転してゆき、GT300の最終枠となるQ2上位グループの時間には、この日のベストコンディションに。気合を込めてコースインした山内は、計測1周目で他を引き離すトップタイム1分44秒939を記録。次の周のセクター1もベストタイムで通過しましたが、その後スローダウンしてピットに戻っています。トップタイム確実かと思われましたが、その後アタックを続けた#88号車ランボルギーニが山内のタイムを0.01秒上回り、61号車BRZは2番手タイムとなってしまいました。山内は、「最悪だった先週(岡山公式テスト)の模擬予選に比べれば、気持ちよく終われました。Q1のAグループの時間帯よりコンディションが良かったのはラッキーでしたね。計測2周目も良い感じだったのですが、前走車に追いついてしまいアタックを中断しました」、と悔しさを覗かせていました。
この日ピットでチームの動向を見守り続けたリザーブドライバーの奥本隼士は、「先週の岡山以降、勤め先のレーシングシミュレーターで富士をひたすら練習してきました。また、チームの話を聞きながら、小学生でラジコンチャンピオンになった時、そういえばこんなふうにセッティングしていたな、と思い出したりしています」と語っていました。サーキット場内放送では、モニターを見ながらしきりにメモを取る奥本の姿が映し出されていました。
公式テスト二日目は、曇り空の下、ドライコンディションで午前のフリープラクティスを迎えました。しかし、気温は10度前後で寒さは前日と同等です。走り出しを担当した山内は積極的に周回を重ね、セッション中盤に井口に交代しました。また、セッション終盤には奥本がBRZ GT300に乗り込み、チェッカーまでの約20分間走行を続けました。多くのファンがピットレーンに集まるピットビューイングを挟み、午後2時から再び3時間のフリー走行が開始。予報通り小雨が降り出しており、路面はダンプからウェットへと変化していきます。最初の1時間は井口がステアリングを握り、続いて山内が乗り込みました。終盤はふたたび井口に代わり、また最後の数周は奥本が再びコクピットに収まり、時間いっぱいまで精力的に走り込みを続けていました。このセッションで61号車BRZ GT300は、2番手タイムでした。
公式テスト二日目は、曇り空の下、ドライコンディションで午前のフリープラクティスを迎えました。しかし、気温は10度前後で寒さは前日と同等です。走り出しを担当した山内は積極的に周回を重ね、セッション中盤に井口に交代しました。また、セッション終盤には奥本がBRZ GT300に乗り込み、チェッカーまでの約20分間走行を続けました。多くのファンがピットレーンに集まるピットビューイングを挟み、午後2時から再び3時間のフリー走行が開始。予報通り小雨が降り出しており、路面はダンプからウェットへと変化していきます。最初の1時間は井口がステアリングを握り、続いて山内が乗り込みました。終盤はふたたび井口に代わり、また最後の数周は奥本が再びコクピットに収まり、時間いっぱいまで精力的に走り込みを続けていました。このセッションで61号車BRZ GT300は、2番手タイムでした。