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SUPER GT 第8戦 もてぎ
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RACE REPORT

2024.11.03 - SUPER GT 第8戦 もてぎ・決勝
SUBARU BRZ GT300 マシントラブルでリタイヤ
11月3日(日)栃木県茂木町のモビリティリゾートでSUPER GTシリーズ第8戦「MOTEGI GT 300km RACE」の決勝レースが行なわれました。
決勝レースは前日の荒天から一転して快晴となりました。朝から青空で綺麗に晴れ渡り、そして11月初旬にしては暖かい朝を迎えました。

前日のウエット予選で5位を獲得したBRZ GT300ですが、ドライ路面でのセットアップはできていません。さらに例年第8戦は最終戦となるため、もてぎのコースはサクセスウエイトを降ろし、開幕戦とおなじ条件での走行となりますが、今季は第5戦が台風の影響で12月に延期されたため、サクセスウエイトを搭載しての走行になります。そうした過去に例のない状況で、各チームともドライセットをすることなく、決勝レースを迎えました。
そのため各チームとも、決勝前の20分間のウォームアップ走行で仕上げる必要があります。BRZ GT300も手探りな部分もありながらセットアップをしていきます。それでも最初の10分間で井口卓人がニュータイヤで計測すると全体トップのタイムをマークをしました。また山内英輝に交代しユーズドタイヤでも3番手のタイムをマークし、ドライ路面でのセットアップがうまくできていることが伺えました。

決勝レースがスタートする午後1時の気温は23度、路面温度32度とレース観戦には絶好の天気でした。スタートドライバーは井口卓人で、30ラップ手前でピットインをし、山内に交代してタイヤ4本交換のフルサービスで臨む作戦です。
井口はスタートで18号車を交わし4位にポジションをアップ。順調な滑り出しをしました。序盤はトップ4台が接近戦を展開します。井口は果敢に攻め65号車を追いかけますが、抜き去るまではいきません。しばらくトレイン状態が続きましたが、まもなく交代というタイミングの時、18号車に接触されアウト側に押し出されます。その間、後続の88号車にも抜かれ4位に後退。じつはトップを走る31号車と7号車が早めのピットインをしていたため、井口は2位のポジションにいました。
そして4位のままピットインをし山内に交代します。フルサービスを受けた山内は実質9位のポジションに下がりますが、タイヤ無交換作戦を取ったチームより1周あたり2秒ほど速く、まず2号車を追い抜きます。次のターゲットは52号車ですが、このマシンもタイヤ無交換だったため、8秒先行していましたが周回ごとに差を縮めていきます。

約10周ほどかけて52号車との差を1秒以内に追いつきます。あと少しで7位にポジションアップが見えたとき、1コーナー手前でマシントラブルが発生しハーフスピンをしながらコースアウトをしてしまいます。グラベルに捕まったBRZ GT300はそのままレースを終了しました。

小澤正弘総監督
「ファンの皆様の期待に応えることができず、申し訳ありません。原因の詳細はこれから戻って検証しますが、前回のレースとは異なるトラブルが出ていたようです」
次戦は延期された第5戦ASUZUKA GT 300km Raceが今季の最終戦として開催されます。12月7日(土)、8日(日)に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットでグランドフィナーレも行なわれます。トラブルの多いシーズンですが、最終戦を精一杯走りますので、引き続き応援をお願いします。



▼配信 URL
予選:11/2(土) 13:35~ https://youtube.com/live/taDVdAEQMmc?feature=share
決勝:11/3(日) 12:15~ https://youtube.com/live/i8Wt3KuxNmU?feature=share
※MC:結川 愛寿加 / 解説:吉田 寿博 (出演者順不同、敬称略)

2024.11.02 - SUPER GT 第8戦 もてぎ・予選
SUBARUBRZ GT300 雨で難しいコンディションの中、予選5位を獲得
2024年SUPER GT シリーズ第8戦「MOTEGI GT 300km RACE」の公式予選が11月2日(土)に行なわれました。朝の公式練習は5回の赤旗中断があるなど雨の影響は大きく、午後の予選がどのようになるのか不透明な中、走行が始まりました。SUBARU BRZ GT300は、マシン修復後の最初の走行となるため、バランスを見ながらの走行に終始しました。
午後の予選は、今季第5戦で変更された新予選方式が、今回初めて実施されました。しかしながら、雨での予選となったため合算タイム方式ではなくQ2予選の結果がそのまま決勝のグリッド順となる予選となりました。雨量の違いなど走行タイミングによって違いが起こりやすく、イコール条件とならないことを避けるための方式です。

Q1予選はエントリーした27台全車が一斉に20分間の走行をする新方式で行なわれ、SUBARU BRZ GT300は井口卓人が走りました。しかし、雨の影響からコースアウトやスピン、タイヤ交換するチームもあるなど混乱気味のQ1予選です。
井口は赤旗からの予選再開後にタイムアタックをし、3つのセクターで自己ベストを更新。そして最後の第4セクターをアタック中に他のマシンのコースアウトにより赤旗となり、セッションが終了してしまいました。結果的にタイムアタックのできていない井口は11位でしたが、上位14台には入ることができ、Q2予選でポールポジションの可能性を残しました。

アッパークラスに残ったBRZ GT300は山内英輝がアタックをします。予選時間は10分間。インラップを入れて5周計測できますが、温まりの良いダンロップタイヤを履いた山内は2ラップ目にベストタイムを出しトップに立ちます。さらにタイムアップを目指す山内ですが、タイムアップはできません。逆にタイヤに熱の入ったライバルチームがタイムを出し始め、山内のタイムは5番手となりQ2を終了しました。
小澤正弘総監督
「マシン修復後でドライ走行なしでの予選でしたが、いい結果が残せたと思います。井口もタラ・レバですが、計測できていれば上位に残れたのは間違いないです。山内はいいアタックができたと思いますが、路温や雨量などコンディションがライバルにマッチしていた結果だと思います。明日は晴れる予報なので綺麗なドライ路面になると思います。ラバーの乗っていないコンディションであればダンロップはいいグリップ力を発揮するので期待できます」
山内英輝
「今日のところは、あれが精一杯でした。タイヤの違いを感じましたが今回のタイヤはウォームアップが早く、すぐにアタックできたのはこれまでにない経験なので、今後に繋がると期待してます。明日の決勝は前を狙う以外ないので、ひとつでも順位を上げられるように頑張るので、応援をお願いします」
明日の決勝は、午後1時から300km、63周のレースがスタートします。ドライ路面でのセットアップをどのチームもできていないイコール条件なので、合わせ込みの幅が広いBRZ GT300に十分チャンスがあると期待できます。上位フィニッシュを目指すBRZ GT300へ、ぜひ、熱い応援をお願いします。



▼配信 URL
予選:11/2(土) 13:35~ https://youtube.com/live/taDVdAEQMmc?feature=share
決勝:11/3(日) 12:15~ https://youtube.com/live/i8Wt3KuxNmU?feature=share
※MC:結川 愛寿加 / 解説:吉田 寿博 (出演者順不同、敬称略)

2024.11.01 - SUPER GT 第8戦 もてぎ・予選直前情報
SUBARU BRZ GT300 高い競争力を活かし上位を狙う予選
2024年SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 300km RACE」が11月2日(土)、3日(日)に、栃木県茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催されます。
残り2レースとなった今シーズンですが、良いリザルトに結びつくレースができておらずドライバーランキング15位、チームランキング17位と思うように上位進出ができていません。このもてぎ大会ではサクセスウエイトは半減され、マシン重量は1312kgで今季2番目に軽い状態となりました。

もてぎのコースレイアウトはストップ&ゴーと言われ、低速からの加速は自然吸気の大排気量車、つまりGT-3勢が有利とされています。SUBARU BRZ GT300は軽さとコーナリングスピードを活かし、ブレーキング競争で競り勝ち、加速で離されない展開ができれば上位進出が期待できます。そのブレーキシステムも仕様変更を行ない不安は一掃されました。
また第5戦の鈴鹿大会で予選方式の変更を行なう予定でしたが、台風の影響や天候不順が重なり、この第8戦まで新方式の予選が行なわれていません。そして今回のもてぎ大会も再び天候は怪しく、新方式の予選が行なわれるのか予測できない状況です。

しかしながら、第6戦のSUGO大会、そして第7戦のオートポリスでも雨中の走行は手応えがあり、新規投入したダンロップのレインタイヤへの信頼は高くなっています。
小澤正弘総監督
「また雨になりそうですが、予選はやりたいです。新方式がずっと行なわれていませんが、きちんと競争してみたいです。今季はマシンの速さはあるので、予選ができれば上位に入れて決勝もいい方向にいくと思うのですが、天気だけはどうにもできないので、その環境の中でベストを尽くします。ここまでのレースでは、雨でも上位に残れているので、結果に繋げたいですね」

井口卓人
「マシンは何も無かったように綺麗に修復できていて、メカニックの皆さん、チームのみんなには感謝します。それだけでなくパーツを提供してくれるサプライヤーさんの協力がなければ、この短期間でここまでは治せなかったと思うのでありがたいです。明日の予選は雨かもしれませんが、オートポリスでは調子が良かったし、雨での手応えもあって十分走れるので、予選ができるレベルの雨量であって欲しいですね。それと今季は完走率が悪いので、チェッカーは受けたいと思っています」
山内英輝
「まずは、この短期間でマシンを治してくれたみんなに感謝と、井口選手が無傷であることの嬉しさがあります。マシンも綺麗になったし、雨でも大丈夫なので、しっかり走りますので、また応援をお願いします。」

明日2日(土)は、午前9時から10時45分まで公式練習が行なわれます。チームはいつもどおりの手順でセットアップをし、ベストな状態に仕上げて午後の予選に備えます。そして午後2時から新方式の予選Q1が始まります。上位14台がアッパー組、そして15位以下がロワー組に分かれ、Q2予選を各組で行ない、Q1のタイムとの合算でポールポジションが決まります。
そして決勝は300km、63周で競われ3日(日)の午後1時にスタートします。今季1勝を目指すSUBARU BRZ GT300への応援をよろしくお願いします。



▼配信 URL
予選:11/2(土) 13:35~ https://youtube.com/live/taDVdAEQMmc?feature=share
決勝:11/3(日) 12:15~ https://youtube.com/live/i8Wt3KuxNmU?feature=share
※MC:結川 愛寿加 / 解説:吉田 寿博 (出演者順不同、敬称略)

2024.10.30 - SUPER GT 第8戦 もてぎ・プロローグ
SUBARU BRZ GT300 マシン修復を終え表彰台を目指す
2024年SUPER GTの第8戦「MOTEGI GT 300km RACE」が11月2日(土)、3日(日)に、栃木県茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催されます。
前戦のオートポリス決勝レースでは、前半山内英輝の神がかり的な走りで18位スタートからトップに立つシーンがあり、井口卓人も順位を挽回する走りを見せました。しかしながらブレーキトラブルでクラッシュを喫してしまい、81周完走という結果になりました。

マシンのダメージは右側の前後サスペンション、アーム類にダメージがあるもののフレームに狂いが生じるような影響はなかったため、早い段階でマシン修復はできました。また外装パーツ、エアロパーツ類も交換しています。原因となったブレーキも原因が解明でき、対策を施すことで安全を担保することができると判断し、第8戦もてぎ大会に参戦します。
そして第5戦の鈴鹿大会から導入を予定していた、新予選方式が天候の影響をずっと受けていて、この第8戦もてぎ大会で初めて行なわれることになります。27台全車が一斉にQ1予選を走り上位14台までがアッパーグループ。15位以下がロワーグループとなり、Q2はそのグループごとに走りQ1との合算タイムで、ポールポジションを決定します。

さて、チームランキングもドライバーランキングも厳しい状況が続いていますが、残り2戦の展開をどのように考えているのか小澤正弘総監督に話を伺いました。
小澤正弘総監督
「オートポリスでの山内の走りは想像以上で、タイヤと路面のマッチングや予選でスリックがほぼ使えなかったことが幸いして、新品タイヤを使えたこともいい走りにつながったと思います。今回のもてぎでは、そこまで都合のいい条件が転がり込むようなことはないので、しっかり状況を見据えながらになります」
「マシンの修復も終わりましたし、原因も解明できたのでひとまずスタートラインには立ちます。今後、こうしたトラブルがでないように細心の注意を払っていきます。今後のレースですが、オートポリスでもマシンの速さ、コーナリングスピードともに速いことがわかったので、鈴鹿では勝ちにいきます。このもてぎもと言いたいところですが、やはりGT3勢が優位なレイアウトなので、表彰台を目指すレースになると思います」
2日(土)は午前9時から10時45分まで公式練習が行なわれ、午後2時からQ1予選です。参加27台のGT300クラスのマシンが一斉に走ります。決勝レースは3日(日)午後1時にスタートし、300kmレースを63周で競います。表彰台を目指し全力で走る姿をお見せしますので、最後まで応援をよろしくお願いします。



▼配信 URL
予選:11/2(土) 13:35~ https://youtube.com/live/taDVdAEQMmc?feature=share
決勝:11/3(日) 12:15~ https://youtube.com/live/i8Wt3KuxNmU?feature=share
※MC:結川 愛寿加 / 解説:吉田 寿博 (出演者順不同、敬称略)

RACE RESULT

2024.11.02 - 予選
SUPER GT 第8戦 もてぎ
Pos. No. Machine Driver Q1 Q2 Diff Tire
1 31 apr LC500h GT 井口 卓人 山内 英輝 2'01.656 1'57.322 DL
2 7 Studie BMW M4 荒 聖治 ニクラス・クルッテン 2'00.193 1'57.479 0.157 MI
3 18 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志 小出 峻 2'01.119 1'57.661 0.339 DL
4 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 1'59.102 1'57.954 0.632 BS
5 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 2'01.656 1'58.068 0.746 DL
6 45 PONOS FERRARI 296 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー 1'58.352 1'58.242 0.920 YH
7 6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 片山 義章 ロベルト・メリ・ムンタン 2'00.592 1'58.367 1.045 YH
8 87 METALIVE S Lamborghini GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 2'01.174 1'58.547 1.225 YH
9 777 D'station Vantage GT3 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ 2'01.588 1'58.639 1.317 YH
10 50 ANEST IWATA Racing RC F GT3 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 2'00.858 1'59.408 2.086 YH
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

Start Time: 15:13'00 Finish Time: 15:23'00

【走路外走行により不採用としたラップタイム】
CarNo.2: 2'03.802 1/4


Stad Time: 15:31'00 Finish Time: 15:41'00
2024.11.03 - 決勝
SUPER GT 第8戦 もてぎ
Pos. No. Machine Driver Time / Diff Laps Best Lap Tire
1 88 JLOC Lamborghini GT3 小暮 卓史 元嶋 佑弥 1:55'28.374 59 1'50.411 YH
2 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 1 Lap 58 1'50.383 BS
3 18 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志 小出 峻 1 Lap 58 1'50.453 DL
4 87 METALIVE S Lamborghini GT3 松浦 孝亮 坂口 夏月 1 Lap 58 1'49.735 YH
5 7 Studie BMW M4 荒 聖治 ニクラス・クルッテン 1 Lap 58 1'49.987 MI
6 777 D'station Vantage GT3 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ 1 Lap 58 1'50.764 YH
7 52 Green Brave GR Supra GT 吉田 広樹 野中 誠太 1 Lap 58 1'50.839 YH
8 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1 Lap 58 1'51.531 BS
9 6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 片山 義章 ロベルト・メリ・ムンタン 1 Lap 58 1'51.193 YH
10 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 片岡 龍也 1 Lap 58 1'51.155 YH
DNF 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人 山内 英輝 19 Laps 40 1'50.369 DL
・タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
・SW=サクセスウェイト(kg)

Fastest Lap No.87 Kosuke Matsuura/Natsu Sakaguchi / METALIVE S Lamborghini GT3 1'49.735 (5/58)

Start Time: 13:07'08 Finish Time: 15:00'58

FCY導入時刻: ①13:18'01(6Laps)〜13:21'00(7Laps)、②13:23'58(8Laps)〜13:26'53(9Laps)、③14:27'12(44Laps)〜14:29'32(44Laps)

黒白旗提示
CarNo.6 Yoshiaki Katayama (13:51) SpR13 1違反「CarNo.45への接触」
CarNo.87 Kosuke Matsuura (14:22) SpR13 1違反「CarNo.18への接触」

*1 CarNo.25 (13:40) 罰金 ¥100,000- (SpR25-6.違反「タイヤ脱落」)
*2 CarNo.48 Taiyo Ida (13:43) ドライブスルーペナルティ (SpR付則4-2.2「FCY中の減速違反」)

観客動員:(11/2) 12,300人 (11/3) 30,000人
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